10月16日から山仲間とテント泊で仙丈岳を登ってきました

2004年10月16日から山仲間とテント泊で仙丈岳を登ってきました。
今年最後の一泊二日登山として、紅葉の南アルプス仙丈岳を計画した。 今回は当初3名での行く事になっていたが、結局いつもの2名のみでテント泊となる。 昨年の甲斐駒ケ岳山行時は夜叉神と広河原間が崖崩れで通行出来ず、長谷村の方から入山したが、今年の夏前に復旧しアプローチの時間が大幅に改善された。

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実施日:2004.10.16(土)~17(日)

参加者:2名

天候 :10/16曇り時々晴れ
    10/17晴れ

コース:
10/16
JR町田駅集合→(八王子経由)→甲府→(バス)→広河原ロッジ→(市営バス)→北沢峠→北沢長衛小屋幕営地
10/17
北沢長衛小屋幕営地→北沢峠→大滝ノ頭→小仙丈岳→仙丈岳→小仙丈岳→大滝ノ頭→北沢峠→北沢長衛小屋幕営地→北沢峠→(市営バス)→広河原ロッジ→(バス)→甲府→(八王子経由)→町田

山行内容
10/16
 JR町田駅改札で5時40分に集合する。 帰りの風呂の着替えを駅のコインロッカーへ入れ、5時46分の電車で八王子へ向かう。 毎度ながら朝帰りの若者が多い。 八王子から通勤電車で高尾まで向かい、後続の各駅停車松本行きへ乗り換える。 天気予報では晴れると云っていたが、空は何となくどんよりとしている。 時々、車窓から山を眺めながらぼんやりとしている内に甲府へ到着する。 甲府駅前ではタクシーの運転手が長距離を狙って登山客に声をかけて来る横をすり抜け、バス停へ向かう。 バス発車の時間まで1時間以上有るので、二人で昼食の副食と、明日の行動食の追加仕入れに向かう。 広河原行き快速バスは予定の9時30分を少し遅れて3台が出発する。 一台のバスに22名が定員のようで、全員が座れる。 暫く寝ている間に途中駅の芦安となり、時間調整の為の休憩が入る。 気温は10℃と低いが日の射す所はポカポカと暖かい。 ここからは道路が一段と狭くカーブが多くなり、また道路の勾配も急激に増してくる。 高度が増すに連れ、徐々に紅葉が現れ始める。 10時45分にバスは夜叉神峠の登り口である夜叉神の森駅に到着し、ここでも時間調整を行う。 ここから先は一般車乗り入れ禁止となっており、更に工事車両以外時間単位の交互通行となっている。 広河原方面への進入は11時からとの事で15分ほど休憩する。 ひんやりと寒いので、腹から暖める酒を一本購入し、二人で飲む。 
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夜叉神の森を出発すると、更に紅葉が綺麗になり窓の外に見とれていると終点の大樺沢出合の到着する。 ここからは、つい最近芦安村から市町村合併で名前の変った南アルプス市市営バスに乗り換える。 乗り継ぎのバス発車まで45分ほど待たされる。 12時30分に満員のマイクロバスが発車し、10Kmほどの山道を25分ほどかけて北沢峠へと向かう。 北沢峠に到着すると、我々は足早に今日のキャンプ地へ向かう。 13時05分にキャンプ地に到着し、小屋に近い好条件のキャンプ地を得る。 テントを張り、少し遅い昼食を外で作って食べる。 外にいると薄日が射していてもひんやりとしている。 
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持って来た日本酒に燗を付け、飲み始める。 そうこうする内に友人がキャップランプを忘れて来ているのを発見する。 明日は一時間以上暗い中を歩かねばならず、スペア部品を使って懐中電灯が出来ないか試みるが上手く行かず断念する。 たまたま私の持って来たキーホルダーがLEDライトのため、これを使う事にする。 そうこうする内に日が陰り始め一層寒さが増してくる。 17時過ぎに夕食の支度を始め、19時前にはシュラフに潜り込む。 




10/17
 寒さで何度も目が覚め、何となく熟睡した感覚が無い。 3時丁度に目を覚ますとテント内に付着した水滴が凍っている。 寝袋を抜け出し、テントの中で朝食のためにコンロを点けるとテント内の気温が上昇して暖かくなる。 寝袋をたたみ、3時40分には朝食も完了し出発の準備をする。 3時50分にアタックザックを持ってテントを抜け出し、先ずはトイレへと急ぐ。 空は快晴で満点の星が輝いている。 暫く眺めていたいがじっとしていると寒く、4時03分にはセーターを着たままキャンプ地を後に仙丈岳へ向けて出発する。 真っ暗な中、北沢峠の仙丈岳登山口へゆっくり林道を進む。 北沢峠バス停前の登り口手前にある二合目への登山道を入る。 ダケカンバの林の中に緩い登り坂が続き徐々に標高を稼いで行くが、キャップランプの灯のみが頼りであるため傾斜の感覚が少ない。 木の根の張り出した登山道を進むと左側から長衛小屋キャンプ場近道8分と書かれた標識が現れる。 降り8分のこの道を登っておれば、10分ほど時間が短縮できたかもしれない。 
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歩き始めて30分ほどすると体も温まりセーターを脱ぎ、更に進むと尾根へ取り付くように九十九の急登に変わる。 木々の間より暗い空が見えるようになり、4時40分に2合目の尾根道との分岐点となる。 針葉樹林の中の尾根道を暫く進むと、やがて少し広くなった3合目に到着し、5時01分に最初の小休止をとる。 このあたりまで来ると東の空が明るくなり始め、木々の間から見える鳳凰や甲斐駒の山並みがシルエットとして見え始める。 更に4合目を5時18分に過ぎると徐々に針葉樹から葉の落ちた広葉樹となり、周囲の明るさも一段と増してくる。 やがて、東の空が赤く染まり始め花崗岩の甲斐駒に徐々に光が届くようになる。 5時33分、大滝ノ頭を通過する。 数秒毎に山々の色が変わり始め、暫く立ち止まって写真を撮りまくる。 空は雲一つ無く、逸る心に自然と足が速くなり6時03分に森林限界を出る。 
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前面には小仙丈へ這松の中の急登が続き、左手に北岳を右下には馬ノ背ヒュッテのある紅葉した尾根を眺めながら進む。 気温も低く誰もいない静かな尾根道を、汗をかかずに快適に高度を稼いで行く。 6時29分、小仙丈に到着し小休止をとる。 北岳と富士山見え、遠く雪を被った木曽駒、白山、御岳山、乗鞍、北アルプス全体までもが見渡せる。 正面には大仙丈カールと仙丈岳へ続く稜線上の登山道が眺められる。 仙丈岳からは早くも数名の登山者が北沢峠へ向かって下山を始めている。 ここから仙丈岳までは快適なスカイライン歩きとなる。 今年の山行は天候に恵まれない事が多かったが、ここでその分一気に挽回してくれるような天候となった。
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 一度、小仙丈から降り最後の仙丈岳への登山道を登る。 夏場であれば恐らくこのあたりは見事なお花畑であろうと思いながら進む。 仙丈岳に近づくに従い風が強くなり、うっかりすると帽子が飛ばされそうになる。 7時32分、待望の仙丈岳頂上に到着する。 360度文句の無い遠望であるが、やたらと風が強く寒い。 先に到着している登山者は合羽の上着を着込み、フードを頭に被っている。 我々は記念写真を撮り10分ほど景色を眺め、直ぐに頂上直下の風の無い鞍部へ降下し小休止をとる。 計画書より早い11時15分の北沢峠発のバスで帰宅する事を考え、7時52分に下山を開始する。 
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テントの撤収があるので10時にはキャンプサイトへ到着するよう、足早に降り始める。 小仙丈まで約30分で戻り、名残惜しむ様に仙丈岳を振り返る。 森林限界下に入るとこれから仙丈岳へ向かう登山者とすれ違うようになり、たびたび道を空ける為に立ち止まるようになる。 気温も高くなり始め、8時49分に大滝ノ頭で長袖のシャツ一枚になり先を急ぐ。 9時20分に2合目の分岐に到着し、小休止をとる。 ここまで一気に降ってきたので、何となく脚の力が抜けてきている。 エネルギーを補給し、軽いストレッチの後キャンプサイトへ向かって下山を再開する。 降りは登りの途中に合流した長衛小屋キャンプ場近道8分のコースへ入り、9時48分にキャンプサイトに到着する。 仙丈岳往復、5時間45分とあっけなく終わってしまったが、天候に恵まれ最高の登山であった。 
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早速、テントの撤収作業を開始し、20分ほどで完了する。 テント山行も既に3回目であり設営、撤収の手際よくなってきた。 10時25分にキャンプサイトを後にバス停の北沢峠へ向かい、バス停で11時15分発のバスを待つ。 待っていると長谷村からバスが続々とツアー観光客が到着しするが、直ぐに臨時の団体用広河原行きバスに乗り換え去って行く。 話を聞くと紅葉を見に来たようであるが、殆どがバスの窓越し観光の様である。 11時15分には定期バスが2台で広河原へ向けて発車し、25分ほどで大樺沢出合に到着する。 大半の登山者は途中まで車できているようで、12時発の芦安駐車場行きのバスに乗車する。 甲府行きバスは12時30分発で、それまで50分ほど待たされる。 甲府行きバスは夜叉神の森や芦安駐車場に車を停めている登山者も満載して時間より遅れて出発する。 途中、来た時のように二ヶ所で時間調整をしながら山を下り、甲府には14時35分に到着する。 甲府からは15時09分の臨時特急に乗車し、八王子経由で戻る。


費用
電車代(町田→甲府) @¥1、890
バス代(甲府→広河原ロッジ) @¥1、700
村営バス代(広河原ロッジ⇔北沢峠) @¥1、500
幕営地管理費 @¥500
バス代(広河原ロッジ→甲府) @¥1、700
電車代(甲府→町田) @¥3、310

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