5月26日に奥多摩湖から尾根伝いに奥多摩駅までを歩いてきました

2013年5月26日に奥多摩湖から尾根伝いに奥多摩駅までを歩いてきました。 
何時も一緒に行く山仲間は木曜日に単独で山へ行ったようなので、日曜日は私一人で山へ行く計画を立てた。 行き先は奥多摩で、まだ私の歩いていない尾根道を歩きたくなり、更に少し長めに歩こうと奥多摩湖から小河内峠へ登り、そこから御前山、大ダワ、鋸尾根を経由して奥多摩駅までのコースを計画した。 ところが、前日の土曜に何時もの山仲間から電話があり、「明日の山は何処へ行くの?」と云ってくる。 週末は山へ行かないと思っていたが行けるようなので、計画したコースを一緒に行くことにした。 

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天気も良く湿度も比較的低く、絶好の登山日和となった。 電車、バスも登山者で溢れかえっている。 しかし、今回計画したコースを歩く人は少なく、惣岳山と御前山以外は殆ど人に会わず静かな山旅となった。 今回の小河内峠から惣岳山までを歩いたことにより、鶴峠から日ノ出山まで通して稜線を歩いと事になる。 残るは鶴峠と松姫峠の間だけで、ここを潰せは大菩薩嶺から日ノ出山までの稜線歩きが繋がることになる。 久しぶりのロングランで多少疲れたが、それでも終日新緑の中、楽しい山歩きができた。 


実施日:2013.05.26(日)

参加者:2名

天候 :晴れ

コース:南武線登戸駅集合→(立川経由)→奥多摩駅→(バス)→奥多摩湖→小河内峠→惣岳山→御前山→鞘口山→大ダワ→(鋸尾根経由)→登計峠→三河屋(入浴)→寿々喜家(反省会)→奥多摩駅→(立川経由)→登戸駅解散 

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奥多摩へ行く時は、何時も南武線登戸6時09分発の電車内で山仲間と合流する。 天気がよく、南武線内も大勢の登山者が乗っている。 立川で青梅線に乗り換え、ウトウトしている内に奥多摩駅近くまで来ている。 車内を見渡すと、何時もより大勢の登山者が終点の奥多摩駅へ向かっている。 7時47分、電車が奥多摩駅に到着と同時に一番で改札口を通過し、登山計画書を計画書ポストへ放り込み、駅前のバス停に停まっている峰谷行きのバスに乗車する。 バスは直ぐに通勤バスの様に満員になり、7時55分に奥多摩駅を出発する。 途中のバス停で10名ほどが下車する。 8時10分、標高530mの奥多摩湖バス停に到着し、10名ほどの乗客と一緒に下車する。 バス停前で薄着になり、出発の準備を行う。 奥多摩湖の水位を見ると、例年より随分と低い。 ダムサイトの保安所の表示を見ると、貯水率は65%となっている。 今年の夏は、水不足になるのであろうか? 

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8時16分、バス停を後にダム堰堤上を歩き対岸へ向かう。 放水堰堤を通過し、さらに巨大な堰堤を通過する時には、何時も左側の堰堤下を覗いてみる。 目も眩むような高さで、眼下には水力発電所が稼働しているのが眺められる。 やがて対岸に渡り切ると、前後に歩く登山者の大半はサス沢山経由の大ブナ尾根へ向かう。 8時27分、我々は小河内峠の登り口へ向かう林道に入る。 林道は未舗装で、奥多摩湖に沿って2kmほど続いている。 淡い若葉が茂る中を、湖の景色を眺めながら進む。 

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林道途中で、大ブナ尾根の途中に取り付く登山道を左に分ける。 後ろから付いてきた3名パーティーの登山者は、分岐から登山道となっている水源林道へ入っていく。 この道は途中標高差100mほどの急坂が3か所ほど待ち構えている。 8時54分、車が通行できる広さの未舗装の林道が終わり、ここから先は幅員の狭い登山道へ変わる。 この道は奥多摩湖の周遊道路の一部となっていて、峰谷橋の対岸辺りまで続いている。 一度、ここを全て歩いてみたいと思っている。 

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林道終点から5分ほどで、水窪沢に架かる橋を渡る。 橋を渡った所に標識があり、直進すると山のふるさと村まで10Km、左へ曲がると小河内峠である。 いよいよここから本格的な登山道になる。 ここから小河内峠までは、国土地理院の二万五千分の一地形図に無く、登山用ガイドマップにも点線で記載され詳細な情報は少ない。 

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小河内峠への道に入ると、暫くは水窪沢の左岸に沿って標高を稼ぎ始める。 沢音を聞きながら、幾つか大きな堰堤を越えながら進む。 9時05分、標高581mの小河内峠分岐に到着する。 分岐には小さな道標があり、うっかりすると見過ごしてしまう。 分岐を曲がると急な斜面に九十九折れに付けられた登山道が始まる。 道は九十九折れに付けられていても、かなりの急傾斜である。 トレースは確りしているが、足を踏み外せば斜面を下まで転げ落ちそうな所である。 暫くは大きく九十九折れに付けられた登山道であるが、標高が高くなるに従い細かな九十九折れになる。 

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やがて傾斜が緩み始め、9時30分に標高786mの所で、小河内峠のすぐ横のピークへ突き上げる枝尾根上の防火帯に出る。 ここまで25分で標高差200mを稼いだことになる。 明るい防火帯に出た所で、最初の小休止を10分ほどとる。 気温も上がり、さすがに一汗かいた。 行動食を食べ、水分補給も充分に行う。 

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小休止をとった所から小河内峠までは、枝尾根伝いに付けられた防火帯に沿って登山道が続く。 暫くは大した傾斜も無く気持ちよく歩けるが、400mも進むと尾根が壁の様に立ち塞がる。 急な尾根上につけられた防火帯の中を真っ直ぐに登る事も出来るが、登山道は防火帯の脇に傾斜を緩めて付けられている。 10時01分、標高947mの所で枝尾根から小河内峠へ、山腹をトラバースする道へ入る。 ここからは暫く傾斜も緩み、林の中の登山道を進む。 

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稜線が近づいて来ると、人の声が聞こえるようになる。 10時14分、標高1023mの小河内峠に到着する。 峠にはベンチが置かれ、小河内峠を示す標識が建てられている。 湖底に沈んだ小河内村の名を昔のまま残すのは、この小河内峠だけであろう。 我々が到着すると、ベンチで休んでいた5名ほどのパーティーが惣岳山の方へ出発してゆく。 峠のある稜線は風通しも良く涼しい風が吹き抜けてくれ、汗をかいた体を冷やしてくれ気持ちがよい。 過って小河内峠から月夜見山へは歩いた事があるが、惣岳山方面へは始めてである。 小河内峠で記念写真だけ撮り、直ぐに惣岳山へ向けて出発する。 

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直ぐに植林と自然林に挟まれた急な登山道を標高差50mほど登ると、傾斜が緩み歩き易くなる。 やがて登山道の両脇が自然林に囲まれるようになり、新緑の中を歩くようになる。 所々、瘠せ尾根となった所を通過してゆく。 この稜線上の登山道は、殆ど防火帯の中に付けられている。 10時40分、稜線上の標高1200m三角点があるピーク直下の巻き道へ入る。 巻き道は直ぐに終わり、また稜線上の登山道に戻る。 

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しかし、歩き易い登山道も束の間で、岩が転がる急坂が目の前に立ち塞がるようになる。 標高1190mの所から惣岳山まで、一気に突き上げている。 細かく九十九折れになったトレースを拾いながら登ると、やがて傾斜が少し緩む。 後ろを振り向くと、登って来た小河内峠の先に月夜見山から三頭山までが眺められるようになる。 惣岳山までは、ここから更に標高差100mほどある。 

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11時13分、標高1348mの惣岳山に到着する。 山頂には大ブナ尾根を登って来た登山者が、新しく設置されたベンチに腰掛けて休んでいる。 我々も空いているベンチに座り、10分ほどの小休止をとる。 惣岳山は、大ブナ尾根を登っても、今回のルートを通っても意外ときつい登りである。 次回この山頂へ来るのは、山栗が実った晩秋の頃であろう。 小休止の後、今回の最高峰である御前山へ向かう。 惣岳山から少し降った鞍部で、栃寄への登山道を見送る。 分岐を過ぎると、御前山まで標高差90mほどの登りが始まる。 

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11時37分、標高1405mの御前山山頂に到着する。 山頂は育ち過ぎた樹木に囲まれ展望は無いが、大勢の登山者が休んでいる。 空いているベンチに座って無線運用でもしようかと思ったが、既に無線機を持って運用している方がいる。 しかも、同じ山頂で、同じ周波数帯の運用をもう一局が行っている。 これでは私が運用する余地が無い。 周波数帯を変えて運用することはできるが、3局も無線運用していては他の登山者に迷惑であろうと運用を諦める。 

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結局、御前山山頂はザックも降ろさずそのまま通過する。 山頂から標高差50mほど降ると、避難小屋の分岐を通過する。 毎年秋に御前山へ来た時は、この分岐から避難小屋の前を通過して境橋へ下山するが、今回は久しぶりに大ダワから鋸尾根を経由して下山する。 前回、大ダワを経由して降ったのは、今から10年ほど前なので、どんなコースであったか記憶が無い。 避難小屋への分岐から登り返すと、小さなピークを越えながら進むようになる。 12時07分、ベンチの有る標高1165mのクロノ尾山山頂に到着し、10分ほどの小休止をとる。 狭い山頂は、樹木に囲まれ展望は無い。 この山頂は、中尾根を経由して神戸へ降る分岐にもなっている。 

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休憩をとっていると、山仲間が「予定より10分ほど遅れている。」と、云う。 予定通過時間は、ガイドマップの標準歩行時間を基に小休止時間を入れずに計画してある。 今までの経験から下山するまでには、遅れは充分取戻せる。 そうは云うものの、遅れは遅れで直ぐに出発する。 クロノ尾山から標高差80mほど降ると、直ぐにまた同じくらいの登り返しがある。 登り切ると傾斜は殆どなくなり、12時30分に標高1142mの鞘口山山頂を通過する。 山頂はうっかりすると山頂標識を見落として通過してしまうような所である。 鞘口山を過ぎると、大ダワまで標高差150mほどの降りになる。 12時55分、標高986mの大ダワに到着する。 過って来た時には避難小屋があったが今は避難小屋が撤去され、稜線を跨ぐ舗装された林道の脇に立派な公衆トイレが建てられている。 ここまでは一般自動車が通行できる様で、自家用車が何台か停められている。 

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大ダワからは舗装された林道を渡ると、また登山道へ入る。 鋸山山頂までは標高差100mである。 3分ほど登ると、大岳山と奥多摩駅の分岐になる。 鋸山山頂を踏むならば、大岳山方向へ向かい稜線に出た所を左折すればよい。 しかし、予定より10分の遅れと、植林に囲まれた鋸山山頂へ行っても展望が無いので、分岐を左折し奥多摩駅へそのまま向かう。 山腹をトラバースするように付けられた登山道を進み、最後に鉄梯子を登る。 13時06分、標高1067mの鋸山から距離150mほど奥多摩側へ降った鋸尾根にのる。 おかげで、時間の遅れは一気に解消する。 

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鋸尾根は、過って登り降りを各一回行ったが、これもほとんど記憶が無い。 しかし、所々険しい岩場が出てくるのを薄っすらと覚えている。 ここも小さなピークを幾つも越えながら、標高を下げて行く。 しかも、瘠せ尾根と岩場が多く気の抜けない尾根である。 13時45分、標高747mの所で突然展望が開ける。 正面には石尾根が、眼下には奥多摩の町並みが見渡せる。 そして、ここは鎖場コースの分岐にもなっている。 ここで、最後の小休止を10分ほどとる。 

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小休止をとった所からは、鎖場コースを通らず降ると、直ぐに鎖場コースと合流する。 鎖場コースは、僅かな距離だけの様である。 尾根上の縦走路は、突然岩場に鎖と鉄梯子の付いた10mほどの急な降りになる。 鞍部まで降ると、今度は岩場の急な上り坂になる。 14時07分、標高725mの祠と二体の石仏の有る狭いピークに出る。 よくぞ、このような所に石仏を持ち上げたものだと感心する。 

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石仏の有るピークを過ぎると傾斜が緩みだし、やがて植林帯の中に登山道は入って行く。 最近、長い時間を歩いていないので、疲れと共にそろそろ飽きてくる。 14時20分、標高565mの所で高圧送電線の直下を通過する。 ここまで降れば、後は短い。 暫く降ると、子供たちの声が聞こえるようになる。 何かと思ったら、中学生が先生に引率され自然観察のために山へ入っているようである。 彼らは手にノートを持ち、植物の写生をしている。 我々は学生の横をすり抜け降って行く。 14時26分、標高487mの所で舗装された林道に出る。 

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林道を尾根伝いに降って行くと、直ぐに愛宕山神社入り口である標高520mの登計峠に到着する。 計画では愛宕山を越えて氷川の街へ降る予定であったが、入浴する三河屋へはこのまま道路伝いに降った方が早いので、道路を降る。 車が通行できるように大きくヘアピンカーブになった所を3回曲がり、標高を下げて行く。 14時46分、標高336mの国道411号線にでる。 

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国道を少し歩き、14時50分に今回の終点である三河屋へ到着する。 予定より10分早い到着であった。 早速、風呂に浸からせてもらう。 丁度、前の5人パーティーが風呂から上がり、空いた所であった。 30分ほど風呂に浸かり、その後駅近くの食堂へ向かう。 今回は何時もと違う、派出所隣の寿々喜家へ立寄ってみる。 この店も駅前の食堂と同様に何となく愛想も無く、メニューも少ない。 しかし、酒は何処で飲んでも同じで、ちゃんと心地よくなる。 16時05分に食堂を出て奥多摩駅に向かい、16時23分発のホリデー快速電車で帰途に着く。 途中、立川で乗り換え、18時10分に登戸駅で解散する。 


今回歩いたコース

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このコースのトラックデータは今回初めて取ったが、稜線上の移動は比較的しっかりしてトラックとなっているが、少し谷間に入るとトラックが乱れている。 今回は捕捉できる衛星が少なかったのであろう。 今回のデータは、距離15.9Km、累積標高差は登り1349mで降り1410mであった。 


費用
電車代(登戸→奥多摩)@¥740
バス代(奥多摩→奥多摩湖)@¥340
三河屋(風呂代)@¥1000
電車代(奥多摩→登戸)@¥620

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