ハルビン氷祭りツアー(氷祭り編)

大連の友人がハルビン氷祭りツアーに行って、その報告を送ってくれました。 今回はその第三段の氷祭りを報告です。 札幌雪祭りに負けませんね? でも、とっても寒そうな所ですね。 (写真をクリックすると拡大します)
お待たせしました~!(待ってない?)ハルビン冬の名物・氷祭りを報告します。大連からの夜行寝台で早朝にハルビン到着、午前中は市内観光の後、午後に「太陽島の雪祭り」→巨大な「氷雪大世界」→元祖の「氷祭り」という行程です。

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氷と雪の祭典はハルビン市内3カ所で開催されていますが、それぞれでテーマを持っているようです。今年の共通テーマは「氷の都市」。市内のあちこち(駅前や空港、主要道路など)でも氷像を並べ立て観光都市を盛り上げています。メインは「第12回ハルビン氷雪大世界」(この写真)で60万㎡の敷地は世界最大の氷雪テーマパークだそうです。今年はウォルトディズニーと協力「童話王国ファンタジーワールド」がテーマ。そして「第37回氷灯芸術遊園会」(実はこちらが氷祭りの元祖)は北方民族の氷雪文化をテーマに、「第23回太陽島雪彫芸術博覧会」のテーマはイタリア文化との融合、国際雪像コンクールが行われるそうです。なお、これらは別々の主催ながらも、まとめてハルビン氷雪祭りと称し2月末まで開催されるそうです。

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氷や雪の郊外に出掛けること、今日もマイナス20度に近いことから、完全防備で固めます。目抜き帽子を被り(危険人物だ!?)ブーツには靴用ホカロンを敷き、カメラのポケットにも凍結や電池消失予防(あるデジカメは冷たすぎて電池が切れると聞いた)にホッカイロを入れておきました。

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まずは雪祭りの「第23回太陽島雪彫芸術博覧会」を見学(入場料100元、夜は21:30まで)。市内から松花江を渡って10分くらいの太陽島というところにあります。ハルビンは降雪が少ないそうで、これら作品はみな人口雪で作られているそうです。とはいえ園内はたぶん2~3回の降雪でも溶けずに確りと雪景色になっています。そう言えば黒竜江省には国際競技級のスキー場がいくつかあるようで、マイナス20度30度なら良い雪が積もって滑りやすいことでしょう(雪は良くとも体が凍る?)。

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会場は広そうです。というもの当たり前で「太陽島風景区」という広大な公園を使っての雪祭りです。正面に「モナリザ」がありました。テーマであるイタリア文化の象徴ですね。非常に大きなモナリザ、かなり似ています。でもルーブルと違って見上げねばなりません(なんてね!)。

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忘れてしまいましたが、聖書に出てくる女神だか何だかです。タカをくくってやってきましたが、とても大きく精巧な彫像がたくさんあり驚きです。

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休憩所のコーヒーショップも雪で作られています。といっても外装だけで中は普通のプレハブで暖房も効いているようです。普通はこんな観光施設でのお茶は異様に高いのが相場ですが、コーヒー1杯20元は良心的だと思いました(普通なら50元でもおかしくない。大連空港はラーメン20元でもコーヒーは50元!)。

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しばらく小型の雪像を見て歩いていると、前の方からパレードの楽隊がやってきました。おぉ、ちょっとは来客を気遣っている!?

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先頭は若者でしたが、ラッパや太鼓の演奏者が?ありゃ~!皆さん、熟年の方たち(いわゆるジジババ・・・失礼!)。しかし、こんなところで熟年の方が一所懸命にパレード演奏するの見るとは思いもよらなかったと同時に、上海の和平飯店ジャズバーを思い出してしまいました。

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こういった小さな彫像ばかりを想像していましたが、大きなものがたくさんありビックリ。尚、この雪祭りでの大なり小なりの雪像は作品コンクールとなっており、建築会社やデザイン会社、学生、色々な企業が参加して制作しているそうです。

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これなんかどうやって作ったのでしょう?言うまでもなく、近くに寄れば首が痛くなるほどに見上げる大きなものです。

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ん?ガンダムもどきですか?

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広い敷地に大きな彫像が点在する間に、このような小さな雪像がたくさん並んでいます。この会場には、大きなもので10以上、小さなものは100以上はありそうです。

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これは彫像ながら、斜めの部分は滑り台になっています。タイヤのチューブに座って滑り降ります(ちなみに20元も取る)。そういえば、どの彫像も、特に大きなものは雪を固めただけで蹴れば崩れそうだと思いましたが、実は氷のように固くてちょっとやそっとでは崩れません。角張っているところすら全く崩れません。さすがにマイナス20度では雪も凍り付いてしまうようです!?

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この雪祭りも夜になればライトアップされ、違う美しさを見せてくれるそうです。今日はこの後の色取り取りに輝く氷祭りがメインなので、先に雪祭り見学と相成りました。ハルビンでの沈みゆく夕日、これぞ典型的な中国らしい感じがしますが、今では近代的ビルの谷間に沈む夕日こそが中国の夕日なのでしょう。

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日もちょうど暮れて、さて本日のメインディッシュの氷祭りに移動です。「第12回氷雪大世界」(入場料200元:週末、21:30まで)の会場は昨年より拡張されて大型展示が増えたそうです(冒頭の写真が入口ゲートの全景、見ただけで圧倒されます)。

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今年のテーマは「童話王国の世界」。会場の中央にはシンデレラ城らしきものがそびえています。松花江から切り出した数十センチ角の大きな氷の固まりがピラミッドのように積み上げられ、中には電飾のネオン灯が埋まっています。どの彫像も色取り取りに変化して綺麗です。しかし、こんなにデカイとは想像もしていませんでした。どれだけの時間を掛けてどうやって積み上げたのでしょう?(人民解放軍が手伝っていると聞きました)。

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大抵の氷像は色々な色の光が変化するのを外から眺めるだけですが、一部は少しだけ中に入ることが出来ます。通り抜けられる彫像が少なかったのは安全面を考慮したものでしょうか。

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とにかくデカイ!の一言です。と、入場して20分もしない内に、シャッターを押す右手が悴んできました。コートの外側ポケットに入れたホッカイロが暖かくない!余りに外が冷たく暖まってもその場で冷えてしまっているようです。それと昼間にブーツに入れたホカロンの効果も薄れてきたか?足先が痛くなってきました。集合時間までアト30分、未だ1/3も見ていない、、、どないしよ~!

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氷像のひとつひとつに説明書きがあるようなのですが、小さな文字で書いてあり、寒い・冷たすぎるので読む気もせず、悴んで不器用になった指でひたすら写真撮り。故に彫像は何が何だか分からずじまいです。

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本当に大きい。

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60万km、、仮に800mx800m弱として、ディズニーランドに比べれば小さいものの、この冷たさの中では十分な広さです。

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異様にデカイ仏像。これは雪像です。まるで型押ししたような精巧な作りです。手前の机はお線香を捧げお祈り出来るようです(多分、有料)。仏教音楽が鳴り響いていました。

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八重の塔?

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そろそろ出口に近づいてきました。右手も足先も殆ど感覚がなくなっています。

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それぞれの氷像の電飾は七色に変化し、目を楽しませてくれます。

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いくつかの氷像には、滑り台が設えてあり、無料で遊べます。みな、キャーキャー言いながら愉しんでいます。

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出口近くには、ハルビンビールの氷像が。こんな寒い中で飲む気はしませんが、一番消費量が多いと言われる東北三省で生産されるビールの中では、私はハルビンビールが一番好き。青島ビールよりも好き。ちなみに1900年にロシア人が設立した中国最古のビール会社だと先輩から教わりました。ドイツビールでは無かったのですね。これで「第12回氷雪大世界」はお終い。

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最後は「第37回氷灯芸術遊園会」(入場料:150元、21:30まで)。場所は中央大街に近い兆麟公園です。実はココが元々の氷祭りの元祖だとのこと。それが12年前から商業化を目した「氷雪大世界」として別の場所でも開催するようになったそうです。この氷灯芸術遊園会は、太陽島雪彫芸術博覧会同様に、作品コンクールがあるそうです。

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これは、氷のベンチでしょうか?座ったが最後、くっついて立ち上がれない気がします(ので、座りません)。

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氷雪大世界よりも小振りの作品ですが、それぞれは丁寧に作られています。

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ルミナリエ?のような電飾がありました。

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門番の獅子の目も光っています。

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中国建築の広場なようです。それぞれがコンクール出品作なためか、精巧に作り上げられています。

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ここは規模が小さい分、身近に氷を感じることの出来る氷祭りだと思いました。

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氷中花が並んでいました。

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こちらが「第37回氷灯芸術遊園会」の正門です。上海万博の中国館のようですが、これは中国建築様式の代表的な形だそうです。これで、ハルビン氷雪祭りを全て見終わりました。

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ついでにハルビン空港の氷像を(帰りはハルビン空港から飛行機で大連帰り)。ターミナルから見える氷像は、氷の街ハルビンを象徴しています。


ハルビン氷祭り、いやぁ~良かったですね。こんなちっぽけな写真では言い表せません。やはり実際に目の前にしてみると凄い!の一言(ついでに寒い!冷たい!)ですが、如何だったでしょうか?しかし本当に寒いを通り越して冷たい!この晩はマイナス23度だったようで、肉の冷凍庫の中を歩いていたも同じ。ゆっくり見たいけれども冷たくて体が反応しない、こんな葛藤を抱えながらも感動はしっかりと得られました。もし行かれる方が居られれば、完全防寒で身を固めれば余裕を持ってひとつひとつを丁寧に眺めることができるでしょう。そう言えば、世界4大氷雪祭りがあるそうで、札幌の雪祭り、ノルウェーのスキー祭り、カナダの冬祭り、そしてハルビン氷雪祭りなのだそうです。そして、ハルビン氷雪祭りが最大規模を誇る世界一の氷雪祭りとのこと。皆さんの中には「寒いの嫌だな~」という方も居られましょうが、一度は(一度だけで良い?)お越しになられても良いかと。未経験の寒さ、世界最大の氷祭り、ロシア風情など色々と愉しめます。その時には個人ではなく(ちょっと早足にはなりますが)団体旅行が良いかと。前にも申しましたがハルビンタクシーは未だに空港でも観光地でも料金が交渉制(ぼったくり、田舎中国の象徴)数が多くないせいか捕まえにくく、場合に依っては同じ方向なら運転手が相乗りさせてしまう等、不便やら不快を感じることが多いそうです。私にとっては、実質24時間で、夜行寝台~市内ロシア風情~雪祭り~氷祭りx2と(疲れましたが)久しぶりに中身の濃い旅行が出来たと喜んでおります。

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