5月5日に大菩薩峠から小菅へ牛ノ寝通りを歩いてきました

2013年5月5日に大菩薩峠から小菅へ牛ノ寝通りを歩いてきました。 たまには少し離れた山へ行きたくなり、楽に歩ける大菩薩峠から小菅までのコースを選んだ。 このコースは4年前の梅雨時に歩いているが、5月の連休中に行くのは初めてである。 標高の高いコースのため、まだ冬の様相であろうが初春の山をまた楽しめるであろう。

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今回は天気がよく、見晴らしのよい山歩きができた。 歩き始めが標高1700mと高く、前日この辺りに降った雪が日蔭に残っていた。 大菩薩峠までは家族連れのハイカー達で賑わっていたが、石丸峠へ向かうと一気に人が少なくなり、さらに牛ノ寝通りへ入ると歩く人は殆どいなくなる。 牛ノ寝通りで標高を徐々に下げて行くと周囲の木々に若葉が付き始め、小菅の集落に着く頃には初夏の様な景色に変わる。 今回は登りが殆ど無く降りばかりの山旅であったが、一日で冬の季節から初夏までを味わえ、実に楽しかった。 


実施日:2013.05.05(日)

参加者:3名

天候 :晴れ

コース:JR町田駅集合→塩山駅→(タクシー)→勝緑荘→大菩薩峠→熊沢山→石丸峠→榧ノ尾山→牛ノ寝→ショナメ→大ダワ→モロクボ平分岐→山沢川の山葵田→小菅の湯→(富士急行バス)→上野原駅→(電車)→八王子駅解散 

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自宅を5時20分に出発し、集合場所へ向かう。 今週は、横浜線町田駅6時06分発の下り電車内で最初の待ち合わせがある。 横浜線町田駅に到着すると、山仲間から乗っている車両番号をメールし来る。 無事、最初の山仲間と合流し、八王子へ向かう。 八王子で二人目の山仲間と合流し、同駅始発の各駅停車松本行き電車へ乗換え、塩山に向かう。 天気も良く、連休後半を山で楽しもうとしている人達が大勢乗車している。 電車が高尾を過ぎると、乗客は徐々に少なくなってゆく。 大月に到着すると座席には空席が目立つようになる。 大月からは、世界遺産に登録される富士山へ向かう人が多いようである。 電車が笹子トンネルを過ぎ甲斐大和駅に到着すると、ここでも大勢の登山者が下車してゆく。 大方の登山者は、ここから乗り合いバスで大菩薩峠方面へ向かうのであろう。 7時50分、電車は塩山駅に到着し、大勢の登山客と一緒に電車を降りる。 大半の登山者は駅の南口のバス停へ向かうが、我々は北口のタクシー乗り場へと向かう。 駅前のトイレに立ち寄り、7時55分にタクシーに乗車し塩山駅を後にする。 タクシーは青梅街道を走り、大菩薩登山口のある裂石を右折する。 大菩薩登山口までバスできた登山者を、どんどん抜きながら標高を上げて行く。 標高があがるに従い、周囲の木々が冬の様相へ逆戻りしてゆく。 やがてタクシーは標高1590mに建つ長兵衛山荘の所を左折し、更に奥へ入ってゆく。 

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長兵衛山荘から先は一般車は入れず、車一台がやっと通れる幅員のせまい舗装道路を走り続ける。 直ぐに見慣れた福ちゃん荘と富士見山荘前を通過すると、舗装道路は切れる。 やがて、普通自動車が入れる終点の標高1700mに建つ勝緑荘前でタクシーを降りる。 実にバス終点の大菩薩登山口から標高差にして800mほどを、歩かず登って来たことになる。 時間にしておおよそ2時間の短縮である。 勝緑荘前の日蔭には、前日降った雪がまだ消えずに残っている。 初夏の世界から冬の世界へ、一気に舞い戻ったようである。 気温が低く寒いが、小屋前で薄着になり8時37分に大菩薩峠へ向けて出発する。 

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勝緑荘から大菩薩峠までは、荷揚げ用の軽自動車が通れる林道を歩く。 林道は四輪駆動の軽自動車が通行できるように作られているので、登山道と比較し傾斜も緩く登り易い。 自然林の中を標高差70mほど登ると、大菩薩峠北側に聳える妙見ノ頭の西側山腹をトラバースするように標高を稼ぎ始める。 やがて、妙見ノ頭から南西へ伸びる尾根を乗り越えると、今度は南側斜面をトラバースするように登り始める。 南側斜面に入ると残雪も消え展望も開けて、これから向かう熊沢山が眺められるようになる。 前を行くハイカー達をどんどん抜いてゆく。 やがて、周囲は笹原に変わり、気持ちのよい登りが始まる。 

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9時06分、介山荘の脇を抜け、標高1897mの大菩薩峠に到着する。 大菩薩峠の標識前は親子連れのハイカーでごった返している。 標識前が空いた所で、我々も記念写真を撮る。 歩き始めて30分しか経っていないが、ここで最初の小休止をとる。 行動食を腹へ入れ、無線機を出して433MHz帯を受信してみると、多くの無線局の交信が聞こえてくる。 周りに遮るものが少なく、標高2000m近い所なので良く聞こえる。 早速、千葉県野田市のJA1ICX局と交信する。 ロケーションがよいので、もっと無線運用をしてみたかったが、先が長いので9時29分には熊沢山へ向かう。 

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大菩薩峠からは、やっと山道らしくなる。 木の根が絡んだ樹林の中の登山道を登って行く。 登山道が北側に面しているため、最近降った雪がまだ消えずに残っている。 雪は登山者で踏み固められ、所々アイスバーンになっている。 大菩薩峠から熊沢山までは僅か標高差100mほどの登りである。 この登りは今回最後の登りなので、味わいながら一歩一歩登る。 9時45分、突然展望が開け今回の山旅の最高点である、標高1990mほどの熊沢山に到着する。 実に景色のよい所で、眼下にはダム湖の大菩薩湖が、遠く南にはまだ雪を被った富士山が雲の上に顔を出している。 そしてこれから向かう石丸峠と小金沢連嶺の山並みが南へ向かって続いている。 

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熊沢山の標識の前で暫く景色を眺め、石丸峠への下り坂にさしかかると、ここからの眺めもまた素晴らしい。 熊沢山の下り坂から石丸峠まで笹原が続き、さらに正面には牛ノ寝通りへの分岐がある天狗棚山から小金沢山への稜線が眺められる。 眺めていると、また小金沢連嶺を歩いてみたくなる。 10時、標高1908mの石丸峠を通過し、天狗棚山の山頂直下にある牛ノ寝通り分岐へ向けて笹原に付けられた登山道を登り返す。 

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笹原を5分ほど登ると、標高1925mの牛ノ寝通りとの分岐に到着する。 ここから小菅まで延々と標高差1300mほどの降下が始まる。 分岐からは一気に標高差200mほど降下する。 下り坂は細かく九十九折になっている。 やがて大きな岩の横を過ぎると、少し傾斜が緩くなってくる。 10時30分に標高1716mの所で、玉蝶山の南側山腹を通過する。 さらに急な降りが始まり、標高を200mほど下げる。 10時45分、急な下り坂が一段落した標高1515mに建つ山道分岐の標識の所で10分ほどの小休止をとる。 

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小休止が終わり歩き始めると、ここからは緩やかな登山道が始まる。 所々に巡視路と書かれた分かれ道があり、稜線の北側は東京都水道局用地となっていて、用地境の標識杭が延々と打ち込んである。 標高1500mほどの稜線上は、まだ木々が芽吹いておらず冬の様子である。 やがて、登山道脇の樹木が切り払われた所にである。 11時05分、標高1429mの榧ノ尾山に到着する。 山頂と云ってもただのっぺりしているだけで、山頂標識が無ければ気が付かずに通り過ぎてしまう所である。 榧ノ尾山からは梢越しに、歩いてきた熊沢山の稜線が眺められる。 

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榧ノ尾山から先も、起伏の緩い自然林に囲まれた登山道が続く。 ふと気が付くと、後ろにマウンテンバイクが近づいて来る。 以前、ここを歩いた時に登山道にオフロード用自転車のタイヤの跡が付いていたが、やはりこのコースは自転車のオフロードコースになっているようである。 歩いていると3分おきに自転車が通過してゆく。 乗っている人に聞くと、30名あまりが参加しているオフロードの大会の様である。 彼らは結構登山者に気を使い、登山者を追い越す時は自転車を降りて追い越して行く者が多い。 おそらく、登山者相手に事故を起こすと、登山道を自転車で走る事ができなくなると考えているのであろう。 自転車走行での登山道の傷みを考えると、何れ登山道を自転車が走る事は規制されるであろう。 

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前回歩いた時と同様に、今回も牛ノ寝、ショナメを全く気が付かない内に通過し、標高1376mの狩場山を巻き終わっていた。 やがて正面に大きな山が立ち塞がるようになった12時05分に、突然樹木が切れ標高1310mの大ダワに到着する。 ここには切り株や丸太が、ベンチ代りに置かれている。 ここを縦走している登山者も休んでいる。 我々もここで、20分弱の小休止をとる。 ここからは、小菅の湯を目指して山を降るだけである。 

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12時23分、大ダワから小菅へ向けて降下を開始する。 小菅までは標高差600mほどである。 暫く大マトイ山の北西斜面をトラバースするように緩い傾斜を降ってゆく。 降るに連れ周囲の木々には若葉が付き始める。 やがて分岐から標高差70mほど降り大マトイから北へ伸びる尾根を乗越すと、山葵田経由で小菅の湯へ向かう分岐が現れる。 確か前回ここに来た時にはこの分岐を右折し、山葵田経由で降ったが、今回は計画書通りモロクボ平を経由して小菅の湯へ向かう。 やがて標高1274mのピークを西側から巻き、12時22分に標高1308mの川久保分岐のあるモロクボ平を通過する。 

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モロクボ平を過ぎると、また下り坂の傾斜が徐々に増え、13時08分に標高890mの所で尾根から外れ、植林の中に付けられた登山道を降るようになる。 13時09分、標高881mの所で5分ほどの小休止をとる。 一気に標高差400mをハイペースで降って来たので、山仲間の脚がそろそろ疲れ間隔が開くようになった。 少し休むと、脚が直ぐに楽になる。 急な斜面に九十九に付けられた登山道を降り、13時18分に標高812mに建つ山小屋の横を通過する。 そろそろ降りにも飽きてきた13時26分に標高694mの登山口に到着する。 沢に架かる橋を渡ると、舗装道路が始まる。 少し歩くと、小菅の湯を示す道標が現れ、舗装道路をショートカットする。 振り返ると牛ノ寝通りの稜線が見渡せる。 

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13時35分、小菅の湯に到着する。 早速、確認のためにバスの時刻表を見ると、上野原行きバスは15時20分である。 確認後、小菅の湯に入る。 風呂場へ行くと、案の定混んでいる。 5月の連休で、こどもの日だけあり、子ども連れの家族が多い。 風呂でさっぱりした後、併設する食堂で酒を飲む。 15時、小菅の湯の前にあるバス停へ向かう。 意外にバスへ乗車する人も多く、徐々に列は長くなってゆくが全員座れるようである。 15時20分、バスは小菅の湯を出発し松姫峠を経由して上野原へ向かう。 バスが走り出すと、気持ちよく寝てしまう。 16時45分、バスは上野原に到着し、電車へ乗り換える。 16時52分の高尾行き電車に乗り、八王子には17時22分に到着し解散する。 


今回歩いたコース

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このコースのトラックデータは今回初めて取ったが、やはり稜線上の移動が多く確りしたトラックが取得できた。 今回のデータは、距離14.2Km、累積標高差は登り560mで降り1500mであった。 



費用
電車代(町田→塩山)@¥1450
タクシー代(塩山→勝緑荘)@¥5860
小菅の湯@¥600
バス代(小菅の湯→上野原)@¥1120
電車代(奥多摩→八王子)@¥400

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