4月8日に一泊二泊で雲取山へ行ってきました

2018年4月8日に一泊二泊で雲取山へ行ってきました。 
 毎年3月初旬に山仲間と雲取山へ行っているが、今年は宿泊場所の雲取山荘が水不足のため、予定していた期間に食事の提供を受けられない。 そこで、今年は水不足が解消される4月に行く事にした。 今まで4月初旬に雲取山へ行った事が無いので、楽しみである。 

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二日とも天気が良く、気持ちの良い山歩きができた。 心配していた積雪も無く、全くアイゼン無しで歩けた。 昨年、雲取山山頂に建てられていた2017年と標高2017mを掛け合わせた標識は、既に撤去され静かな山頂へ戻っていた。 登山口からブナ坂までの登山道脇には、平将門に纏わる地元の民話が所々に建てられていた。 それを読みながら登るのも楽しい。 そして今回は短時間であったが、雲取山山頂から1.2GHz帯での無線運用も行った。 久しぶりに泊りの山歩きができ、充実した二日間であった。 


実施日:2018.04.08(日)~09(月)

参加者:3名

天候 :4/8 晴れ 
    4/9 晴れ

コース:
4/8 登戸駅集合→(南武線)→立川駅→(青梅線)→奥多摩駅→(タクシー)→小袖乗越→堂所→ブナ坂→小雲取山→雲取山→雲取山荘

4/9 雲取山荘→小雲取山→ブナ坂→堂所→小袖乗越→鴨沢→(バス)→南二丁目→玉翠荘(入浴)→奥多摩駅→(青梅線)→立川駅→(南武線)→登戸駅解散


4/8 雲取山へ

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毎回集合は、南武線登戸駅下りホームである。 集合時間より少し早めに行くと、最近新潟へ転居した山仲間が到着する。 しかし、一番集合場所に近い山仲間がなかなか来ない。 6時17分、乗車予定の電車が到着すると、遅れていた山仲間と合流でき、山仲間が乗って来た電車へ乗り込む。 遅れてきた山仲間は「目覚まし時計の設定時間を一時間間違え、慌てて朝食も取らず出て来た。」と云う。 立川で青梅線に乗り換え、更に青梅で電車を乗り継ぎ終点の奥多摩駅へ向かう。 日曜日なので、奥多摩行きの電車内には登山者が多い。 8時13分、電車は終点の奥多摩駅に到着し、一番で改札を通過する。 山仲間の一人が、タクシー乗り場へ向かい。 私は登山計画書を投函する。 タクシー乗り場へ行くと、タクシーがいない。 タクシー会社へ電話すると、「既に奥多摩駅へ向かっている。」と話す。 暫く待つとタクシーが到着し、8時28分に奥多摩駅を後に、小袖乗越の雲取山登山口へ向かう。 タクシーは多摩川沿いに走り、更に小河内ダムを越えると奥多摩湖沿いに進む。 鴨沢のバス停を過ぎると、タクシーは山の中へ入って行く。 やがて、登山者用の駐車場前を通過する。 駐車場は満杯になっている。 8時56分、標高757mの雲取山登山口に到着し、タクシーを降りる。 何時もは登山口にも何台かの自家用車が止められているが、今回は駐車できない様に赤いコーンパイロンが置かれている。 そして、「雲取山 伝説の里丹波山」と書かれた大きな看板が建てられている。 ストックを出し、出発の準備を行う。 気温が低いので、シャツは着たままにする。 9時07分、雲取山へ向けて歩き始める。 

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舗装道路から擁壁の上に続く登山道に入る。 傾斜は緩く、自然林になかの芽吹いたばかりの淡い新録を眺めながら、ゆっくりと足を運ぶ。 所々にミツバツツジが綺麗な花を付けている。 やがて植林の中の登山道を通ると、廃屋の前を通過する。 過ってこの登山道脇には数件の民家が建ち、50年ほど前には住人がいたのを覚えている。 暫くすると急な斜面にフェンスで囲った畑の前を通過する。 数年前まではフキノトウの畑であったが、今は荒れ果てている。 標高990mの所で、小袖部落最上部の民家跡を通過し、標高1114mの植林の中に湧き出る水場を通過する。 この頃になると、下山してくる登山者と擦れ違う様になる。 

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水場を過ぎ、少し早いが10時19分に標高1117mの広場になった茶煮場で、最初の小休止を10分ほどとる。 ここには、この場所に絡む平将門の民話が書かれて標識が設置されている。 暑くなってきたので、シャツを脱ぎザックへ押し込み、行動食を食べる。 小休止が終わり山腹をトラバースするように付けられた登山道を10分ほど進むと、登山道に大きな岩が現れる。 ここにも平将門に纏わる民話があり、この岩を風呂岩と云うようだ。 この辺りまで標高を上げると、木々の若葉はまだ芽吹いていない。 10時55分、標高1238mの尾根上に建つ、堂所の標識を通過する。 少し進んだ登山道脇の広場には、これから下山する若者達が小休止をとっている。 この時間に鴨沢へ下るのは、おそらくバスでなく自家用車で帰るのであろう。 3月初旬であれば、この辺りから残雪が見られるようになるが、今回は完全に雪が消えている。 

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堂所を過ぎると、ブナ坂まで標高差420mほどの上り坂になる。 暫くは尾根伝いに標高を稼ぎ、標高1450m付近から七ツ石山の巻路が始まる。 11時34分、標高1520mの七ツ石小屋分岐の所二回目の小休止を10分ほどとる。 小休止が終わると、山腹の山襞を縫うように標高を上げて行く。 やがて七ツ石山から南へ伸びる尾根を越えると、七ツ石山の西側斜面を横切るように付けられた登山道に変わる。 傾斜も緩く、ついつい歩くスピードが上がってくる所である。 やがて、梢越しに雲取山山頂直下に建つ、赤い屋根の避難小屋が眺められるようになる。 

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12時23分、標高1652mのブナ坂十字路に到着する。 この十字路は、雲取山、鴨沢、七ツ石山と唐松谷林道を経由して日原への分岐になっている。 そして平将門に纏わる民話の標識もここで終わっている。 ここから奥多摩小屋までは展望の利く緩やかに尾根道が続く。 左手には富士山から大菩薩の山々、そしてひときわ大きく雲取山の西側の飛龍山が望める。 緩やかなピークをいくつか越えながら進むが、二ヶ所ほどピークの巻路がある。 天気が良ければ尾根伝いに歩いた方が気持ち良い。 

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景色を眺めながらのんびりと稜線上の登山道を進むと、稜線上に作られたヘリポートを通過する。 ここまで来れば奥多摩小屋は直ぐである。 奥多摩小屋の手前には幕営地があり、若い登山者が小型の天幕を設営していた。 12時56分、標高1747mに建つ奥多摩小の前に到着し、小休止をとる。 この奥多摩小屋は平成31年3月31日をもって閉鎖するらしい。 これに伴い、幕営も出来なくなるようである。 寂しい限りである。 10分ほどの小休止後、小雲取山へ向けて歩き始める。 

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奥多摩小屋を出ると直ぐに標高1813mピークを迂回する巻路へ入る。 樹林の中の傾斜の緩い坂道を進むと、1813mピークか続く尾根道と合流し、巻路は終わる。 ここから小雲取までは二段坂になった標高差140mほどの急坂が始まる。 鴨沢から雲取山へ向かうコースで一番急な坂であろう。 雪の無い時に、ここを登るのは久しぶりである。 少し登ると、右側から日原側から続く富田新道を合わせる。 現在、日原側から雲取山へ登れる唯一の道である。 この急坂さえ登ってしまえば、あとは雲取山頂まで続くプロムナードである。 マイペースでゆっくりと登る。 13時35分、標高1937mの小雲取山に到着し、一息つく。 登って来た方を振り向くと、ブナ坂十字路からの長いルートが眺められる。 

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小雲取山頂で暫く景色を眺めていると、二人連の若者が追い付いてくる。 若いだけあって、足元が軽快である。聞くと、「日帰りです。」と云う。 確かにこの時間であれば、日帰りは十分可能である。 小雲取山から少し進むと、正面に雲取山の山頂直下に建つ避難小屋を見ながら進むようになる。 そして、左手には飛龍山が大きく眺められる。 飛龍山は、過って二度ほど登ったことがある。 標高は雲取山より高いが、山頂部分は樹木に覆われ展望はあまりない。 しかし、春は頂上部分に石楠花の花が咲き乱れる所である。 また機会があれば行ってみたい。 雲取山山頂に近づくに従い頂上部分の山体が大きくなってくる。 

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やがて標高差40mほどを登り切り、雲取山頂直下の避難小屋前を通過する。 14時02分、標高2017mの雲取山山頂に到着する。 昨年は標高2017mと西暦2017年を絡めた、立派な山頂標識が建っていたが、今年は既に撤去されている。 山頂で写真を撮り、折角無線機を持ち上げたので1.2GHz帯の無線運用を行ってみる。 早速、相模原市のJP1VNA局、東村山市のJE1VUJ局、越谷市のJS1RGD局、豊島区のJA1EEZ局、船橋市のJM1HXO局、大持山移動のJS1GRO/1局と交信ができる。 短時間であるが6局と交信を行い、雲取山荘へ向けて下る準備を開始する。 山頂から雲取山荘へ向かう北側ルートは、5月の連休辺りまで登山道が凍結することがある。 私が無線運用をしている間に、山仲間が偵察を行い、「アイゼンは不要。」と云う。 14時31分、雲取山頂を後に雲取山荘へ下り始める。 

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山頂から樹林の中に続く、急な下り坂を下り始める。 偵察報告の通り、積雪は全く無い。 しかし、登山道脇の日陰の樹林内には、残雪がある。 登山道の土の下には、所々で凍結した氷が顔を出している。 アイゼンを着けていないので、氷の上に載らない様に足を運ぶ。 登山道の両側には、ロープが張られ登山道から外れない様にコース設定されている。 やがて、雲取山荘の赤い屋根が見え始め、発電機のエンジン音が聞こえ始める。 

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14時54分、標高1830mに建つ雲取山荘に到着する。 早速、宿泊の手続きを行う。 日曜日の宿泊者は少ない様で、「履いて来た登山靴は各部屋へ持って行かず、玄関へ置いておけばよい。」と云われる。 夕食、朝食の二食付き一泊二日の料金を支払い、我々3名は二階の一部屋に案内される。 部屋へ行くと、炬燵が準備され早速足を突っ込む。 夕食は18時からなので、一休みした後玄関ホールのストーブの所で酒盛りを始める。 飲んでいると、何名かの宿泊客が到着する。 結局、同日の宿泊客は我々を入れて10名のみの様である。 酒で少し気持ち好くなった所で、一度部屋へ戻り一眠りする。 18時より夕食が始まる。 夕食は、毎回同じハンバーグ定食である。 夕食後、真っすぐ部屋へ戻り、19時前には床に着く。 


4/9 雲取山荘から下山する

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早く寝たので、23時、2時、3時と頻繁に目が覚める。 おまけに足の大腿四頭筋が何度も攣る。 最近、山へ行った日の夜には、よく足の筋肉が攣る。 加齢なのか困ったものである。 4時を過ぎるとそろそろ床から出たくなる。 4時30分、山荘の発電機が動き始め部屋の電灯が点灯する。 先ずは、トイレへ向かい、朝食後の出発の準備を行う。 日の出時間が5時20分との事なので、二階の部屋の窓から日の出を待つ。 窓から日の出の写真を撮り、5時30分から開く食堂へ向かう。 毎度おなじみの飯、味噌汁、鮭、生卵、海苔、ふりかけで、10分ほどで朝食を平らげ、再度トイレへ向かう。 トイレが終わると、部屋へ戻ってザックを持ち玄関へ向かう。 屋外の気温は氷点下3℃なので、身体が温まるまでシャツを着て歩く事にする。 5時56分、全員が出発準備を完了し雲取山荘を後に雲取山山頂を目指す。 

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昨年は雲取山の巻路を使って鴨沢へ下山したが、今年は天気も登山道のコンディションもよいので、雲取山山頂を経由する。 樹林の中の登山道であるが、冷たい風が吹き抜け結構寒い。 私より高齢の山仲間二人は手袋をしていても「指先が痺れる寒さ。」と云う。 20分も登っていると、体が温まってくる。 6時26分、雲取山山頂に再度立つ。 山仲間の一人は、山頂に設置されたトイレへ向かう。 私ともう一人の山仲間は山頂標識の所で写真を撮る。 山頂標識の所で写真を撮る時は、午前中であれば逆光にならず綺麗に写真が撮影できる。 5分ほど山頂に滞在し、鴨沢へ向けて下山を開始する。 我々の前には、一緒に雲取山荘に宿泊していた、名古屋から来た女性が下山して行く。 彼女は「本日中に名古屋まで戻ります。」と云っていた。 同じ鴨沢発のバスに乗車するようである。 

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雲取山山頂から小雲取山まで、朝日を浴びながら冷たい空気の中を歩く。 実に気持ちが良い。 6時49分に小雲取山を通過し、一気に標高を下げて行く。 早朝で気温が低いので、登山道の泥がまだ凍り付き歩き易い。 奥多摩小屋を過ぎブナ坂の少し手前で、山荘の弁当で朝食を摂っている名古屋へ帰る女性を追い越す。 ブナ坂十字路まで下ると、もう雲取山の景色は見えなくなる。 7時42分、ブナ坂十字路を通過し、一気に七ツ石山の巻路を下る。 8時30分、堂所で5分ほどの小休止をとる。 鴨沢10時15分発のバスを逃すと、14時頃までバスが無い。 とりあえず9時30分前に小袖の雲取山登山口を通過したい。 

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堂所を通過すると、登ってくる登山者と擦れ違うようになる。 丁度、昨日の我々の様である。 風呂岩、茶煮場を通過し、どんどん下る。 さすがに私の左膝が痛み始め、足の裏が熱くなってくる。 足の裏はともかく、この先傾斜のきつい舗装道路を下る時は、膝へのショックが大きく膝のダメージが心配である。 やがて、小袖集落の車道が眼下に見え始めると一安心である。 9時26分、小袖の雲取山登山口を通過し、暫く舗装道路を歩く。 舗装道路を少し歩くと、広い無料駐車場があり、そこには新しいトイレが設置されている。 そのトイレの横から再度登山道へ入り、鴨沢バス停を目指す。 やがて、登山道から鴨沢集落上部の舗装道路へ出る。 ここからバス停までは急な下り坂の舗装道路歩きである。 

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9時53分、余裕をもって鴨沢バス停に到着する。 雲取山荘からここまで一気に4時間で下ってきたことになる。 登山装備を片付けていると、一緒のバスに乗車予定の名古屋へ帰る女性も到着する。 バス停横の公衆トイレの水道を使い、ほこりだらけになった登山靴を洗う。 やがて10時15分発のバスが到着し、乗り込む。 バスは35分ほどで奥多摩駅近くの南二丁目バス停に到着しバスを降り、我々は日帰り風呂へ入るために玉翠荘へ向かう。 ここは休みなしに日帰り風呂が使える。 10時55分に玉翠荘に到着し、入浴の申込をしていると名古屋へ帰る女性とまた出会う。 月曜日なので日帰り風呂を使える所が少なく、同じ所に来るのであろう。 ゆっくりと入浴し、12時少し前に玉翠荘を後に奥多摩駅近くの食堂へ向かう。 

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駅前の食堂は丁度昼時で、ほぼ満席であるが一席確保する。 早速、ビールで乾杯し、地元の澤乃井を飲む。 この三名でこうしてゆっくり飲むのも久しぶりである。 一時間半ほど酒を飲み、13時30分に奥多摩駅へ向かう。 奥多摩駅から14時03分の電車で帰途に着く。 途中、青梅と立川で電車を乗り継ぎ、15時43分に登戸駅で解散する。 


今回歩いたコースです。
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GPSの往路トラックデータは実に綺麗に取れているが、七ツ石山の巻路と雲取山登山口から鴨沢の間のデータが少し乱れている。 おそらく衛星をしっかり捕まえられなかったのであろう。 今回の二日間の歩行距離は23.9km、登りの累積標高差は+1731m、下りの累積標高差は-1908mであった。 


費用
電車代(登戸→奥多摩)@¥920
タクシー代(奥多摩→小袖乗越)@¥5770
宿泊代(一泊二食)@¥7800
バス代(鴨沢→南二丁目)@¥630
風呂代(玉翠荘)@¥750
電車(奥多摩→登戸)@¥920

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