2月17日に大山三峰から梅ノ木尾根を歩いてきました。

2019年2月17日に大山三峰から梅ノ木尾根を歩いてきました。 今年に入り、山仲間と大山三峰へ行こうと幾度か計画したが、直前になり楽な大山へ変更になった。 今回は、山仲間の体調も良く大山三峰へ行けるとのことで、再度計画した。 さて、最後まで無事に歩けるか? 
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大山三峰へは一年ぶりである。 最近人気が出てきたのか、このコースを歩く登山者も多くなった。 過っては鎖やはしごが少なく、危険な所を通過しなければならなかったが、今は登山道が整備され歩きやすくなった。 しかし、大半が煤ヶ谷から大山三峰を越え、不動尻へ下ってしまう。 我々の様に唐沢峠を越え梅ノ木尾根を経由して下山する登山者は少ない。 もっとも、我々は下山後にクアハウス山小屋の風呂と、薪ストーブのある食堂での一杯が楽しみで、少し長いがこのコースにしている。 次回は丹沢から離れた山へ行ってみよう。 


実施日:2019.02.17(土)

参加者:2名

天候 :曇り

コース:新百合ヶ丘駅集合→(小田急線)→本厚木駅→(バス)→煤ヶ谷→物見峠分岐→大山三峰→唐沢峠→893mピーク梅ノ木尾根分岐→大沢分岐→浄発願寺奥ノ院分岐→浄発願寺奥ノ院→クアハウス山小屋(入浴、反省会)→(クアハウス山小屋の車)→日向薬師バス停→(バス)→伊勢原駅→(小田急線)→登戸駅解散 


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山仲間と丹沢の山へ行くには、少し早い6時13分新百合ヶ丘駅発の電車内で合流する。 これは、本厚木発のバスの出発時間に合わせての集合である。 6時36分、本厚木駅に到着する。 バスの時間まで間があるので、山仲間はトイレへ向かう。 電車内で「数日前から仕事での接待が続き、腹の調子が今一!」と、云っていた。 10分ほどして駅北側の宮ケ瀬行きバス停へ向かうと、既にバスは到着し七割ほどの乗客が乗っている。 やがて、バスは満席になり、6時55分に本厚木駅を後にする。 バスが出発すると、直ぐにウトウトし始める。 7時28分、バスは標高138mの煤ケ谷に到着し、バスを降りる。 この停留所でバスを降りたのは、我々以外に6名ほどであった。 我々は直ぐに煤ケ谷バス停から、谷太郎川の左岸に沿って舗装道路を歩き始める。 直ぐに舗装道路は不動尻と大山三峰の道に分かれる。 分岐から短い坂道を登ると、陽当りの良い登山計画書の投函ポストが設置された登山口に到着する。 ここでストックを出し薄着になって、登山計画書を投函し、標高165mの登山口を7時40分に出発する。 

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登山口を出発すると、コンクリートで作られた土留めの上の幅が狭い道を進む。 やがてコンクリートの道が終わると、鹿避けの策の扉を通過する。 この辺りは、気温が高くなると山蛭の生息地である。 しかし、気温が7℃以下の2月は山蛭も冬眠中で安全である。 植林の中の登山道を少し進むと、尾根上を行く道と山腹をトラバースする分岐がある。 しかし、今は尾根上を行く登山者はほとんど居らず、尾根上のトレースは大分薄くなっている。 トラバースの登山道は、緩い坂道が続く。 オーバーペースにならない様に、梢越しの景色を眺めながらゆっくりと一歩一歩楽しみながら登って行く。 やがて壊れた鹿策の扉を過ぎると、尾根上は近くなってくる。 8時24分、標高414mの尾根直下に置かれたベンチ前を通過すると、尾根上の道に出る。 この辺りは、作業道が入り組み道を間違えやすい所である。 ここからは急に傾斜がきつくなり、薄っすらと額から汗が滲み始める。 8時58分、標高654mに建つ祠の前に到着し、ベンチにザックを降ろす。 この頃になると空は雲で覆われるようになる。 行動食を腹へ入れ、10分ほどの小休止をとる。 

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小休止をとった所から尾根を絡むように登ると、やがて標高748mのピークを巻く様にトラバースが始まる。 9時23分、標高730mの所で物見峠からの道を合わせる。 過って、辺室山から物見峠を経由してここまで登って来たことがあったが、物見峠からの標高差100mの直線的な上り坂は辛かった思い出がある。 物見分岐から大山三峰の手前の鞍部であるアケビ平まで、標高800mほどの小さなピークを五ヶ所ほど越えて行く。 このコースは落葉樹が多く展望が開けたプロムナードである。 稜線上、二ヶ所ほど大きく崩壊した所があり、そこからの丹沢山塊の眺めは特に素晴らしい。 

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この稜線道は、歩いていて変化が多く楽しい所である。 やがて標高813mの小さなピークを過ぎると、稜線の幅が広くなり始める。 10時、標高804mのアケビ平へ到着し、ベンチにザックを降ろす。 行動食を食べていると、山仲間が「雉撃ち」に走る。 だいぶ腹の調子が悪い様である。 アケビ平を過ぎると、確かに雉場に適した所は当分なくなる。 休んでいると、日が陰り寒くなってくる。 20分ほど休んだ後、大山三峰へ向けて登り始める。 休んだ所から一気に標高差100mほどを稼ぐ。 直線的に付けられた丸太の階段を登ると、いよいよ大山三峰の核心部に入る。 階段が終わると、固定ザイルが下がった滑りやすい急坂を登る。 10時34分、標高900mの三峰北と書かれた標識の前を通過する。 今まで前衛峰と思っていた所が大山三峰北峰であった。 北峰ピークは、人一人が立てるほどしかない。 ピークを通過すると、鎖の付けられた急な下り坂が現れる。 

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ここから三峰山南峰を下り切るまでは、両脇が切れ落ち、前後には鎖場や梯子が付けられた急峻な登山道を通過しなければならない。 北峰から鎖の付けられた急斜面を、標高差40mほど鞍部まで下る。 今度は、丸太の桟道や梯子、長い鎖場が現れる。 北峰と中央峰の間にある小さなピークを登ると、「三峰山100m、煤ヶ谷4.8Km」の標識がある。 このピークも鎖が着いた登山道で鞍部まで下り、また急峻な道を標高差40mほど登る。 過っては、鎖場も少なく鞍部の谷間に丸太を渡した程度の登山道であったが、最近は随分と整備され歩き易くなった。 

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鞍部から丸太の桟道や階段、鎖場を登り、三峰山中央峰まで標高差40m程度の標高を稼ぐ。 11時、標高934m三峰山中央峰に到着する。 山頂には誰も居らず、一つだけあるベンチにザックを置く。 先ずは写真を撮り、ザックからコンロを出してカップ麺用のお湯を沸かす。 折角無線機を持参しているので、1.2GHz帯のアンテナを設置し、短時間であるが無線運用を行って見る事にする。 やがて、お湯が沸きカップ麺を食べながら無線運用を行う。 直ぐに調布市移動のJA0CRK/1局、鞍掛山移動のJA1KHZ/1局、大和市のJI1JMQ局、世田谷区のJJ1BFU局と交信する。 その間、3名ほどの登山者が山頂に到着し、去って行く。 山頂でだいぶ長居をしてしまったので、機材を片付け11時47分に下山を開始する。 

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中央峰から南側へ急な登山道を下る。 登って来たほどの傾斜ではないが、それでも鎖が付けられ標高差50mほどを下る。 両側が急峻に切れ落ち、スリル満点である。 小さなピークを越え、標高差30mほどを登る。 12時01分、標高903の三峰山南峰を通過する。 南峰からは幅の狭い急な下り坂を下る。 暫く下ると、尾根幅が広くなり傾斜も緩み始め一息つける。 12時12分、標高837mの鞍部にベンチが置かれた、不動尻分岐を通過する。 ここから唐沢峠までは、登山地図に書かれていないコースである。 唐沢峠までの1.3Km区間は、標高差50mほどの3つのピークを越える稜線歩きである。 最近はこのコースを通る登山者が多くなり、トレースも判りやすくなってきた。 12時50分、標高834mの唐沢峠側不動尻分岐を通過する。 

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唐沢峠側不動尻分岐を通過し少し植林の中の登山道を下ると、標高794mの唐沢峠へ12時54分に到着する。 この唐沢峠には東屋が建っていたが、既に取り壊されベンチが幾つか置かれただけの峠に変わっていた。 ここで、10分ほどの小休止をとる。 ここから梅ノ木尾根分岐までは、大山から広沢寺温泉への一般登山コースの一部を通過する。 唐沢峠から大山方向に向けて歩き始めると、丸太で土留めをした急坂で標高を稼ぐようになる。 標高差75mほどを一気に登ると、傾斜が緩くなり鎖の付いた痩せ尾根を二ヶ所ほど通過する。 標高893mのピークを通過すると、登山道の左手にロープが張られた梅ノ木尾根入口が見えるようになる。 13時24分、一般のハイカーが迷い込まないように張られたロープを跨いで梅ノ木尾根へ入る。 梅ノ木尾根へ入ると、直ぐに滑りやすいザレた急坂を標高差100mほど下る。 足を滑らすと、ただの怪我では済まされない。 下りやすいトレースを拾って降下し、鞍部から小さなピークへ登り返す。 ピークを過ぎると、また緊張する下りが始まる。 鞍部辺りまで下ると、再度上り坂が待っている。 13時52分、標高778mの小ピークで小休止を10分ほど取る。 

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この頃になると、空が厚い黒い雲で覆われるようになり、白いものが舞うようになる。 良く見ると霰の様である。 小休止を終わり、今回の最終目的地のクアハウス山小屋へ向けて出発する。 ここからはトレースも安定し始め、歩きやすくなる。 14時10分に標高711mの、大沢分岐を通過する。 ここから北側に眺められる峰は、大山三峰南峰より東に延びる峰で、三つの大きなピークが連なり、まるでこれも大山三峰の様である。 大沢分岐を右折し日向薬師へ向かうと、岩の露出する痩せ尾根上を通過するようになる。 そして、最後の上り坂が始まる。 14時25分、標高661mの二ノ沢の頭を通過する。 ここからは上り坂は無く、全て下りになる。 標高差100mを下った14時37分に、標高529mの浄発願寺奥の院分岐に到着する。 ここにはベンチが置かれ、ここで最後の小休止を取る。 70歳をとっくに過ぎた山仲間は、だいぶ消耗している様である。 ここから先も未だ急坂が待っているので、5分ほどの小休止を取る。 

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分岐から尾根道を外れ、道標に従い浄発願寺奥の院の岩屋へ向かって山腹を暫くトラバースする。 途中、倒木が登山道を塞ぎ迂回路が登山道上部に出来ている。 やがて、登山道は急傾斜の枝尾根上に出、その枝尾根を直線的に下るようになる。 浮石が多い枝尾根上を10分ほど下ると、登山標識が現れ、今度は山腹を横切る様につけられた登山道へ入る。 15時01分、標高406mの浄発願寺奥の院岩屋前を通過する。 ここからは、石の階段が多い参道になる。 山津波で流された浄発願寺の鐘楼跡、本殿跡を通過し、沢の右岸伝いに標高を下げて行く。 15時10分、標高289mに建つ宝篋印塔の前に到着し、登山道は終了する。 ここからは日向川に架かる橋を渡り、舗装道路をクアハウス山小屋へ向かう。 

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15時13分、標高290mに建つクアハウス山小屋に到着する。 早速、入浴費を払い風呂へ向かう。 この時間になると入浴する登山者もおらず、のんびりと風呂に浸かれる。 風呂から出た後は、薪ストーブが燃えるレストランで生ビールを飲む。 暫くして長風呂の山仲間が食堂に現れ、乾杯する。 暖かい湯豆腐をつつきながら、今回は地酒を飲みながら旬の山菜天ぷらを食べる。 気持ち良くなった17時28分に、小屋の車で日向薬師バス停まで送ってもらい、17時35分発のバスで伊勢原へ向かう。 19時03分、登戸駅で解散し、私は世田谷の実家へ向かう。   


今回のコース 

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今回は実によくトラックデータが記録されている。 谷間に入ってもトラックが比較的よく取れている。 今回のデータは、距離11Km、累積標高差は登り1323mで、下りは1213mであった。


費用
電車代(新百合ヶ丘→本厚木)@¥310
バス代(本厚木→煤ヶ谷)@¥480
風呂代(クアハウス山小屋)@¥800
バス代(日向薬師→伊勢原)@¥280
電車代(伊勢原→登戸)@¥420

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