5月9日に山仲間と小金沢連嶺南部を歩いてきました

2009年5月9日に山仲間と小金沢連嶺南部を歩いてきました。
だいぶ前から、小金沢連嶺の黒岳から大鹿山までの小金沢連嶺南部を一度歩いてみたいと思っていた。 途中の大蔵高丸からハマイバ丸辺りの稜線は、特に気持ちのよい所と聞く。 山仲間と4月に行こうと計画したが延び延びになり、やっと今回天候が回復し実行することとなった。 

画像
都会から近くて、楽して、素晴らしい景色の所であった。 湯ノ沢峠からハマイバ丸までは、なだらかな見晴らしのよい稜線歩き。 その先は標高が下がるに従い、新緑が濃くなってゆく春のプロムナード。 そして最後は、静かな強アルカリ性温泉。 訪れる人も少なく、富士山を正面に眺めながら歩け実に好い所である。 あと二週間もすれば、湯ノ沢峠辺りも緑の絨毯へ変わるであろう。 


実施日:2009.05.09(土)

参加者:2名

天候 :晴れ

コース:横浜線線町田駅ホーム集合→(八王子経由)→甲斐大和駅→(タクシー)→湯ノ沢峠→大蔵高丸→ハマイバ丸→大谷ヶ丸 →コンドウ丸→曲り沢峠→(コタカノス沢経由)→田野の湯(入浴)→福祉センタバス停→(バス)→甲斐大和駅→(八王子経由)→町田解散


前日までの雨が止み、朝から太陽が顔を覗かせていた。 集合場所の横浜線町田駅ホームに向かい、6時06分発下り電車内で山仲間と合流し八王子へ向かう。 八王子で6時35分八王子始発松本行きに乗り換える。 何時もながらこの電車は登山者専用電車で登山客が多い。 電車が相模湖を出た辺りで、常駐のタクシーがない甲斐大和駅からのタクシーを携帯電話で予約する。 

画像

ウトウトしている間に笹子トンネルに入り、7時38分に甲斐大和駅へ到着する。 何故か下車する登山者の数が異常に多い。 どうやら団体のようで、彼らもタクシーを予約しているらしい。 駅前で待っていたタクシーに飛び乗り、湯ノ沢峠に向けて出発する。 タクシーは暫く日川沿いに走り、田野の湯を過ぎた辺りから焼山沢林道へ入り標高を稼ぎ始める。 タクシーの車窓からの眺めは、初夏の木々の装いから早春へと変わってゆき、時折左右対称の富士山が眺められる。 

画像
タクシーは湯ノ沢峠登山口を通過し、どんどん標高を増すと林道が舗装道路から砂利道へと代わる。 8時09分に標高1640mほどの湯ノ沢峠駐車場に到着する。 駐車場にはきれいな公共トイレがあり、10台ほどの車が駐車できるスペースがある。 既に3台ほどの自家用車が駐車してある。 駐車場の近くには、小さな避難小屋がある。 8時19分、駐車場を後に先ずは大蔵高丸を目指して出発する。 

画像
林道の続きのような道路を少し進むと、湯の沢峠と書かれた緑色の標識があり、ここから登山道が始まる。 そしてほんの数分で稜線上の笹薮に囲まれた湯ノ沢峠を通過する。 笹薮と樺の林の中の道を進むと、突然目の前が開ける。 茶色に枯れた草原が延々と広がり、雪を被った南アルプスから八ヶ岳、そして金峰山に続く稜線が眺められる。 「素晴らしい」の一言である。 登山道の両脇には、ロープが張られ自然保護がされている。  

画像
大蔵高丸に近づくと、一度林の中へ入り山腹を巻くように標高を稼いでゆく。 やがて傾斜が緩み山頂付近へ出ると突然視界が開け、左右対称系の富士山が目に飛び込んでくる。 8時56分、標高1770mほどで360度の見晴らしがある大蔵高丸に到着する。 山頂は比較的広く、北側には白屋ノ丸から黒岳が、西には八ヶ岳から南アルプス、南には富士山、東は大月の街が眼下に望め、道志の山々が連なって望める。 あまりにも展望が好いので15分ほど小休止をとり、景色を堪能する。 

画像
9時11分、大蔵高丸を後にする。 傾斜は緩いが何と無く滑りやすそうな地面の下り坂を少し降ると、殆ど傾斜のない道が続く。 見晴らしも良く正面に富士山を眺めながら歩ける。 時々、笹薮や樺の林の中を通過しながら、小さなピークを幾つか越えて行く。 この時期、この辺りは笹以外殆ど茶色である。 

画像
9時34分、標高1752mの樹林に囲まれたハマイバ丸山頂に到着する。 山頂にはカタカナと漢字で書かれた山頂名の標識がある。 漢字では「破魔射場丸」となっている。何やら奇怪な名前である。 どのような意味の山のであろうか? 

画像
山頂の片隅には、可愛らしいフデリンドウが幾つか花をつけている。 山頂で記念写真を撮り、ザックも外さず直ぐに出発する。 山頂からは樹林の間を縫って降下が始まる。 途中急斜面で足元が滑りやすくなる。 一見表面は乾きかけているが、表面から少し下は水気が多く、表層雪崩のようにずれる。 ついに私も両足が一気に持って行かれ、泥の上に尻餅をついてしまう。 スピードを上げて一気に降れば好いのであるが、私の目が早い動きについてゆけず二重画像となるのでスピードを上げられない。 

画像
何とか滑りやすい所を通過し、標高差100mほどを降下すると桜が咲き始め、木々には若葉が付き始める。 樹林の中では若葉を眺め、樹林が切れると遠い山々を眺めながら小さなピークを過ぎてゆく。 尻餅をついて泥だらけになった所が気になるが、乾く前に無理に泥を落とそうとすると、かえって落ちにくくなる。 歩きながら泥の水分を乾燥させる。 

画像
10時21分、天下石の前を通過する。 何故このような名前が付いた岩なのか良くわからないが、見た目にはただの岩である。 この石の少し手前にあった岩の方が、よっぽど気の利いた形の岩だと思った。 天下石を過ぎ標高1626mの三角点を過ぎると暫く降下が続く。 

画像
10時37分、樹木に包まれた標高1538mの米背負峠に到着し、小休止をとる。 ズボンに付いた泥も乾き、叩くときれいに落ちる。 峠には何故かヤブレガサが群生している。 山仲間は、「これ天婦羅にして食える」と云ってヤブレガサを間引く。 暫くすると学生さんのパーティーが峠を通過してゆく。  

画像
10分ほど峠で休み、大谷ヶ丸へ登り始める。 少し登ると、樹林の中にヤブレガサが見事なほどに群落をつくっている。 これほどのヤブレガサの群落は見たことがない。 この辺りになるとカラマツに淡い緑の新芽が付き始める。 

画像
11時07分、唐松に囲まれた標高1643mの大谷ヶ丸に到着する。 ここは僅かに南アルプスが見えるだけで、木々は葉をつけてしまったら殆ど展望はなくなるであろう。 大谷ヶ丸は、滝子山への分岐でもある。 ここから滝子山へもなだらかな稜線を歩けば一時間ほどで行ける。 チャンスがあったら、このコースから一度滝子山へも行ってみたい。 

画像
大谷ヶ丸を出ると、一気に標高差200m弱降下する。 降下すると共に、木々の枝の若葉が増えてゆく。 11時34分に防火帯を横切る。 防火帯両脇のカラマツの若葉が目に染みるように美しい。 このような光景を眺められるのは、一週間もないであろう。 

画像
さらに樹林の中を進んだ11時45分に、標高1392mの樹木に囲まれたコウドウ丸に到着する。 東側の樹木の間から滝子山が望める。 この辺りまで下がってくると、木々に若葉が茂り始めている。 山頂で写真だけ撮って降下を開始すると、田野の集落から流れる正午のチャイムが聞こえてくる。 

画像
12時10分、標高1350m辺りとなる曲り沢峠に到着する。 当初の計画では、大鹿峠より景徳院へ下山する予定であったが、車道へ出てから田野の湯までの距離が遠くなる。 早く湯に浸かりたいので、ここから一気にコタカノス沢から曲り沢伝いに降下することとする。 下山路入口には、道が荒れているとの注意看板がある。 

画像
峠より大きく九十九に切られた道を降る。 あまり人が歩いていないのか、山側の土が崩れ道幅が狭く谷川に傾斜している。 標高差200mほどを十数分で降ると、コタカノス沢の原頭となり水流が始まる。 落ち葉が深く時々足首より深く潜り込む。 沢の水流が増えるに従い、水流より少し高い所に切られたトレースを進むようになる。 所々で崩れ、確かに荒れている登山道である。 更に幾度と無く沢を渡る。 

画像
沢の右岸を進むようになると、石積みの堰堤が何箇所か出てくる。 やがて、最近作られたコンクリート製堰堤を二箇所ほど越え、12時48分に林道終点へ出る。 ここで10分ほどの小休止をとることにする。 林道の終点には数台の自家用車が停められている。 山菜取りにでも入っているのであろう。 

118画像
林道終点を出発すると、新緑の山を眺めながら未舗装の林道を降って行く。 やがて舗装道路となり、13時14分にバス道路に出る。 ここを右折し田野の湯へと向かう。 舗装道路からの照り返しがきつく、上りの坂道も加わってやたらと暑い。 

画像
13時22分に田野の湯に到着する。 田野の湯前の福祉センタバス停の時刻表を見ると、次のバスは14時03分となっている。 これを逃すと17時台までバスは無くなる。 そうと判れば、急いで入浴する。 高アルカリの温泉は、湯に浸かっているとツルツルになる。 気持ちがよい。 風呂上りにビールを一杯飲みたい所であるが、清涼飲料水しか販売してない。 仕方ないので、清涼飲料水を一気に飲みバス停へ向かう。 

画像
ガラガラのバスは定刻に到着し、甲斐大和駅へと向かう。 バスに乗ると直ぐにウトウトする。 バスは10分足らずで甲斐大和駅に到着するが、なんと中央線が高尾駅での人身事故のため大幅に遅れている。 駅員によると、14時40分頃に上り電車が到着するとのことで、それまで飲めなかったビールをコンビニへ買いに行く。 電車は45分ほど遅れて到着し、八王子経由で帰途に着く。 町田には16時20分に到着し解散する。 


費用
電車代(町田→甲斐大和)@¥1280
タクシー代@¥5750
入浴代@¥600
バス代(福祉センタ→甲斐大和)@¥300
電車代(甲斐大和→町田)@¥1280

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック