これこそが日系企業の現地化?

中国へ長期出張中の友人が先週上海で大量にポッキー・プリッツを買ったようです。ホテルで夜な夜なポッキーを食べながら仕事をしているらしいです。それにしても色々な種類があるのですね。 (写真をクリックすると拡大します)

3週間前に上海に出張しました。アジアの出張でいつも悩むのが、会社とかへのお土産品。土地もののお菓子とかが良いのでしょうが、どうしても日本人のクチに合わないものばかり。とりあえず、宿泊先近くのスーパーに出掛けてみました。店内を歩いていると、何気なく見覚えあるものが・・・。 

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そうです、グリコさんのポッキー・プリッツでした。ナ・ナ・ナント!30種類近くあります。ヨッシャー、コレだ!とばかりに棚に並んでいるのを1つずつ買い込んでみました(アホか?)。日本でもこれだけの種類があるのでしょうか?(予め申し上げますが、グリコさんの宣伝ではありませんのでご容赦を。)サイトで調べると日本ではポッキー9種類、プリッツで12種類でした。グリコさんの中国工場は「上海江崎格力高食品有限公司」(グリコ=格力高=発音:ガァリィガォ)。ポッキーは「百奇=パイチィ」、プリッツは「百力滋=バイリィツゥ」と表していました。しかし、これでもか!という種類が棚の上から下までしっかり並んでいるのを見ると、ちょっと恐ろしい? 

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レジまで持っていくと、レジ打ち小姐に驚かれ、呆れられました。「あんたこんなに買ってどうすんの?」とヒマにしていた他のレジ小姐もやってきて、レジ袋詰めを手伝ってくれました~!全部違うのでレシートはこんなに長くなってしまいました。プリッツで6元、ポッキーで8~10元です。日本円で100円前後ですが、中国にすれば高い方なんでしょうね? 


グリコさんのサイトを見ると、中国向け商品開発を行っているとありましたが、その結果がコレなのですね。中国ビジネスは現地化が基本とか言われますが、実際のところ「現地化」ってナニ?と、ず~っと考えています。こういう消費商材は現地の好みに合わせて、或いは新しい味として紹介することは現地化の代表例です。ですが、品質はどうなのでしょう?現地化には色々ありますが、一例として「中国現地化=品質は多少落ちても良い」という考えが巷に蔓延っているようです。でも違うような。大衆が目にするこういう食品から工業製品まで、中国は品質が落ちても良いというのはおかしな考え。思うに、中国は未だ品質に関しての水準や意識が、例えば日本と比べて未だ未だ低いし、そういう歴史で成長してきただけ。美味しいといった五感は、品質とは直接は関係ないし、中華料理は世界的な美味の代表。ではなく、歴史的に所詮は使えれば良い、という意識が根底に未だあると思うのです。そこに自動車や携帯を始めとした世界の高質なブランドが流入してきたが、その質の高さが高すぎて自国との差異を理解出来てない。自分でやってないから、何が最高かを分からない。自分で出来ないから、金出して世界の技術を導入するしかないが、その質や管理を模倣しても、根幹が何たるかを分かっていない。その結果が新幹線大事故に。とは言え、段々と質に対する意識変化はあります。時間はかなり掛かることでしょう。しかし、所詮は使えれば良い、その為に安価実現できるというのが世界的な常識だとするなら、やっぱり「中国現地化=品質悪い」でも良いのでしょうか?だから、答えが見つかっていません。 

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