3月15日に一泊二泊で雲取山へ行ってきました

2015年3月15日に一泊二泊で雲取山へ行ってきました。 
 2011年の3月まで、毎年のように雲取山へ行っていたが、ここ何年かはご無沙汰している。 いつも一緒に行っている山仲間が、久しぶりに雲取山へ行こうと云うので、行くことにした。 雲取山は、少し頑張れば日帰りで充分往復できるが、今回も以前のように雲取山荘で一泊することにした。 山荘での時間もあるので、今回は何時っ持って行く無線機以外にもう一台追加して持って行くことにした。 

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日曜日に宿泊で雲取山へ行く登山者は少なく、雲取山荘の宿泊者は我々二人だけであった。 前日に降った雪が堂所の手前辺りから登山道にも付き始め、七ツ石小屋への分岐を過ぎて七ツ石山を巻くようになると登山道の雪はさらに増えてくる。 所々、陽当りの好い所は雪が消えるが、今回も気持のよい雪山歩きができる。 雲取山の山頂から無線運用を考えていたが、冷たい風が吹き抜けるので、雲取山荘からの運用にした。 しかし、雲取山荘の周囲は、雪に覆われ電波の飛びは今一つであった。 またチャンスがあれば、学生の時のように雲取山で無線運用を行ってみたいと思う。 


実施日:2015.03.15(日)~16(月)

参加者:2名

天候 :3/15 晴れ後曇 
    3/16 曇り後晴れ

コース:
3/15 登戸駅集合→(南武線)→立川駅→(青梅線)→奥多摩駅→(タクシー)→小袖乗越→堂所→ブナ坂→小雲取山→雲取山→雲取山荘

3/16 雲取山荘→雲取山→小雲取山→ブナ坂→七ツ石山→堂所→小袖乗越→鴨沢→(バス)→南二丁目→玉翠荘(入浴)→奥多摩駅→(青梅線)→立川駅→(南武線)→登戸駅解散


3/15 雲取山へ

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3月1日のダイヤ改正で南武線登戸駅発の電車時刻が変わり、6時07分発の立川行き電車内で山仲間と合流する。 立川で6時39分発の青梅線御岳行きの電車に乗り継ぐ。 青梅線もダイヤ変更になり、立川から奥多摩駅まで直通の鈍行電車がなくなっている。 唯一、もう少し遅い時間に立川を出発するホリデー快速は奥多摩駅まで直通でいけるようである。 車内でウトウトしている間に御嶽駅に到着し、奥多摩行きの電車をホームで待つ。 20分ほど待ち、奥多摩行き電車に乗車できる。 乗車する登山者は意外に少なく、終点の奥多摩駅まで向かったのは、30名ほどであった。 8時13分、電車は奥多摩駅に到着し、タクシーの確保に山仲間が走る。 私は駅前の登山者カード入れに計画書を投函し、タクシー乗り場へ急ぐ。 駅に一台しか客待ちをしていないタクシーを確保でき、8時15分に奥多摩駅を出発する。 タクシーは青梅街道を快走し、登山口の小袖乗越へ向かう。 しかし、何時も鴨沢バス停付近で小袖乗越への林道へ入るが、鴨沢バス停を通り過ぎかなり先から林道へ入る。 運転手によると、「今まで使っていた道は崩れたので、今は通行止めになっている。」と云う。 多少距離が長くなり、タクシー代が高くなるが仕方ない。 8時43分、標高757mの小袖乗越の雲取山登山口に到着する。 気温が低いので上着だけを脱ぎ、花粉症の私はマスクをしたまま8時53分に、雲取山へ向けて歩き始める。 

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小袖乗越を通る舗装道路から道標に従い雲取山への登山道に入ると、暫くは自然林の中を歩くようになる。 やがて、植林の中を歩くようになると、20分弱で廃屋となった民家の前を通過する。 この辺りは前日に雪が降ったようで、日陰の登山道には薄らと雪が残り、杉の葉の上にも雪が積もりそれが風で舞い落ちてくる。 緩い傾斜なので、何時もより重めの重量を背負っているがあまり気にならない。 暫くすると急な斜面にフェンスで囲った畑が現れる。 過ってはフェンスの中で、フキノトウが栽培されていた所である。 9時32分、標高990mほどの所で小袖部落最上部に位置する民家の廃墟跡を通過する。 この辺りの標高になると、植林の中を通る日陰の登山道には雪が残るようになる。 

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9時53分、標高1100mにある水場を通過する。 この水場はよく涸れる事があり、給水には当てに成らない水場である。 傾斜は緩いが、マスクをして歩いていると息が苦しい。 標高が上がり花粉の飛散もあまりないようなので、マスクを外す。 マスクを外すと、呼吸が一気に楽になる。 やがて山肌を縫うように山腹に付けられた登山道で標高を稼ぎ始めると、梢越しに七ツ石山から伸びる雪の付いた石尾根を眺められるようになる。 10時15分、標高1238mの尾根上に建つ、堂所の標識前を通過する。 丁度ここで、雲取山までの工程の30%ほどを登った事になる。 堂所標識の所から少し進むと登山道が広くなり、そこで10分ほどの小休止をとる。 堂所までは緩やかな登山道であったが、ここから先は徐々に傾斜が付き始める。 

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小休止をとった所から10分ほど進むと大きくV字に右へ曲がり、やがて鬱蒼とした植林の中の凍り付いた登山道を暫く登る。 そこを抜け尾根を跨ぐと、七つ石の巻道が始まる。 11時04分、標高1505mで七ツ石小屋への分岐を右に分ける。 この分岐を過ぎると、大きく山襞をトラバースするように登り始める。  この時期は、山襞に付けられた参道の先辺りから、登山道に雪が本格的に残るようになる。 登りでは、アイゼンを着けるほどではない。 山腹の山襞を大きく巻くように二回ほど急坂を登り切ると、七ツ石山の西側山腹をトラバースするようになる。 

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やがて梢越しに小雲取山から雲取山山頂部に建つ避難小屋が望めるようになると、尾根上にあるブナ坂十字路は近い。 11時45分、雪で埋まった標高1652mのブナ坂十字路を通過する。 ブナ坂十字路から5分ほど進んだ、日当たりがよく雪の無くなった尾根上で二度目の小休止を10分ほどとる。 登山道の左手前には、過って登った飛龍が眺められる。 実に雄大な景色である。 ここから雲取山頂までは、小雲取山の登りを除いて気持ちのよい稜線歩きが始まる。 しかも、ほとんどが雪の上である。 

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七ツ石山から雲取山頂までは、防火帯になっていて稜線の樹木が切り払われ展望が極めてよい。 小さなアップダウンを繰り返しながら標高を稼いでゆくと、やがて平らな広い雪原の所を通過する。 雪原の所は、夏場になると臨時のヘリポートになっている所である。 ここを通過すると、奥多摩小屋は直ぐ近くである。 12時26分、標高1745mに建つ奥多摩小屋の前を通過する。 

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奥多摩小屋を通過し、少し登ると標高1813mピークの巻道へ入る。 傾斜のついた雪面に、細いトレースが一直線に付けられている。 やがて稜線上へ出ると1813mピークからの稜線上の道を合わせ、まき道が終わる。 ここから小雲取山までは、標高差140mほどの急登が始まる。 この坂は、鴨沢から雲取山へのルートで一番辛い登りである。 暫く登ると、右側から富田新道合わせるが、この時期は全くトレースが付いていない。 丹沢辺りだと、かなりマイナーなルートでも積雪期には誰か入っているが、この辺りは山深くさすがに入る人は少ないのであろう。 急な上り坂であるが、雪が付きステップが好きなように切れるので、楽しみながら焦らずじっくり登れば直ぐに終わる。 13時01分、急坂を登り切り標高1937mの小雲取山にでる。 後ろを振り向くと、歩いてきたブナ坂十字路からのルートが眺められる。 

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小雲取から雲取山頂までは、このコースで一番楽しい最後のプロムナードである。 樹林の中で稜線をトラバースすると、直ぐに広く展望の効く雪の稜線上に出る。 直ぐに雲取山の頂上部を巻いて雲取山荘へ向かう道を右に見送る。 巻道には前日辺りに一人通ったトレースが付いているが、この時期ほ雪の吹き溜まりが深くほとんど使われていない。 正面に雲取山頂直下に建つ避難小屋を眺め、稜線伝いに小さなアップダウンを越えながら進む。 

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13時23分、雲取山頂直下の避難小屋に到着する。 避難小屋の中には、日帰りの登山者が休んでいる。 我々は、小屋の軒先にあるベンチにザックを降ろし、初めて腰を降ろして小休止をとる。 避難小屋からは、今日登って来た雪上のトレースが眺められる。 行動食を腹へ入れ、雲取山頂から雲取山荘へ降るためにアイゼンを装着する。 アイゼンを着け、避難小屋から少し離れた山頂へ向かう。 13時39分、標高2017mの雲取山頂へ到着する。 山頂で無線運用を行う予定であったが、山頂は雪に覆われ座る所がない。 しかも、冷たい風が吹き抜け、とても寒くて無線運用は出来そうもない。 荷物は重たくなるが、暴風のためにツエルトを持参すればよかったと思う。 山頂での無線運用は諦め、雲取山荘で無線運用することにする。 

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13時44分、雲取山荘へ向けて降下を開始する。 雪温が高いのか、直ぐにアイゼンの裏に雪が団子状に付き始め、歩き難くなる。 時々、ストックの先で団子になった雪の塊を叩き落としながら降下する。 樹林の中に付けられた登山道の両脇には、ロープが張られているので、トレースを踏み外す心配はない。 今回は10本歯のアイゼンを着けているので、安心して気持ちよく降れる。 やがて登山道に大きな大木が覆い被さり、その大木の下を潜ると雲取山荘が見えるようになる。 14時03分、標高1830mに建つ雲取山荘に到着する。 

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山荘前でアイゼンを外し、時間が早いので山荘前のベンチで無線運用を行ってみる事にした。 先ずは小型の無線機を出し、1.2GHz帯の運用を行う。 しかし、山荘の周りは除雪した雪が壁のように高く積み上げられているため、まるでシールドルームの中で無線運用している様に電波の入りが極端に悪い。 今度は無線機を変え430MHz帯で運用してみると、古河市の7K4XVO局、市川市のJi1CRW/1局とJG6GYS/1局、小平市のJM1WCH局、JO1URV局、8N100ICT/1局と何とか交信ができる。 15時少し前に、小屋番が部屋に入れるというので、山荘へ移る。 宿泊手続きをしていると、「今日の宿泊者は、あなたがた二人だけなので靴やストック、アイゼンは玄関土間に置きっぱなしでいいですよ。」と、云う。 部屋は二階の個室で、暖かい炬燵がよ用意されている。 部屋に入って、再度無線運用を行ってみる。 1.2GHz帯で、新宿区のJR1HTE局、荒川区のJJ1CCE局、豊島区のJE1DQW局と交信ができる、更に430MHz帯で墨田区の7N2SGI局と、栃木市のJI1JRE/1局と交信ができる。 16時頃からストーブのある食堂前のロビーで酒を飲み始め、17時より夕食が始まる。 夕食は、定番のハンバーグ定食である。 19時には部屋へ戻り床に着く。 


3/16 雲取山から七ツ石山を経由して下山する

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早く寝たので、朝3時には寝てられなくなり3時30分に床を出る。 外を眺めると、薄曇りの様である。 4時に発電機が回り、電燈が灯る。 4時過ぎに食堂前のロビーへ行き、ストーブの前の椅子に座っていると「朝食の準備ができた。」と、小屋番が云ってくる。 何時もよりはやい4時30分から朝食が始まる。 内容は毎度おなじみの飯、味噌汁、鮭、生卵、海苔、ふりかけである。 朝食後、用足しを済まし、5時36分にアイゼンを着けて雲取山荘から雲取山頂を目指して登り始める。 

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昨日降って来た雪道を登って行く。 まだ日の出前なので周囲が薄暗いが、5時30分を周るとキャップランプを灯す必要もない。 早朝で気温が低く、所々雪面が鏡のように凍り付いている。 6時07分、雲取山頂に到着する。 山頂は高曇りで、日が射していない。 少し暗いが記念写真を撮り、避難小屋の所へ行く。 避難小屋からは、昨日宿泊していた登山客の話し声が屋外へ漏れてくる。 6時13分、鴨沢へ向けて下山を開始する。 

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毎回、この季節の下山時には、堂所の最後の休憩まではアイゼンを着けたままで降下する。 このまま鴨沢まで降ったのでは時間的に早すぎるので、今回は七ツ石山を経由して降ることにする。 小雲取山までは景色を眺めながら、のんびりと降る。 右手には富士山から南アルプスまでが高曇りの空の彼方に眺められる。 6時28分、小雲取を通過し急坂を一気に降り、20分ほどで奥多摩小屋の所に到着する。 ここまで来ると体も暖まり、シャツを一枚脱ぐ。 広い防火帯に付けられた登山道を降るが、昨日登って来た時より雪が随分少なくなっている。 

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7時16分、ブナ坂十字路を通過し、七ツ石山へ登り始める。 七ツ石山までは、標高差100mほどである。 途中、雪が部分的にない所もあるが、上部に近づくに従い雪が多くなってくる。 雪上には、九十九折れに登ったトレースが付けられている。 7時34分、標高1757mの七ツ石山山頂に到着し、10分ほどの小休止をとる。 山頂からは、雲取山から七ツ石山にかけて歩いてきたトレースを眺めることができる。 山仲間は、持ってきた篠笛を一曲奏でる。 七ツ石山へ来ると、そのまま鴨沢へ降るのが惜しくなる。 できれば、そのまま石尾根を奥多摩まで歩いてみたくなる。 しかし、今回は計画書にその旨の記載がないので、このまま鴨沢へ降ることにする。 山頂を出て、石尾根方向へ少し降ると、大きな岩が七つ林立している。 おそらくこの岩が七ツ石山の名の起源なのであろう。 

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石尾根に入ると直ぐに尾根から外れ、七ツ石小屋へ降り始める。 7時59分、標高1588mの所に建つ七ツ石小屋の横を通過し、8時05分には七ツ石山の巻道と合流する。 昨日あった登山道の雪は全てなくなり、アイゼンを履いたままでは歩き難くなっている。 暫く降ると、堂所手前の広場で休む学生の集団を追い越す。 8時30分、登りでも休んだ堂所標識の近くで、最後の小休止を10分ほどとる。 ここから下はアイゼンが不要なので、ここでアイゼンを外しザックへ押し込む。 アイゼンを外した足が軽い。 この辺りまで降ると、これから雲取山へ向かう登山者と擦れ違うようになる。 小袖集落の一番奥にある民家跡を通過すると、登山道の左下には小袖集落の中を走る舗装道路が眺められるようになる。 

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9時34分、小袖乗越の雲取山登山口に到着する。 ここから少し舗装道路を暫く歩くことになる。 その前に、靴紐が少し緩くなったので縛り直す。 舗装道路がヘアピンカーブになった所から、鴨沢バス停への近道である登山道へ入る。 舗装道路のヘアピンカーブの先は、車両通行止めになっている。 やはり鴨沢側からの林道を使って、小袖乗越まで来れないようである。 登山道を降ると、やがて舗装された急傾斜の幅狭い車道へ変わる。 民家の横を抜け、9時58分に鴨沢バス停に到着する。 バス停は、最近屋根が付けられ、雨の日でも雨に濡れずにバスを待てるようになっている。 バス停横のトイレの水道で、靴とストックを洗う。 そうこうする内に、堂所で休んでいた学生の集団がバラバラで到着し始める。 10時25分、奥多摩行きのバスが到着し、バスに乗り込む。 このバスを逃すと、14時近くまでバス便がなくなる。 

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11時、バス停は南二丁目に到着し、バスを降りバス停前の三河屋へ向かう。 しかし、月曜日は日帰り風呂の営業を行っていないとの事で、少し歩いた玉翠荘へ向かう。 ここは休みなしに日帰り風呂が使え、三河屋より安い。 当然、ここも貸切状態で、ゆっくり湯に浸かり、さっぱりする。 その後、奥多摩駅前の食堂へ移り、昼食を兼ねて反省会を行う。 地元の酒の澤乃井を飲み、14時09分の電車で帰路に着く。 途中、青梅と立川で電車を乗り継ぎ、16時02分に登戸で解散する。 


今回歩いたコースです。
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GPSのトラックデータは実に綺麗に取れている。 今回のコースで、七ツ石山の巻道付近では、国土地理院の地形図作成時の登山道と、現在の登山道とはだいぶ違っていることが判る。 今回のコースを帰宅後調べると、水平歩行距離は23.6Kmで、累積標高差は登り1638m、降り1873mであった。 


費用
費用
電車代(登戸→奥多摩)@¥920
タクシー代(奥多摩→小袖乗越)@¥5950
宿泊代(一泊二食)@¥7500
バス代(鴨沢→南二丁目)@¥620
風呂代@¥750
電車(奥多摩→登戸)@¥920

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