6月21日に山仲間と大山へ行きました
2020年3月21日に無線仲間と岳ノ台へ行って以来、武漢ウイルス回避のためのSTAYHOMEが長らく続いた。 こうも長く山へ行かない時間を過ごしたのは、ここ30年ほどない。 おかげで私の腹はコロナ太りになってしまった。 6月に入りやっとコロナ騒ぎも落ち着き始め、3ヶ月ぶりに山仲間と山へ行くことにした。 体調が心配なのと、帰りに早めに実家へ向かわなければならないので近場の大山へ行くことにした。 帰りのクアハウス山小屋での時間も楽しみである。

ヤビツ峠行きのバスは、思っていたより空いていた。 予報では雨が降る様であったが、終日曇り空であった。 おかげで大した汗もかかずに登れた。 山頂はガスに覆われ遠望は望めなかったが、それでも久しぶりに山頂からの無線運用を楽しむ。 その後、少し早めに雷ノ峰尾根を下る。 所々にヤマボウシが白い花をいっぱい咲かせているのが眺められる。 下山後はクアハウス山小屋で楽しく一杯! 久しぶりの山歩きに、大いに満足する。
実施日:2020.06.21(日)
参加者:2名
天候 :曇り
コース:小田急線新百合ヶ丘駅集合→(小田急線)→秦野駅→(バス)→ヤビツ峠→(イタツミ尾根)→大山→(雷ノ峰尾根)→見晴台→(九十九曲経由)→クアハウス山小屋(入浴)→(山小屋の送迎車)→日向薬師バス停→(バス)→伊勢原駅→(小田急線)→小田急線登戸駅解散

久しぶりの山で、前夜はなかなか寝付けない。 少し早めに床から抜け出し、インターネットで伊勢原付近の天気を確認すると、終日天気は曇りの様である。 自宅出発前に一雨あったが、出発する6時頃には雨も止む。 集合場所の新百合ヶ丘駅へ向かい、6時29分の新百合ヶ丘駅発の急行電車で山仲間が到着する。 私は山仲間が乗って来た電車へ乗り、一緒に秦野駅へ向かう。 電車内は3月の最後に山へ行った時の様には混んでいない。 車窓から丹沢の山々を眺めると、標高1000m以上は雲に覆われている。 7時10分、電車は秦野駅に到着し、ヤビツ峠行バス停へ向かう。 バス停に並ぶ列はまだ短く、充分に着席できる位置へ並ぶ事が出来る。 バスを待っている間に、登山計画書を計画書入れのポストへ放り込む。 並んでいると元会社の無線仲間に声を掛けられる。 どうやら彼も同じバスで大山へ行く様である。 聞くと、12時頃まで50MHzと1.2GHz帯で無線運用を楽しむ様である。 我々は足が遅いので、早く着いたら座る場所を確保しておいて欲しいと頼む。 7時44分、バスは定刻に秦野駅を出発する。 バス車内は何時もの様な鮨詰状態にならず、比較的ゆったりとしている。 バスは県道70号線をヒルクライムを楽しむ自転車を避けながら標高をあげてゆく。 8時23分、標高770mのヤビツ峠に到着する。 公衆トイレ脇に設置されているベンチで出発の準備を行い、8時30分にヤビツ峠を出発する。

今回もヤビツ峠から大山へ向かう人は少ない。 久しぶりに登るイタツミ尾根は、かなりの急坂に感じるが、一歩一歩ゆっくりと息が上がらない様に足を運ぶ。 曇っているので気温も低く、快適である。 暫く登ると登山道の右側が開けるが、雲が多く伊豆半島の山々がぼんやりと見える程度である。 やがて、イタツミ尾根唯一の下り坂を過ぎ、鎖場を越える。 ここからは暫く九十九道で標高を稼ぐようになる。 やがて尾根上へ出ると傾斜も緩む。 尾根上の登山道脇にはヤマボウシの木に真っ白い花が一杯咲いているのが眺められる。 3月の時と違い、木々の緑が一段と濃くなっている。 9時10分、標高963mのイタツミ尾根中間点に置かれたベンチに到着する。 ここでザックを降ろし、10分程の小休止をとる。 爽やかな風が吹き抜け、少し汗ばんだ体を冷やしてくれる。 実に気持ちが良い。 小休止が終わると、またのんびりと鳥の囀りを聞きながら登り始める。 尾根を幾度か絡みながら標高を稼ぎ、やがて登山道に木道が現れるようになると、下社からの表参道との分岐は近い。 9時59分、標高1173mの所で表参道を合せる。 天気が良ければ、ここからは丹沢の山々を眺める事が出来るが、曇っていて全く遠望が無い。

分岐を過ぎると暫く急坂を登るようになる。 鹿避けのグレーチングを通過すると最初の鳥居が現れる。 久しぶりの大山なので、そのまま真っ直ぐ大山山頂へ向かうことにする。 10時10分に二本目の鳥居を潜り、山頂部分に祀られる阿夫利神社境内の一角に入る。 10時13分、標高1252mの大山山頂に到着する。 今までのペースと数分の差も無く山頂に無事到着する。 山頂で写真を何枚か撮り、ベンチのある東側広場へ向かう。 秦野駅のバス停で会った無線仲間は、既に到着し50MHz帯のアンテナを設置し無線運用を開始している。 同じベンチにシートを広げ場所を確保してくれていたので、我々もそこへザックを降ろす。 私も直ぐに1.2GHz帯の無線設備を準備し、運用準備を整える。 行動食を口に運びながら4局ほどと交信を行う。 その間山仲間は山頂をふらついていたが、戻ってくると下山準備を開始する。 今回は一緒に下ろうと思い、私も早めに撤収を開始する。 10時42分、無線仲間に別れの挨拶をして雷ノ峰尾根を経由して下山を開始する。

久しぶりの長い下り坂である。 運動不足で痛み始めた左膝が心配である。 山仲間のペースに合わせ、ゆっくりと下って行く。 所々糠っているが、滑りやすそうな所も少ない。 10時58分に標高1124mの唐沢峠分岐を通過する。 過っては幾度もここから唐沢峠方向へ向かったが、最近はほとんど入らなくなった。 更に標高を下げ、標高が1000mを切る様になると視界も開けてくる。 11時40分、標高780mの見晴台に到着し、ベンチにザックを降ろし、20分ほど休む。 無線機を出し、山頂で無線運用をしている無線仲間と交信する。 そろそろ、無線仲間も下山の準備に掛る様である。 見晴台を出発すると、暫くは静かな稜線歩きが楽しめる。 12時17分、標高689mの尾根上に建つ大きなお地蔵さんの所に出る。 お地蔵さんに一礼し、ここから尾根道を外れ、九十九曲を下り始める。 25分ほど単調な九十九道を下ると、標高436mの所で舗装された林道に出る。 ここからは途中に水場のある林道歩きである。 水場で靴とストックの泥を洗い落し、13時07分に標高313mのクアハウス山小屋へ無事到着する。 既に山小屋は通常通りの営業を行っている。 久しぶりにお会いする従業員に挨拶し、早速風呂へ向かう。 風呂でさっぱりした後は、併設する食堂へ向かう。 生ビールを飲みながら、長風呂の山仲間が来るまで新潟に住む山仲間に電話してみる。 彼も元気そうで、何よりである。 山仲間が食堂に到着後、焼酎を飲みながら二時間ほど宴会を催し、15時25分に小屋の車で日向薬師バス停まで送ってもらう。 バス停から15時35分発のバスで伊勢原へ向かい、伊勢原から小田急線に乗り帰途に就く。 16時54分、登戸駅で解散し、私は世田谷の実家へ向かう。

今回のトラックデータは、距離7.3km、登りの累積標高差は598m、下りは-1013mであった。
費用
電車代(新百合ヶ丘→秦野) @¥480
バス代(秦野→ヤビツ峠) @¥480
風呂代(クアハウス山小屋) @¥800
バス代(日向薬師→伊勢原) @¥280
電車代(伊勢原→経堂) @¥420

ヤビツ峠行きのバスは、思っていたより空いていた。 予報では雨が降る様であったが、終日曇り空であった。 おかげで大した汗もかかずに登れた。 山頂はガスに覆われ遠望は望めなかったが、それでも久しぶりに山頂からの無線運用を楽しむ。 その後、少し早めに雷ノ峰尾根を下る。 所々にヤマボウシが白い花をいっぱい咲かせているのが眺められる。 下山後はクアハウス山小屋で楽しく一杯! 久しぶりの山歩きに、大いに満足する。
実施日:2020.06.21(日)
参加者:2名
天候 :曇り
コース:小田急線新百合ヶ丘駅集合→(小田急線)→秦野駅→(バス)→ヤビツ峠→(イタツミ尾根)→大山→(雷ノ峰尾根)→見晴台→(九十九曲経由)→クアハウス山小屋(入浴)→(山小屋の送迎車)→日向薬師バス停→(バス)→伊勢原駅→(小田急線)→小田急線登戸駅解散

久しぶりの山で、前夜はなかなか寝付けない。 少し早めに床から抜け出し、インターネットで伊勢原付近の天気を確認すると、終日天気は曇りの様である。 自宅出発前に一雨あったが、出発する6時頃には雨も止む。 集合場所の新百合ヶ丘駅へ向かい、6時29分の新百合ヶ丘駅発の急行電車で山仲間が到着する。 私は山仲間が乗って来た電車へ乗り、一緒に秦野駅へ向かう。 電車内は3月の最後に山へ行った時の様には混んでいない。 車窓から丹沢の山々を眺めると、標高1000m以上は雲に覆われている。 7時10分、電車は秦野駅に到着し、ヤビツ峠行バス停へ向かう。 バス停に並ぶ列はまだ短く、充分に着席できる位置へ並ぶ事が出来る。 バスを待っている間に、登山計画書を計画書入れのポストへ放り込む。 並んでいると元会社の無線仲間に声を掛けられる。 どうやら彼も同じバスで大山へ行く様である。 聞くと、12時頃まで50MHzと1.2GHz帯で無線運用を楽しむ様である。 我々は足が遅いので、早く着いたら座る場所を確保しておいて欲しいと頼む。 7時44分、バスは定刻に秦野駅を出発する。 バス車内は何時もの様な鮨詰状態にならず、比較的ゆったりとしている。 バスは県道70号線をヒルクライムを楽しむ自転車を避けながら標高をあげてゆく。 8時23分、標高770mのヤビツ峠に到着する。 公衆トイレ脇に設置されているベンチで出発の準備を行い、8時30分にヤビツ峠を出発する。

今回もヤビツ峠から大山へ向かう人は少ない。 久しぶりに登るイタツミ尾根は、かなりの急坂に感じるが、一歩一歩ゆっくりと息が上がらない様に足を運ぶ。 曇っているので気温も低く、快適である。 暫く登ると登山道の右側が開けるが、雲が多く伊豆半島の山々がぼんやりと見える程度である。 やがて、イタツミ尾根唯一の下り坂を過ぎ、鎖場を越える。 ここからは暫く九十九道で標高を稼ぐようになる。 やがて尾根上へ出ると傾斜も緩む。 尾根上の登山道脇にはヤマボウシの木に真っ白い花が一杯咲いているのが眺められる。 3月の時と違い、木々の緑が一段と濃くなっている。 9時10分、標高963mのイタツミ尾根中間点に置かれたベンチに到着する。 ここでザックを降ろし、10分程の小休止をとる。 爽やかな風が吹き抜け、少し汗ばんだ体を冷やしてくれる。 実に気持ちが良い。 小休止が終わると、またのんびりと鳥の囀りを聞きながら登り始める。 尾根を幾度か絡みながら標高を稼ぎ、やがて登山道に木道が現れるようになると、下社からの表参道との分岐は近い。 9時59分、標高1173mの所で表参道を合せる。 天気が良ければ、ここからは丹沢の山々を眺める事が出来るが、曇っていて全く遠望が無い。

分岐を過ぎると暫く急坂を登るようになる。 鹿避けのグレーチングを通過すると最初の鳥居が現れる。 久しぶりの大山なので、そのまま真っ直ぐ大山山頂へ向かうことにする。 10時10分に二本目の鳥居を潜り、山頂部分に祀られる阿夫利神社境内の一角に入る。 10時13分、標高1252mの大山山頂に到着する。 今までのペースと数分の差も無く山頂に無事到着する。 山頂で写真を何枚か撮り、ベンチのある東側広場へ向かう。 秦野駅のバス停で会った無線仲間は、既に到着し50MHz帯のアンテナを設置し無線運用を開始している。 同じベンチにシートを広げ場所を確保してくれていたので、我々もそこへザックを降ろす。 私も直ぐに1.2GHz帯の無線設備を準備し、運用準備を整える。 行動食を口に運びながら4局ほどと交信を行う。 その間山仲間は山頂をふらついていたが、戻ってくると下山準備を開始する。 今回は一緒に下ろうと思い、私も早めに撤収を開始する。 10時42分、無線仲間に別れの挨拶をして雷ノ峰尾根を経由して下山を開始する。

久しぶりの長い下り坂である。 運動不足で痛み始めた左膝が心配である。 山仲間のペースに合わせ、ゆっくりと下って行く。 所々糠っているが、滑りやすそうな所も少ない。 10時58分に標高1124mの唐沢峠分岐を通過する。 過っては幾度もここから唐沢峠方向へ向かったが、最近はほとんど入らなくなった。 更に標高を下げ、標高が1000mを切る様になると視界も開けてくる。 11時40分、標高780mの見晴台に到着し、ベンチにザックを降ろし、20分ほど休む。 無線機を出し、山頂で無線運用をしている無線仲間と交信する。 そろそろ、無線仲間も下山の準備に掛る様である。 見晴台を出発すると、暫くは静かな稜線歩きが楽しめる。 12時17分、標高689mの尾根上に建つ大きなお地蔵さんの所に出る。 お地蔵さんに一礼し、ここから尾根道を外れ、九十九曲を下り始める。 25分ほど単調な九十九道を下ると、標高436mの所で舗装された林道に出る。 ここからは途中に水場のある林道歩きである。 水場で靴とストックの泥を洗い落し、13時07分に標高313mのクアハウス山小屋へ無事到着する。 既に山小屋は通常通りの営業を行っている。 久しぶりにお会いする従業員に挨拶し、早速風呂へ向かう。 風呂でさっぱりした後は、併設する食堂へ向かう。 生ビールを飲みながら、長風呂の山仲間が来るまで新潟に住む山仲間に電話してみる。 彼も元気そうで、何よりである。 山仲間が食堂に到着後、焼酎を飲みながら二時間ほど宴会を催し、15時25分に小屋の車で日向薬師バス停まで送ってもらう。 バス停から15時35分発のバスで伊勢原へ向かい、伊勢原から小田急線に乗り帰途に就く。 16時54分、登戸駅で解散し、私は世田谷の実家へ向かう。

今回のトラックデータは、距離7.3km、登りの累積標高差は598m、下りは-1013mであった。
費用
電車代(新百合ヶ丘→秦野) @¥480
バス代(秦野→ヤビツ峠) @¥480
風呂代(クアハウス山小屋) @¥800
バス代(日向薬師→伊勢原) @¥280
電車代(伊勢原→経堂) @¥420
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