2月11日に無線運用を行いに大山へ行きました

2017年2月11日に無線運用を行いに大山へ行きました。
 ここ数年、元会社の無線仲間と一緒にアマチュア無線のコンテストに参加するため、建国記念日には大山へ登っている。 今年も無線仲間3名で、2月11日に行われる関東UHFコンテストに参加するために大山へ行く事にした。 しかし、前日は雪になり、コンテスト開始時間の9時までに山頂に到着出来るであろうか? 

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 前日降った雪は、めったに降らない本厚木や秦野市内でも降雪があり、案の定バスもタクシーもヤビツ峠まで行かない。 結局、蓑毛から無線機材を入れた何時もより重たいザックを背負って登ることになった。 そのため、コンテスト開始時間より一時間半ほど遅れて到着した。 しかし、運用開始とともにハイペースで交信が行えた。 下山は下山後の日没を考慮し、コンテスト終了を待たずに撤収を開始する。 さて、結果はどうなるであろうか? 


実施日:2017.02.11(土)

参加者:3名

天候 :晴れ

コース:小田急線線百合丘駅→(小田急線)→秦野駅→(タクシー)→蓑毛→ヤビツ峠→(イタツミ尾根)→大山→(雷ノ峰尾根)→見晴台→(九十九曲経由)→クアハウス山小屋(入浴)→(山小屋の送迎車)→日向薬師バス停→(バス)→伊勢原駅→(小田急線)→新百合ヶ丘駅 

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前日は昼過ぎから川崎でも時々雪が舞う天候であった。 朝、4時に起き朝食を食べながらインターネットで天気予報を確認すると、天気は良いようである。 塔ノ岳に設置してあるライブカメラを眺めると、木曜日に降った雪の上にさらに雪が増えている。 街明かりは見えるが、風で雪が舞っているのも映し出されている。 本厚木に住む無線仲間のBLOG書き込みを読むと、「めったに積もらない本厚木市内も雪が積もった。」と書かれている。 どうやらヤビツ峠までの交通機関は確保できそうもない。 そうこうする内に、都心から参加する無線仲間からメールがあり、予定の電車に乗った旨を連絡して来たので、私も自宅を出発し新百合ヶ丘駅へ向かう。 5時57分、新百合ヶ丘駅に到着した小田原行き急行電車内で最初の無線仲間と集合する。 更に、町田駅でもう一人の無線仲間も合流し、全員が揃う。 電車が相模大野駅を過ぎた頃より、家々の屋根に雪が残り始め、更に丹沢の山々は麓まで白くなっている。 「おそらく、蓑毛から歩きになるであろう。」と、話しながら覚悟を決める。 6時45分、秦野駅に到着し急いでタクシー乗り場へ向かう。 しかし、タクシーは一台もなく暫く待つ。 10分ほどしてタクシーが到着し、乗り込む。 タクシーはスタッドレスタイヤを履いているが、ヤビツ峠まで行けないとの事である。 7時05分、道路脇に雪が残り、木々に雪が付いて周囲が白くなっている蓑毛に到着し、タクシーを降りる。 出発の準備をしていると、タクシーで登山者が到着するが、やはりヤビツ峠まで行けず蓑毛で降ろされる。 計画書を投函箱に放り込み、ロングスパッツを着け出発の準備を行う。 8時19分、標高315mの蓑毛バス停を後に、先ずはヤビツ峠へ向けて歩き始める。 

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県道70号線を横断し、春岳沢左岸に沿って舗装道路を登ってゆく。 古い常夜灯の建つ分岐を左折して、ヤビツ峠へ向かうと直ぐに車道に雪が残り始める。 何時もより重たい無線機や電源、アンテナ、それにパソコンなどを担いでいるので、荷物が重くスピードが上げられない。 最も、この二月で70歳へまた一つ近づくので、それなりに体力も衰えているのであろう。 最後の民家の前を通過する時に道路脇に置かれた温度計を覗くと、氷点下3℃を示している。 7時48分、標高494mの所で春岳沢に架かる雪を被った丸太橋を右岸へ渡り、登山道に入る。 暫くは、緩い傾斜の坂道で標高を稼いで行く。 登山道には確り雪が付いているが、吹き溜まりは無く歩き易い。 時々、足の速い若者に追いつけれ、道を譲りながら登る。 

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やがて登山道の左手に県道70号線が見え始めると、中間点のヤビツ峠は近い。 登山道に鉄製の手すりが現れるとヤビツ峠である。 我々はヤビツ峠のバス停から少し登ったベンチのある所へ向かう。 8時48分、標高773mのヤビツ峠のベンチに到着し、最初の小休止をとる。 コンテスト開始まで、後僅かの時間である。 10分ほどの小休止後、また歩き始める。 無線仲間の一人が、小型無線機で430MHz帯を受信しながら登る。 気温が低く、踏み締める雪が鳴く音が聞こえる。 適度に積雪があるので歩き易い。 更に一週間前も歩いているので、歩いている所の場所が判り余裕で登れる。 コンテスト開始時間の9時を過ぎると、小型無線機からコンテスト参加局の交信が流れるようになる。 やがて、イタツミ尾根唯一の鎖場を過ぎると尾根中間点のベンチは近い。 

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9時35分、標高973mに設置されたベンチの所に到着し、5分ほどの小休止をとる。 水だけ飲み、またすぐに歩き始める。 コンテスト参加の遅れついでに、大山山頂東側広場まで焦らずのんびり登る。 吹き溜まりがあまりないので、おそらくそんなに強い風は吹かなかったのであろう。 小休止をとった所からは傾斜がきつくなり、九十九道で標高を稼いで行く。 やがて、木道が現れると下社からの分岐は近い。 

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10時17分、下社からの表参道を合わせる分岐を通過する。 ここからは富士山と表尾根の山々が眺められる。 時間があればゆっくり景色を眺めていたい所であるが、先を急ぐ。 表参道を合わせると、下社から登ってきた登山者と合流し、一緒に登る様になる。 岩へ適度に雪が付き、ここも比較的登り易い。 やがて鹿避けのグレーチングの所を通過すると、直ぐに鳥居を潜る。 ここを真っすぐ行けば阿夫利神社奥ノ院がある大山山頂になるが、我々は左折して山頂部を迂回し山頂直下の東側広場へ向かう。 しばらく歩くと、また西側展望が開ける。 10時35分、標高1252mの大山山頂直下の東側広場に到着する。 広場は、一面雪で覆われている。 

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コンテスト開始時間より、既に一時間半遅れの到着である。 先ずは運用するための場所確保である。 今回は山頂広場の登山道補修用資材置き場隣のベンチで運用することにする。 先ずは体が温まっている内に防寒着を着込む。 ベンチに積もった雪を払い、シートを敷く。 ザックから無線機材を取り出し、先ずはアンテナの設置を開始する。 今回は430MHz帯、1.2GHz帯、2.4GHz帯に3本のアンテナを設置する。 そして、無線機にアンテナの給電線、電鍵、ヘッドセットなどを接続するすれば運用準備は完了する。 無線仲間の一人は10時50分頃より1.2GHz帯でコンテストに参戦を開始する。 次に2.4GHz帯を担当する無線仲間がコンテストに参戦開始する。 私は少し遅れて430MHz帯で10時55分より参戦を試みるが、太陽光が強くパソコンの画面が全く見えない。 そこで、ノートに手書きしながら運用することにする。 電話モードでは全チャンネルが全て使用されているので、2.4GHz帯の電話モードにも参戦しながら、430MHz帯の電信局から呼び始める。 暫く電信局と交信をしていると、うっかり電鍵を雪の上に落してしまい、接点がショート状態になる。 これでは電信での交信ができないので、電話モードへ切り替える。 一局一局片っ端から呼びに回るが効率が悪い。 12時を少し回った所で、運よく無線運用に最適のチャンネルを確保でき、交信効率が一気に向上する。 一時間半ほど同じチャンネルで交信が続き、少し交信間隔が開き始めた所で、1.2GHz帯を運用している無線仲間と運用周波数帯を交代し、私が1.2GHz帯の運用を開始する。 その間、13時過ぎまでは日当たりが良くポカポカしていたが、日が陰ると急に寒くなり始める。 今回は雪の上に直接座ってなく、ベンチにシートを敷き更に梱包材を座布団代わりにしているので、寒さはまだましである。 しかし、それでも寒い。 14時30分近くなると、1.2GHz帯と2.4GHz帯は急に飽和状態になり始める。 下山後の明るさを考え、そろそろ下山の準備を開始する。 14時45分、全ての無線運用を停止し、無線機材の撤収にかかる。 この時間になると、広場の登山者は全くいなくなる。 15時09分、軽アイゼンを装着して雷ノ峰尾根を日向薬師へ向けて下山を開始する。 

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山頂からの登山道は、つい先日設置された木の階段が使えるようになっていた。 木道が終わると、雪の着いた登山道を下るようになる。 気温が低いので、軽アイゼンがよく利いてくれる。 既にほとんどの登山者が下山しているので、後ろから煽られる心配もなく、我々のペースで降下する。 所々、日当たりの良い所では登山道の雪が融けてなくなっているが、ほとんどの部分で雪が付いている。 やがて、女性ばかりのパーティーに追いつくと「下社のケーブル乗り場は、この道でよいか?」と聞いてくる。 見ると、運動靴にアイゼン無し人達である。 これでは下山が大変であろう。 とりあえず道を教えて、我々は先に下る。 16時01分、標高770mの一面雪で覆われた見晴台に到着し、ベンチで最後の小休止をとる。 しばらく休んでいると、先程の女性パーティーが到着し、休みを取り始める。 このペースだと、17時の下社発の最終ケーブルには間に合わないであろう。 我々は10分ほど休み、クアハウスへ向けた降下を再開する。 

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見晴台から少し下がると、一時雪は消えるが、また直ぐに登山道に雪が現れる。 10分ほどで標高673mの所に建つお地蔵さんの横を通過し、九十九曲を下り始める。 植林の中の登山道は日当たりが悪く、まだ雪がいっぱい残っている。 単調な下り坂で話をしながら下ると、気が紛れて下りが早く感じる。 16時51分、標高415mの所で舗装された林道に出る。 今回も、汚れたストックやアイゼンを洗うために舗装された林道途中にある水場経由で下る。 水場でアイゼンを洗うが、舗装された林道が凍り付いているので、洗ったアイゼンを再度装着する。 17時18分、標高297mに建つクアハウス山小屋に到着し、早速風呂に浸かる。 風呂で冷えた体を十分温め、その後薪ストーブが赤々と燃える食堂へ向かう。 全員揃ったところで、生ビールで乾杯し、今回の交信データの整理と概略交信数の確認をする。 スタートが遅かった分、昨年よりも大幅に少ない交信数であるが、最近の参加局数減少もあり結果はどうなる事か? データ整理を終わり、鹿肉のしゃぶしゃぶを食べながら、焼酎を飲む。 やがて酒が回り、19時25分にクアハウス山小屋の車で日向薬師バス停まで送ってもらい、19時30分発のバスで伊勢原へ向かう。 伊勢原駅で無線仲間一人と別れ、軽く夕食を食べた後に小田急線で帰途に着く。 20時58分、新百合ヶ丘駅で解散する。 



今回歩いたコース 

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今回は全て綺麗なトラックが取れていた。 今回は、気持ち良い雪山歩きであった。 今回の歩行距離は11.2Km、累積標高差は登り986m、下り1041mであった。 


費用
電車代(新百合ヶ丘→秦野)@¥460
タクシー代(秦野→蓑毛) @¥2150
風呂代(クアハウス山小屋)@¥650
バス代(日向薬師→伊勢原)@¥280
電車代(伊勢原→新百合ヶ丘)@¥370

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この記事へのコメント

nishimura
2017年02月15日 17:35
1.2GHzでの交信有難うございました。景信山の山頂には雪が積もっていましたが、日中は暖かく快適に参加出来たコンテストでした。
Peak Hunter
2017年02月15日 17:53
nishimuraさん
先日は1.2GHzの交信ありがとうございました。あまり切れない自作5エレ八木でしたが、さすがに景信山方向はサイド方向だったので了解度が低かったです。 今回も1.2GHzのシングルバンド参加ですか? またコンテストでよろしくです。 430MHzならダイレクトで交信可能と思います。時間あったらよろしくです!