2012年9月9日に鷹ノ巣山から倉戸山を歩いてきました

2012年9月9日に鷹ノ巣山から倉戸山を歩いてきました。
9月に入ってもまだまだ残暑が厳しいが、久しぶりに9月2日に奥多摩の鷹ノ巣山へ行く計画を立てた。 しかし、2日は朝から天気が今一つで、結局準備はしたが山行は中止した。 そこで、翌週の9日に2日の計画書をそのまま使い、奥多摩へ行くことにした。 鷹ノ巣山は、昨年登った時から丁度一年後である。 今回の週末は天気もよさそうで、楽しみである。 

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久しぶりの奥多摩の山歩きであった。 朝から天気が良すぎるくらい良く、暑い登りとなったが、鷹ノ巣山山頂に着くと心地よい風が山頂を吹き抜けていた。 夏休みも終わり、近場の山歩きに変えた登山者が鷹ノ巣山の山頂にも20名近くいた。 これほどの登山者を、この山頂で見たのは初めてである。 そして、今回は石尾根の水根分岐から倉戸山を経由して倉戸口へ下山するコースは、私にとって初めてのコースである。 石尾根から外れると、思ったより静かなコースである。 しかし、榧ノ木山から倉戸山の間の稜線は林の下草が少なく広い尾根に付けられた登山道が多く、うっかりすると道を間違えそうな所である。 バス停へ降りた時間が悪かったため、奥多摩湖まで歩き、駐車場の売店で飲んだ缶ビールは格別に美味かった。 


実施日:2012.09.09(日)

参加者:2名

天候 :晴れ

コース:南武線登戸駅集合→(登戸、立川経由)→奥多摩駅→(タクシー)→奥→(浅間尾根経由)→鷹ノ巣山避難小屋→鷹ノ巣山→水根分岐→榧ノ木山→(榧ノ木尾根経由)→倉戸山→倉戸口バス停→奥多摩湖バス停→(バス)→南二丁目(三河屋で入浴)→奥多摩駅→(立川経由)→登戸解散
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何時も通り、奥多摩方面へ行く時の集合はJR南武線登戸6時09分発立川行き電車内である。 登戸からは私と同様に、ザックを背負った登山者が乗り込んでくる。 今回は天気が良いので、山は何処も賑わうのであろう。 立川で数分の乗り換え時間を使い、青梅線に乗り換えるが、車内は既に満席である。 途中駅で降りそうな人の前に立ち、座席が空くのを待つ。 運好く、数駅進んだ所で狙っていた席が空き、二人とも着席できる。 青梅を過ぎると登山者が徐々に下車してゆくのだが、今回はなかなか下車しない。 大半の人は終点の奥多摩駅へ向かうようである。 7時46分、奥多摩駅に到着し奥多摩駅のタクシーを確保するために一番で改札を出るが、タクシーがいない。 タクシー営業所の窓には、今年の3月31日に京王自動車の氷川営業所を廃止した旨の掲示がしてある。 山仲間がバス会社の人に聞くと、「8時頃にあきる野市からタクシーが何台か来る。」と、云う。 待っていると一台のタクシーが駅前に来たので、直ぐに乗り込む。 運転手に聞くと、「今日は私だけしかここへ来ない。」と云う。 7時52分、奥多摩駅を後に登山口の奥集落へ向かう。 運転手は、「今日は八王子から奥多摩周遊道路を経て奥多摩湖まで自転車のロードレースがあり、午前中道路が閉鎖される。」と云う。 しかし、今回は我々の行程に影響が無さそうでラッキーである。 タクシーは峰谷のバス停を過ぎると、どんどん標高を稼いでゆく。 8時29分、標高926mの奥集落の上部に到着する。 峰谷バス停からここまで標高差300m程を歩いたら、一時間ほどかかるが無事に時間の節約ができる。 

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タクシーを降り、出発前に軽く腹ごしらえをする。 谷間を眺めると実に深い谷間で、奥集落は標高が高い所にある事が感じられる。 ストックを出し、ポケットの余計なものをザックに放り込み8時36分に奥集落を出発する。 舗装道路は直ぐに未舗装に変わり、200m弱林道を進むと林道脇に自家用車が数台止められている。 おそらくここから鷹ノ巣山にでも登っているのであろう。 止められた車の所には鷹ノ巣山と書かれた登山道入り口標識があるが、その入り口は崩れていて今は使えなくなっている。 少し進んだ所から土手伝いに登山道へ入ると、直ぐに崩れた入口からの道を合わせる。 そこを右折し階段を上ると、登山道は左に曲がり明るい畑跡を通過した後、植林の中へ入って行く。 

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暫くは浅間尾根をトラバースするように、木漏れ日が差し込む植林の中を進む。 林道を歩いている時は、直射日光に焙られていたが、植林の中は適度に日差しを遮ってくれ助かる。 しかし、全く風がない。 それでも傾斜がほとんどないので、暫くは快適に歩ける。 8時52分、標高1027mの所で浅間神社の最初の鳥居を潜り、ここから浅間尾根上を登り始める。 植林の中に、道幅の広い参道が直線的に続いているが、今は雨の水でかなり掘れてしまっている。 5分ほど登ると再度鳥居が現れ、8時58分に標高1062mの所に建つ浅間神社の脇を通過する。 暫くは同じような傾斜であるが、標高が1100mを越える辺りから急な登り坂に変わる。 

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標高差200mほどの急な上り坂は、おそらくこの浅間尾根で一番きつい坂であろう。 やがて周囲の樹木が植林から自然林へ変わり、登山道は九十九道へと変わって行く。 額から汗が流れ、時々立ち止まって汗を拭う。 ここは、黙々と我慢して登り切るだけである。 標高が1250mを越えるようになると、傾斜が緩くなり一息つけるようになる。 9時32分、標高1323mの登山道の傾斜が無くなった所で、最初の小休止をとる。 先ずは汗を拭って、水を飲む。 ぬるい水であるが美味い。 行動食を食べ、9時44分に登りを再開する。 

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暫くは傾斜の緩い登りが続き、快適に登り続ける。 この登山道の地面には日が差し込まないためか、下草が全くない。 10時06分に標高1474mの三角点を通過する。 この辺りから登山道の周囲に、枯れた笹藪が見られるようになる。 丹沢の笹は鹿の食害により大分枯れてしまったが、奥多摩も丹沢同様鹿に食べられてしまったのであろうか? 暫く尾根を絡むように登り、10時20分に標高1527mの所で尾根から外れ、鷹ノ巣山避難小屋の有る石尾根鞍部へ向かって山腹をトラバースするようになる。 この辺りまで来ると、左手の木々の間から石尾根上の日蔭名栗山が大きく眺められるようになる。 

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トラバース道に入り少し進んだ10時24分に、標高1540mの所にある水場に到着する。 今年も確りと、水が出ている。 手ですくって飲んでみると、冷たくて美味い。 ついでにタオルを洗い、汗を拭くと気持ちが良い。 山仲間も、置いてある缶ビールの蓋を切り取ったコップで美味そうに水を飲む。 この水場は、年中涸れる事がないのかもしれない。 この辺りまで来ると、稜線が近いので時々涼しい風が吹き始める。 

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水場から標高差30m、距離200mほど登り、10時31分に標高1565mに建つ鷹ノ巣山避難小屋へ到着する。 避難小屋の周囲には誰もいない。 小屋前の日影になったベンチにザックを置き、小休止をとる。 避難小屋の中は前来た時と同様に綺麗に清掃され、床板はピカピカに磨かれている。 ベンチに座って山仲間が持ってきた茹で卵を食べ、行動食のパンを食べる。 心地よい風が吹き抜け、汗が引いてゆき気持ちがよい。 そうしている内に、浅間尾根を登って来た後続の登山者が到着する。 

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10時44分、避難小屋を後に鷹ノ巣山山頂へ出発する。 ここから鷹ノ巣山を越え、水根分岐まで石尾根の縦走になる。 登山道は直ぐに鷹ノ巣山の巻き道と、尾根伝いに山頂へ向かう登山道に分かれる。 尾根上の登山道は、山火事に備えて防火帯となった広々とした斜面に付けられている。 そのため日辺りが良いが、運好く登り始めと同時に暫く雲が日差しを遮ってくれる。 

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昨年、単独でここへ来た時には強い日差しに焙られ、しんどい思いをした。 日が陰っていると快適に標高を稼げる。 途中で後ろを振り向くと、標高1725mの日蔭名栗山が眺められる。 そして左側には、樹木の間から長沢背稜の山々が望めるようになる。 さらに遠くには、雲取山の山頂避難小屋が遠望できる。 奥多摩の山々の眺めは、鷹ノ巣山山頂の展望より山頂直下からの展望の方がはるかに良い。 

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11時09分、標高1736mの鷹ノ巣山山頂に到着する。 山頂は広く南側の見晴が好い。 既に大勢の登山者が山頂で休んでいる。 鷹ノ巣山へは幾度も来ているが、こんなにいっぱいの登山者をここで見るのは初めてである。 景色のよい所は既に満席なので、山頂の北側に陣取る事にする。 先ずは水を飲み一息つく。 

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石を重ねて座る所を作ろうと石を持ち上げると、石の下にはヤスデかムカデの子供がウジャウジャいる。 日に当たってないのか、まだ体が真白である。 他の石をひっくり返しても同様にウジャウジャいる。 気持ちが悪いので、石を重ねて座るのを諦める。 今回もまた無線を出してスイッチを入れてみる。 早速、横浜市都筑区のJN1WLC局と交信ができる。 さらに都留市移動のJQ1BXQ/1局とも交信ができる。 この局とは今年に入り既に山岳移動ばかりで三回目の交信である。 

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そうこうしている内に、山頂へは次から次に登山者が到着する。 中にはマウンテンバイクを持ち上げて来る人もいる。 最近は、自転車で登山道を走破する人が増えているようだ。 しかし、登山道の傷みを考えると、やはりどこかで規制せねばならないのではないかと思う。 11時37分、山頂を後に水根分岐へ向けて下山を開始する。 山頂から標高差100m程降ると、広々とした尾根歩きが始まる。 石尾根縦走路の中でも、この辺りは一番景色が良く気持のよい所であろう。 降っていると、後ろから自転車を支えた人が降って来る。 彼も登山者には気を使っているのか、我々の所を過ぎるまで自転車に跨らず押してゆく。 しかし、自転車に乗ると直ぐに見えなくなってしまう。 

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小さなアップダウンを繰り返し、防火帯となった稜線を進む。 何故かトンボが多い。 山仲間が「トンボは尖がっている所にとまるよ!」と、云って指を立てると、直ぐにトンボが指にとまる。 やがて、登山道は樹林の中の幅の狭い尾根上の道へと変わり、11時52分に標高1608mの水根分岐に到着する。 ここからは私も歩いた事がない道となる。 分岐を右折し、数m降ると、石尾根の巻き道に出る。 尾根道と巻き道の連絡道は、ここを見過ごすと城山の先の将門馬場まで無い。 

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石尾根の巻き道に入り、平らな道を5分ほど進むと、水根山から南へ伸びる標高1591mの尾根上にでる。 ここが倉戸山と石尾根巻き道との分岐となっている。 我々はここを右折し、先ずは標高1485mの榧ノ木山を目指す。 分岐を過ぎると、一気に標高を下げて行く。 後ろを振り向くと、自転車が急な坂をまるでスキーをするように降ってくる。 後輪のブレーキだけを使い滑り降りてくる。 ブレーキを使った所は登山道が掘れている。 一台だけならたいしたことないが、これが何十台も通過するようなら、直ぐに溝になってしまうであろう。 12時07分、標高1485mの所で奥集落への道を右に見送る。 この辺りから傾斜は緩み始め、降り易くなる。 奥集落への分岐から数分で、今度は水根沢への道を左へ見送るようになる。  

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直ぐに1465mの小ピークを通過し、暫くは傾斜の殆どない道を進む。 やがて少し登り、尾根の西側をトラバースするように進むと、12時30分に標高1460mの所で峰谷川に降るノボリ尾根分岐に到着する。 と、云う事は、数分前に標高1485mの榧ノ木山を越えたことになる。 登山道が尾根の直ぐ下に付けられていたので、全く気が付かなかった。 分岐には標識が建てられているが、既にノボリ尾根の道が廃道になっているのか、その方向の標識は切り取られている。 ここからは榧ノ木尾根を伝って倉戸山へ向かう。 榧ノ木尾根は広くなだらかである。 所々、あまり尾根が広すぎ、うっかりするとトレースを外しそうになる。 しかし、要所には標識のテープが木の枝に巻かれている。 実に気持のよい尾根である。 

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13時05分、標高1169mの倉戸山に到着する。 山頂には、数名の登山者が休んでいる。 木立に囲まれ展望はないが、静かな山頂である。 大きな桜の木があるので、春にはきっと桜が綺麗であろう。 ここで最後の小休止を8分ほどとる。 行動食も、非常用のパン一つを残すだけとなった。 倉戸山から倉戸口バス停までは、ハイキングコースとなっている。 そのためか、登山道の整備も行き届いている。 

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倉戸山から標高差100m程九十九道を降ると、傾斜は緩くなる。 殆ど自然林の中に付けられた登山道を降る。 気持ちの良い下り坂であるが、そろそろ降りに飽きてくる。 13時33分、標高829mの所で尾根から外れ、倉戸口へ向けて降下が始まる。 湖畔まで標高差300m程の下り坂である。 やがて木々の間から、青い奥多摩湖の湖面がチラホラと見えるようになる。 13時47分、標高635mの所で水道施設の脇を通過する。 

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水道施設の脇を通過すると直ぐに神社の横を通過し、登山道は突然舗装道路へと変わる。 それと同時に、道路脇に民家が現れ始まる。 青梅街道を通っている時には気が付かなかったが、湖面から随分と高い所に集落がある。 13時59分、標高550mの倉戸口バス停に到着する。 バス停の時刻表を見ると、バスは45分待たないと来ない。 ここで待っていても仕方がないので、奥多摩湖バス停まで歩くことにする。 午前中は道路を閉鎖して、自転車のロードレースをやっていたようで、カーブには発泡スチロールを張り付けた衝突緩衝壁がまだそのままにしてある。 最近は山も道路も、一気に自転車ブームに色めきだってしまったようだ。 

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14時13分、奥多摩湖の一番西側の駐車場に到着する。 駐車場には売店があり、早速缶ビールを購入して飲む。 美味い! その後、500m程歩いて奥多摩湖バス停に向かう。 14時24分、奥多摩湖バス停に到着する。 バス停にトップで並んでいると、徐々に列は延びて行く。 14時52分、臨時バスを伴った定期バスが到着し、乗り込む。 15時15分、南二丁目で下車し、青梅街道沿いに建つ三河屋に到着する。 早速、日帰り入浴を申し込み、旅館の温泉に浸かる。 この時間に、ここの風呂に入るのは初めてである。 既に、6名程の登山者が先に湯船に浸かっている。 混んでいるので、さっさと身体を洗い、風呂を後に奥多摩駅へ向かう。 駅前の食堂に入り、30分ほど酒を飲む。 実に美味い! その後、16時23分発の青梅線快速急行に乗車し、帰途へ着く。 途中、立川で南武線に乗り換え、18時少し過ぎに登戸で解散する。 


今回歩いたコース

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前回ここを歩いた時と同様に、今回も歩き始めから暫くトラックデータが多少乱れてしまった。 出発地点の奥集落からは、充分GPS衛星が見える場所にあるが、スタート直前に電源スイッチを入れたのが原因なのか乱れている。 浅間尾根に取り付くようになってからは、安定したトラックデータが取れていた。 今回の歩行距離は14Km、標高差は登りが946m、降りは1307mであった。 二週間ぶりの山で、久しぶりに筋肉痛が出る。 


費用
電車代(登戸→奥多摩)     @¥890
タクシー代(奥多摩駅→奥)    ¥5750
(タクシー会社:リーガルマインド℡042-550-2712)
バス代(奥多摩湖→南二丁目)  @¥340
風呂代(三河屋)        @¥1000
電車代(奥多摩→登戸)     @¥890

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