12月4日に倉岳山を登ってきました

2004年12月4日に倉岳山を登ってきました。
冬場は近い丹沢ばかり入っていて、最近マンネリ化してきている。 奥多摩もそこそこ歩き尽くしてしまったので、最近は中央線沿線の山へ行き始めた。 この辺りの山は暑い夏場にとても歩く気にならないが、冬場なら汗もかかず気持ち良く歩ける。

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既に稜線部分の大半の木々は葉を落としていたが、所々綺麗な紅葉が眺められた。 ちょっと遅かったようだが、それでも山の中腹は充分に見ごたえがあった。 もう一度、来てみたい。 


実施日:2004.12.04(土)

参加者:2名

天候 :曇り後雨

コース:JR町田駅集合→(八王子経由)→鳥沢駅→小篠貯水池→石仏分岐→穴路峠→倉岳山→立野峠→梁川駅→(八王子経由)→町田


朝の天気予報では、午前中は天気が持ちそうであるが、夕方頃より雨になる可能性が高い。 雨の降らない午前中に行動を完了したいと思いながら、集合場所のJR町田駅へ向かう。 5時53分に改札口にて山仲間と合流し、6時06分の電車に乗車する。 家を出る時に山仲間はメガネを忘れてしまったとのことである。 八王子に近づく頃には、車窓から朝焼けが見られるようになる。 八王子からは僅か3分の乗り換え時間で、6時34分八王子始発の松本行きに乗車する。 秋の登山最盛期と違い、車内の登山者は少なく空席も目立つ。 高尾を過ぎたあたりから、家の屋根や畑には霜が目立つようになる。 7時14分、鳥沢駅に到着し、電車を降りる。 この駅で下車した登山者は、我々のみで一般のお客様も僅か1名のみ。 駅前には大きな周辺観光案内版が掲げてあり、ハイキングコースのコースタイムも書いてある。 駅前の写真を撮ろうとした山仲間は、「カメラにメモリーカードを入れて来るの忘れた」と騒ぐ。 前回は電池を忘れたが、今度はメモリーカードである。 これでは折角持って来たカメラも役にたたない。 高曇りの空の下、7時20分に鳥沢駅を出発する。 先ずは中央本線と平行に走っている甲州街道に出て、暫く東京方面へ歩く。 街道脇には過って栄えた旅籠の面影を残している。 10分ほど歩き、東京まで87Kmと書かれた標識の角に高畑山への小さな標識も現れる。 標識に沿って甲州街道から右に折れると、直に中央本線の踏切を渡る。 ここからは畑越しに高畑山が高曇りの空に眺められる。 

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暫くは、高畑山と書かれた指導表に従い住宅地内の狭い舗装道路を通り、桂川にかかる虹切橋に向けて徐々に降ってゆく。 橋を通過すると上り坂となる。 暫く進むと、また民家の中の細い道となり遂には舗装が切れる。 林道のような道を進むと正面に小篠貯水池の堤防が現れ、その下を横切るようになる。 堤防を横切った所で直に右に曲がると堤防の上部に出て、貯水池の水瓶を覗けるようになる。 

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7時51分、貯水池堤防の淵で小休止をとる。 電車を降りたときは寒かったのでフリースを着たままここまで来たが、街中を歩くようなスピードで歩いたため背中にしっとりと汗をかいてしまった。 フリースとカッターシャツをザックに入れ10分ほど休んで出発する。 ここから先の林道はかなり荒れていて、枯れ沢の中を歩いているような感じがする。 杉林の中の道は徐々に細くなり、何時しか沢の左岸を歩くようになる。 所々に「高畑山」の標識が現れるので、路を見失う事は無いが、トレースが多い。 少し沢から離れたなと思ったら、高畑山と穴路峠への別れ路がある石仏分岐となる。  

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通過時間は8時19分で、高畑山方面を見送り穴路峠へ向かう。 ストレス解消の為にスピードを上げて歩いているので、遂には汗が帽子のつばを伝って落ち始める。 登山道は小篠沢の左岸に沿って付けられ、徐々に標高を稼いで行く。 特に危険なところも無く快適に進み、夫婦杉を通過すると沢の中の緩い滝を眺められるようになる。 

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その内、沢幅が狭くなると沢を幾度か渡るようになり、最後に広くなった沢の右岸に立つと、ここから倉岳山の北西斜面に付けられた九十九の急登が始まる。 植林帯で風通しが悪く薄暗い中の急登を15分ほど我慢して歩くと、突然植林帯から開放され前が明るくなり、傾斜も緩む。  

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右手の落葉した梢越しに高畑山を見ながら峠への緩やかで気持ちの良い道を進むと、峠を越えてくる風が汗を吹き飛ばしてくれる。 9時01分、倉岳山と高畑山の稜線上の切り込まれたような穴路峠に到着する。 

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ここには「峠道文化の森」のたて看板があり、その昔は、大月市の部落と秋山村を結ぶ主要な峠であったようである。 峠の南側には眼下に秋山村が谷間に覗け、山腹の紅葉も眺められる。 10分ほどの小休止後、倉岳山へ登り始める。 

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少し登って後ろを振向くと富士山が赤松林の枝越しに見え始める。 暫くは稜線上の快適な道であるが、倉岳山直下から10分ほどの急登が始まる。 急登の途中で、今日始めて登山者とすれ違う。 

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9時31分、誰も居ない静かな標高990mの倉岳山の山頂に到着する。 この山頂は大月市の富嶽十二景の一つで高畑山と同様に九番山頂となっている。 

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ここから見える富士山も絶景で、前景の山襞が十二単の様に折り重なり、しかも富士の長い裾野も見え優美さを更に増してくれる。 残念なのが高曇りで青い空が見えない事であるが、ガスで見えないよりははるかに益しである。 南側には丹沢の大室山や蛭ケ岳が見え、北側は遠く雲取山から甲武信岳までの稜線が眺められる。 大月駅前の岩殿山などは遥か眼下に見下ろすように見える。 

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静かな山頂には、遥か下界より流れるチャイムの音や役場の拡声器の放送が伝わって来て、何とも云えぬ郷愁を感じさせる。 一時間弱遊び10時20分に下山のため、先ずは立野峠へ向かう。 山頂から5分ほど木の根の絡まった急坂を降りると暫くなだらかな稜線上の道が続く、時折右後ろを振向くと富士山が「また来いよ!」と誘っているように見える。 途中、今日二人目の登山者と出くわす。  

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小さなピークを幾つか越えるとまた急な降りが始まり、直に立野峠となる。 ここからは、真っ直ぐ行くと寺下峠、右へ曲がると浜沢となり、我々は10時44分に左へ曲がって梁川駅をめざす。 

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路は植林帯の中を九十九折れに付いていて、8分ほど降ると月屋根沢の源頭となる。 ここには立派な水場が作ってあるが、立て看板には飲用出来ないと赤字で書いてある。 それを私が読んだ時には時既に遅しで、山仲間は湧き水を飲んだ後であった。 

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水場からは月屋根沢の左岸を暫く降り、途中で右岸となる。 たいした傾斜も無く時々枝沢を横切りながら、だらだらと高度を下げて行くと突然舗装道路となる。 11時22分、梁川側の倉岳山登山口となる。 ここからは舗装道路を梁川駅まで歩く。  

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桂川に架かる橋から後ろを振向くと、倉岳山が大きく南西の空を塞いでいる。 橋の欄干から下を見ると、桂川の流れの両岸には見事な紅葉が覗ける。 橋を渡り切り、甲州街道を横切ると駅は目の前である。 11時42分、無人の梁川駅に到着する。 駅で装備の片付けを行い、11時56分の各駅停車高尾行きに乗車する。 高尾、八王子を経由して町田には13時過ぎに到着する。 


費用
電車代(町田→鳥沢)@¥950
電車代(梁川→町田)@¥900

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