3月5日に一泊二日で雲取山へ行ってきました

2017年3月5日に一泊二日で雲取山へ行ってきました。 
 この時期は、少し前まで毎年のように雲取山へ行っていた。 昨年は行かなかったが、今年は新潟へ生活拠点を移した山仲間と久しぶりに一泊二日で雲取山へ行く事にした。 今年は雪が少なそうであるが、果たしてどうなるであろうか? そして、天気が好ければ雲取山山頂で無線運用もしてみたいと思う。 久しぶりのロングランなので、果たして確り歩けるか?少しい不安もある。 

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山での行動中は天気も良く、奥多摩駅から小袖乗越までタクシーが使え、山頂までの行程も短縮できた。 心配した雪も、堂所を過ぎた辺りからちらほら登山道にも現れるようになるが、雲取山山頂までアイゼンは全く必要なかった。 しかし、山頂から雲取山荘までは積雪が多くアイゼンを使う。 山頂では風も弱く天気が好かったので、久しぶりに無線運用も行った。 二日目の下山は、何時もより早めに雲取山荘からアイゼンを装着して出発し、早めのバスで帰途に着いた。 しかし、下りは左膝の痛みが出始め、少し辛い下りであった。 そして今回は、この時期に悩まされる花粉症が出なかったのが良かった。  


実施日:2017.03.05(日)~06(月)

参加者:2名

天候 :3/5 晴れ 
    3/6 晴れのち曇り

コース:
3/5 登戸駅集合→(南武線)→立川駅→(青梅線)→奥多摩駅→(タクシー)→小袖乗越→堂所→ブナ坂→小雲取山→雲取山→雲取山荘

3/6 雲取山荘→小雲取山→ブナ坂→堂所→小袖乗越→鴨沢→(バス)→南二丁目→玉翠荘(入浴)→奥多摩駅→(青梅線)→立川駅→(南武線)→登戸駅解散


3/5 雲取山へ

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毎年、この時期は電車のダイヤ改正があり、今年は南武線登戸駅6時17分発の立川行き電車内で山仲間と合流する。 立川で青梅線に乗り換え奥多摩駅へ向かうが、数年前から立川から奥多摩へ向かう直通電車が極端に少なくなった。 私は花粉症であるが、今年はまだ表情がほとんど表れていない。 しかし、表情が現れてから薬を飲んだのでは遅いので電車内で薬を飲む。 途中駅の青梅で電車を乗り継ぎ8時12分に奥多摩駅に到着する。 車内から駅前で客待ちしているタクシーを確認し、到着と同時に山仲間が一番で駅舎を出てタクシーを確保する。 私は、登山計画書を駅舎入り口横に設置されている計画書入れに投函する。 タクシーに行先の「小袖乗越の雲取山登山口」を告げ、8時13分に奥多摩駅を後にする。 若い運転手は、「奥多摩駅で何時も客待ちをしているが、一台だけである。」と云う。 さらに「小袖乗越までは、現在鴨沢からの道路が工事中の為、少し遠回りになるが山梨県側から入る。」と、云う。 少し交通費が高くなるが、少なくとも鴨沢と小袖乗越間の行程が30分弱短縮できる。 8時45分、標高757mの小袖乗越の雲取山登山口に到着する。 我々が小袖乗越に到着と同時に、8名ほどのパーティーが出発して行く。 我々は薄着になりストックを伸ばしで8時51分に、雲取山へ向けて歩き始める。 

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舗装道路から道標に従い、擁壁の上に続く雲取山への登山道に入る。 暫くは自然林の中を歩くが、やがて植林の中を歩くようになる。 緩い傾斜の登山道を、25分ほど歩くと廃屋となった民家の前を通過する。 暫くすると急な斜面にフェンスで囲ったフキノトウの畑の所を通過するが、今は全く荒れてフキノトウは芽を出していない。 後ろに登山者が居ないためマイペースで緩い傾斜の登山道を歩く。 9時44分、標高990mに建っていた小袖部落最上部の民家跡を通過する。 日当たりの良い登山道は所々で霜が融け、泥道になっている。 しかし、今回は一番新しい重登山靴を履いてきたので、水が靴の中へ入る心配は全くない。 10時07分、標高1100mにある水場を通過する。 水場には単独の女性が水を汲んでいた。 この頃になると、下山してくる登山者と時々擦れ違う様になる。 

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水場を過ぎると、やがて右前方に七ツ石山から続く石尾根が見えるようになる。 前回と違い、花粉対策用のマスクを着けてないので、息苦しいこともなく歩き易い。 やがて登山道に大きな岩が現れると、最初の小休止ポイントの堂所は近い。 10時29分、標高1238mの尾根上に建つ、堂所の標識前を通過し、少し進んだ登山道が広くなった所で最初の小休止を10分弱とる。 この辺りで、雲取山までの行程の30%ほどを消化したことになる。 雪はこの辺りから登山道にも付き始めるが、アイゼンを使うようなことはない。 

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小休止が終わり出発すると、今までの登山道より傾斜が付き始める。 10分ほど歩くとV字に登山道が折れ曲がり、日当たりが悪く、登山道に凍った雪が残る植林の中の登山道を登る様になる。 過って、このV字の曲がり角を見落とし、真直ぐ進んでえらい目に遭った事がある。 最近はこの曲がり角に大きな標識が設置され、間違えることはない。 やがて植林帯から出ると同時に、尾根を跨ぎ七ツ石山の山腹をトラバースするように付けられた巻路が始まる。 ここから七ツ石山を巻き終わるブナ坂十字路までは、標高差230mほど稼がねばならない。 11時24分、標高1515mで七ツ石小屋への分岐である七ツ石小屋下を右に分ける。 ここから涸沢の源流部を二ヶ所ほど通過し一気に標高を上げる。 この辺りから先は暫く日当たりの悪い場所が多く残雪が多くなるが、気温が高いので凍った所が無くアイゼンを使うほどのことはない。 しかし、明日の下山時には早朝のため、残雪が凍結しアイゼンは必須であろう。 やがて七ツ石山の西側山腹になると、残雪が多くなるが傾斜は緩み始める。 

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ブナ坂十字路が近づくと、梢越しに小雲取山から雲取山山頂部に建つ避難小屋が望めるようになる。 12時06分、雪が残る標高1652mのブナ坂十字路を通過する。 ブナ坂十字路付近は日陰なので、小休止をとるために稜線を少し登った所へ向かう。 しかし、少し登った所には30名ほどの登山者の集団が休んでいるので、更に高い所へ向かう。 12時12分、標高1676mの見晴らしの良いピークで二回目の小休止をとる。 ここからは後山川越しに飛竜山から三ツ山への稜線が雄大に眺められ、その後ろには稜線に雪を被った南アルプスが眺められる。 ここまで行程の三分の二ほどを消化したことになる。 

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10分ほどの小休止が終わり、歩き始める。 ここから奥多摩小屋の先までは、稜線上の樹木が切り払われた防火帯に付けられた展望の良い登山道歩きになる。 しかし、日当たりが良いため足元は雪や霜が融け、泥田の様になっている。 小さなピークを東側に付けられた巻路で巻きながら標高を稼いで行く。 やがて稜線上に作られた臨時のヘリポートを過ぎると、奥多摩小屋は直ぐ近くである。 12時45分、標高1745mに建つ奥多摩小屋の前を通過する。 

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奥多摩小屋から少し登ると、標高1813mのピークを迂回する巻道へ入る。 暫くは笹に囲まれた傾斜の無い登山道を真っすぐに進む。 やがて稜線上へ出ると、1813mピークを越えてくる稜線上の登山道を合わせ、巻路が終了する。 ここから小雲取山までは、二段になった標高差140mほどの急坂が始まる。 おそらくこの上り坂は、鴨沢から雲取山までの間で一番辛い上り坂であろう。 少し登ると、右側から富田新道合わせる。 日原側から雲取山へのルートは大ダワ林道、富田新道、唐松谷林道と三本あるが、現在唯一使用できるのはこの富田新道だけである。 急坂は霜が融け、融けた水が流れている。 大した距離でないので、我慢して登る。 13時20分、急坂を登り切り標高1937mの小雲取山に到着し、一息つく。 登って来た方を振り向くと、歩いてきたブナ坂十字路からのルートが眺められる。 

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毎回、小雲取山頂で小休止をとるが、今回は地面が泥だらけなのでザックを降ろさずそのまま通過する。 ここから雲取山山頂までは、楽しい最後のプロムナードが続く。 小雲取から樹林の中を横切ると、広く展望の効く稜線上を進むようになる。 正面には雲取山山頂直下に建つ避難小屋が見える。 やがて、雲取山荘への巻路を右に見送ると、避難小屋が徐々に大きく見えるようになる。 景色を眺めながら、稜線伝いに小さなアップダウンを越えながら進み、最後の登りになる。 

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13時40分、雲取山頂直下の避難小屋に到着する。 避難小屋の外にある温度計を見ると、6℃を表示しているが、小屋の中の温度計は2℃を示している。 小屋の中は綺麗に清掃され、詰めれば30名ほどが泊まれる。 頂上部は風もなく日当たりが良いので、直ぐに三角点のある頂上へ向かう。 山頂には新しく大きな石造りの山頂標識が建てられ、更に西暦2017年と雲取山山頂標高の2017mを記念した標識も建てられている。 暫く写真を撮り、三角点のすぐ近くの岩に腰を下ろし、久しぶりに雲取山頂で無線運用を行う。 学生の頃はこの山頂に発電機を持ち上げ、大型アンテナを建てて無線運用を行っていたが、無線運用はそれ以来である。 1.2GHz帯で運用を開始すると、八千代市のJN1EOT局、厚木市のJA1RYD局、熊谷市のJE1HXZ局、川崎市のJG1UCF局、富津市のJG1UCF局、足利市のJR1BEI局と交信ができる。 暫くすると、ブナ坂十字路付近で追い抜いた団体登山者が山頂に到着する。 

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6局ばかりと交信ができ、満足した所でアイゼンを装着し、14時31分に雲取山荘へ向けて降下を開始する。 雲取山荘までのルートは、北側の樹林の中に付いた傾斜のきつい下り坂で、雪が多い。 所々、雪が凍り、まるで氷の滑り台の様になっている所もある。 しかし、例年と比べ積雪は少ないように思う。 私のアイゼンは重登山靴に合わせてある出歯の12本歯で、アイゼンの裏側に雪が付きにくいようになっている。 この程度の積雪なら4本歯のアイゼンでも充分であるが、今回の靴に合うアイゼンがこれしかなかったので持参した。 さすがにグリップがよく、どんなところでも下れる。 山仲間のアイゼンは、気温が高いので直ぐにアイゼンの裏に雪が団子状に付き始め、歩き難くそうである。 ルートには所々でロープが張られ、登山道からはみ出さない様にしてある。 やがて、樹木の間から雲取山荘の赤い屋根が見え始め、発電機のエンジン音が聞こえ始める。 

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14時50分、標高1830mに建つ雲取山荘に到着し、山荘玄関前でアイゼンを外し、靴に付いた雪を落とす。 その後、小屋へチェックインする。 我々より先に二組ほど既に到着しているようである。 一泊二食付きで申込み、一階の個室に案内される。 山荘従業員に聞くと、30名ほどの団体が宿泊するとの事である。 先ずは、部屋で荷物を片付け、暖められた炬燵に足を突っ込む。 30分ほどのんびりした後、ストーブのある食堂前のロビーで酒を飲み始める。 酒を飲んでいると、30名の団体が到着する。 彼らは、山荘二階に宿泊するようである。 更に、カナダから来た台湾人とスペイン人の二人連れが到着する。 二年前の日曜日にこの山荘に泊まった時は、我々だけであったが今回は随分と人数が多い。 やはり標高2017mと2017年の為なのであろうか? 夕食まで到着した外人と、ストーブを囲んで話をする。 彼らは11日間の休暇を利用して雲取山を登りに来たようである。 暫くすると、30名の団体の一部が、山荘内の見学をしている。 どうやら単なる登山者ではないようである。 18時より夕食が始まる。 夕食は、定番のハンバーグ定食である。 夕食後、真っすぐ部屋へ戻り、19時には床に着く。 


3/6 雲取山荘から下山する

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早く寝たので、23時、2時、3時と頻繁に目が覚める。 4時に寝る事に耐えられなくなり起床する。 暫くすると山荘の発電機が動き始め、部屋の電灯が明るく灯る。 帰りに使う鴨沢からのバス便は、10時35分鴨沢発を逃すと13時までない。 そこで、朝食後直ぐに山荘を出発し、雲取山頂を通らず巻路を使って真っすぐ鴨沢へ下山することにする。 早めに食堂前へ行くと、5時少し前に朝食を食べれるようになる。 朝食の内容は、毎度おなじみの飯、味噌汁、鮭、生卵、海苔、ふりかけである。 10分ほどで朝食が終わり、トイレに寄って5時20分には山荘玄関をでる。 外でアイゼンを装着し、まだ暗い中キャップランプを灯して5時27分に雲取山荘を後にする。 山荘から少し登り、巻路へ入る。 巻路にはトレースが付いているので、それに従って歩けばよい。 歩いていると徐々に周囲が明るくなり始める。 6時14分には東の空の雲の上に太陽が顔を出し始める。 巻路はほとんど傾斜が無いが、長く感じる。 

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6時15分、巻路分岐を通過し、6時22分に小雲取山に到着する。 ここで、不要となったキャップランプを片付け、上着を一枚脱いでザックに入れ、直ぐに歩き始める。 昨日の登りの時は、地面の霜が融けて登山道がグチャグチャであったが、早朝のため固く凍り付いている。 この辺りの雪は既に融けて無くなっているが、この先七ツ石山の巻路には残雪が凍り付いている所が何ヶ所かある。 そこを通過するまでは雪や氷が無くとも、歩き難いがアイゼンを着けたまま下る。 6時41分、奥多摩小屋の前を通過する。 ここからブナ坂十字路までは、景色の良い稜線歩きである。 まだ地面が凍り付いているので歩き易い。 

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7時06分、ブナ坂十字路から七ツ石山の巻路へ入る。 暫くは凍結した雪の上を歩く。 やがて、二ヶ所の涸沢源流部の山襞トラバースを終わると残雪が無くなり、最初の七ツ石山分岐でアイゼンを外しザックへ収納する。 アイゼンを外すと足が軽くなり歩き易くなる。 毎回、この季節の下山時には、堂所で最後の小休止をとるが今回はそのまま通過する。 ここから先は傾斜も緩み、下りやすくなる。 しかし、グリップの良いアイゼンを暫く装着して下ったので、私の左膝に痛みが出始める。 

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やがて、登山道を塞ぐ大石、水場、小袖集落の一番奥にある民家跡を通過する。 登山道の左下には、小袖集落の中を走る舗装道路が眺められるようになる。 膝が痛むので余計に登山道が長く感じる。 そろそろ下りも飽きてきた9時05分に、小袖乗越の雲取山登山口に到着する。 ここからは少し舗装道路を歩き、また山道を下る。 舗装道路を少し歩くと、地元の広い無料駐車場があり、そこには新しいトイレが設置されている。 

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新しいトイレ脇から再度山道に入り、標高を下げて行く。 比較的急な下り坂なので、膝が痛む。 やがて、登山道から舗装された急傾斜の幅狭い車道へ変わり、民家の横を通って標高を下げる。 9時27分、鴨沢バス停に到着する。 雲取山荘からここまで一気に4時間で下ってきたことになる。 バス停にはこれから登る登山者が一人、出発の準備をしている。 我々はバス停横のトイレの水道で、泥で汚れた靴とアイゼンを洗い、荷物を片付けていると奥多摩駅行きのバスが到着する。 予定していたバスの一本前の、9時35分発バスに乗車する。 バスの乗客は我々二人だけである。 バスの中で荷物の片づけを終わらせ、10時09分に南二丁目でバスを降り、少し歩いた玉翠荘へ向かう。 ここは休みなしに日帰り風呂が使える。 時間が早いので貸切状態で、ゆっくり湯に浸かり、さっぱりする。 その後、奥多摩駅前の食堂へ行くが、まだ営業してなく、とりあえず奥多摩駅から11時02分発の電車で立川へ向かう。 電車に乗ると、雲取山荘で会った外人と再会する。 彼らは新宿のワシントンホテルへ向かうようである。 我々は途中立川駅で昼食を兼ねた反省会を行う。 その後、14時に南武線に乗車し、14時30分に登戸駅で解散する。 


今回歩いたコースです。
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GPSの往路トラックデータは実に綺麗に取れているが、帰りにはブナ坂十字路辺りで電源がオフになり、その後のデータが取れていなかった。 おそらく、前日の電池をそのまま使っていたことにより、低気温のため電池の温度も下がり起電力が低下し、電源が切れたのであろう。 最近、GPS電池ホルダの電池との接点が酸化により接触抵抗値が高くなり始めたのも原因の一員であろう。 そろそろ、新しい電池へ交換する時期であろう。 


費用
費用
電車代(登戸→奥多摩)@¥920
タクシー代(奥多摩→小袖乗越)@¥5950
宿泊代(一泊二食)@¥7800
バス代(鴨沢→南二丁目)@¥630
風呂代@¥750
電車(奥多摩→登戸)@¥920

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