7月8日に山仲間と箱根明神ヶ岳へ行ってきました

2012年7月8日に山仲間と箱根明神ヶ岳へ行ってきました。
予定では山仲間と久しぶりに一泊二日で南アルプスへ行く事にしていたが、直前に山仲間の都合で日帰りとなった。 さて日帰りとなると、何処にするか? 丹沢は山蛭だらけだし、奥多摩は遠い。 そこで、帰りに必ず風呂へ入れる、近場の箱根へ行くことにした。 梅雨の時期は、山での景色は期待できず、要するに汗をかいて温泉に浸かり、その後のビールを楽しみに行くだけである。 そこで、久しぶりに道了尊最乗寺から明神ヶ岳へ行くことにした。 当然、帰りは宮城野温泉に浸かる事にした。 

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久しぶりに道了尊最乗寺から明神水を経て、明神ヶ岳へ登った。 ここを歩く時は草が涸れているか、まだ草が生い茂る前に時期が多い。 しかし、今回は登山道脇は草が生い茂り、登山道からの視界もさえ切られるまでに成長している。 もっとも、標高が800mを越えるようになると、ガスで50m以上の視界が遮られ景色など見えない。 しかし、今回は標高700m辺りから外輪山稜線までの間にピンクの花をつけたシモツケソウ、薄紫の花のオオバギボシ、白いノリウツギの花達が目を楽しませてくれた。 梅雨の時期でもそれなりに楽しませてくれる。 そして、下山時後半は確り雨に降られたが、宮城野温泉会館でゆっくりと湯に浸かり、さっぱりした所での冷えた缶ビールが美味かった。 結局、勢いが付き箱根湯本からロマンスカーで宴会をしながらの帰宅となった。 


実施日:2012.07.08(日)

参加者:2名

天候 :曇り時々雨

コース:小田急線町田駅ホーム集合→(小田急線)→新松田→(タクシー)→道了尊最乗寺→明神ヶ岳→宮城野分岐→宮城野バス停→宮城野温泉会館(入浴)→宮城野バス停→(バス)→箱根湯本駅→(小田急線)→町田解散

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朝、自宅を出る前に箱根の天気をインターネットで調べると、登っている時間は雨にはなりそうもない。 自宅を出発すると、外はひんやりとしている。 先ずは集合場所の、小田急線町田駅下りホームへ向かう。 6時12分に山仲間と合流し、6時15分発の下り電車に乗る。 途中、海老名で急行電車に乗り換え、新松田駅へ向かう。 秦野盆地に電車が入った所から丹沢を眺めると、丹沢方向はガスで全く見渡せない。 更に渋沢を過ぎた所から箱根の山を見渡すと、標高500m以上には分厚いガスがかかっている。 7時06分、新松田に到着し何時もより少ない登山者と一緒に下車する。 駅舎からでて、駅前で客待ちをしているタクシーに乗車する。 タクシーは小田急線新松田駅を出ると、直ぐに関本へ向かう直線道路を走り、関本を過ぎると、箱根の山の中腹にある大雄山最乗寺へ標高を上げ始める。 タクシーは最乗寺バス停を過ぎ、更に上の本堂脇の所へ7時26分に到着する。 

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早朝のため境内には観光客も登山者も見えず、静かでひんやりとしている。 ここで、ノンビリと出発の準備を行い、境内の公衆トイレで用を済ませ、7時39分に標高335mの最乗寺境内を出発する。 回廊の門を抜けると、人の背丈より大きい下駄が置かれている。 その先の橋を渡ると、直ぐに登山道が始まる。 暫くは木の根が絡み段差のある荒れた登山道で、一気に標高を稼ぐ。 

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境内から標高差30mほど登ると、明神ヶ岳から続く尾根の枝尾根上に出て、傾斜が緩む。 それと同時に登山道脇の十二体の石仏前を通過する。 この石仏の周りは何時も綺麗にしてある。 丹沢辺りの古い石仏は殆どが明治の廃仏毀釈で、お顔や首が取られているものが多いが、ここのはよく破壊されなかったものだと感心する。 石仏前で一礼しては杉林の中へ進んで行く。 

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この辺りの植林は間伐が綺麗に行われ、日当たりが良いので植林の間に草木が生い茂っている。 しかし、登山道は最近の異常なほどのゲリラ降雨で随分と土が流され、深い溝上になった所が多くなっている。 8時01分、標高461mの所で最初の林道を横切る。 この辺りは大した傾斜もないが、気温が低い割には湿度が異常に高く全く風がないので、自然に汗が噴き出てくる。 やがて周囲が自然林に囲まれるようになり、緩やかな坂を登ってゆくようになる。 8時24分、標高615mの所で再度林道を横切る。 

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林道から少し登った、8時32分に標高641mに建つ明神岳見晴小屋へ到着する。 小屋は無人小屋となり、現在使われていない。 小屋前のベンチに腰を降し、5分ほどの小休止を取る。 天気が良ければ、ここから小田原から松田にかけての街並と、丹沢山塊が望めるのだが、今回はガスで全く見えない。 明神岳見晴小屋を出発し、尾根上に付けられた緩やかな登山道を進むと、建設途中で放棄された観光索道の残骸が右手に現れる。 

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更に尾根道を進むと、突然視界が開け防火帯の様な所に登山道が付くようになる。 ガスがなければ、真っ直ぐに緩やかな道が外輪山の稜線へ向けて続いているのが眺められるのであるが、残念である。 この防火帯の様な所は、過って観光索道建設の計画があった当時に、索道を通すために延々と切り開いたのであろう。 確かに、更に先へ進むと、索道用の鉄塔が建っている。 ここも、観光用索道ができていたら、随分と観光客で賑わっていたであろう。 

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防火帯の様な所を歩いていると、草の枯れた冬場と違い、伸びきった草に付いた露がズボンの裾を濡らす。 ここら辺りまで登って来ると、時々思い出したように風が吹くが、汗の出た身体を冷やしてくれるほどではない。 8時59分、標高776mの神明水に到着する。この神明水は何時も枯れることなく水が湧き出ているが、今回は梅雨の時期のためか、何時もより水量が多い。 ちょっと水場に立ち寄り一口水を飲み、汗をかいた顔を洗うと誠に気持がよい。 神明水からは突然傾斜が増し、所々に岩が露出した急登を登らねばならない。 たいした距離ではないが、最乗寺から明神ヶ岳の間で、一番傾斜がきつい所であろう。 

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急登を過ぎると、また防火帯のように広く緩い道となる。 春はこの辺りを真っ赤な花を付けた草牡丹が群れをなして咲いているが、 今はピンク色の花を咲かせたシモツケソウや、紫色の花のオオバギボシが群れている。 このシーズンにここへ来たのは初めてであるが、ガスで景色は見えない分、この季節の花が目を楽しませてくれる。 やがて広く明るい防火帯状の登山道が終わると、山襞をトラバースするような登りとなる。 

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ここから外輪山稜線の分岐までは、意外と歩き難い泥道が続く。 雨が降っていれば、如何にも滑りやすそうな所で、雨水で登山道が深く抉られている。 9時32分、標高894mの登山道脇に七福神の大黒様が置かれた所を通過する。 さらに小さな沢の源流部を過ぎ、9時43分に標高1018mの銀名水を通過する。 今回はちょろちょろと流れていたが、時として涸れる事が多い様である。 この辺りになると傾斜も一段と緩み、やがて周囲の草木の背は低くなり始める。 

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最乗寺から明神ヶ岳の登山道で、天気が良ければこの辺りが一番景色のよい所であろう。 しかし、今回はガスで視界はせいぜい50m程しかない。 その内に登山道は林の中へ入り、10時01分に標高1103mの外輪山稜線上にある明神ケ岳と明星ケ岳の分岐を通過する。 分岐の周囲は薄暗いが、丁度分岐を示す道標の上だけ樹木が開け、まるでスポットライトを道標に充てているようである。 この分岐から明神ケ岳までは、滑りやすい標高差50m程の急登が始まる。 

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急登を登り切った、10時10分に明神ケ岳の山頂標識がある山頂に立つ。 実際の標高1169mの三角点がある明神ヶ岳山頂は、更に奥であるが、広い場所がなかったのでここを山頂としたのであろう。 山頂は人が全く居らず、ガスに煙っている。 山頂で唯一のベンチに腰掛ける。 行動食を食べ、また持ってきた無線機を出しスイッチを入れる。 7月7日と8日はアマチュア無線のコンテスト(限られた時間に、如何に多く、遠くの無線局と交信ができるかを競う。)が行われているので、明神ヶ岳山頂からも多くの無線交信が聞こえる。 私も435MHz帯でJJ1QFN/2,JQ1YNN,8N1TW/1局と交信し、さらに1280MHz帯でもJA1YAD,8N1ITF,JR1YRI局と交信する。 無線をやっていると、直ぐに時間が経ってしまう。 山頂も徐々に人が多くなり、10時37分に宮城野へ向けて下山を開始する。 

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山頂からは、明星ヶ岳の方へ向かう。 最乗寺から登って来た登山道を、直ぐに左へ分け稜線伝いに進む。 直ぐに、背の低い笹原の中に付けられた登山道を進むようになる。 天気が良ければ、箱根駒ケ岳を右手に眺めながら歩ける所である。やがて、登山道は林の中へ入り最乗寺からの道を合わせると、直ぐに登山道右手に摂政宮登山記念碑が現れる。 随分と大きな石碑であるが、どうやってここへ設置したのであろうか? さらに250mほど進むと矢佐芝への道を左へ見送るようになる。この分岐から先は、明神ヶ岳と明星ヶ岳への鞍部である宮城野分岐へ、標高差200m程の降下が始まる。 

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下り坂はかなり急で、おまけに滑りやすい。 前回の6月に来た時より、道が荒れているように思う。 所々、最近厚い板材で登山道の土留めをしたようである。 しかし、所々ハイキングコースとは思えないような段差を生じている所がある。 最近のゲリラ豪雨は、僅かな期間に山の形をどんどん変えてしまうようである。 どこまで降るのかと思うくらいの急な下り坂で標高を下げる。 11時09分に標高913mの宮城野分岐がある鞍部を通過し、箱根外輪山の稜線を離れる。 

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宮城野分岐より別荘地の最上部までまた標高差250m程の下り坂が続く。 岩と土の歩き難い登山道が延々と続き、やがて植林の中へ入ると周囲も暗くなってくる。 丸太で付けられた階段を滑らないように降っていると、足元にティッシュペーパーを丸めて捨てたようなものがある。 よく見るとギンリュウソウである。 別名、幽霊草で葉緑素がなく自ら生活に必要な養分を作り出せない腐生植物ある。 実に不思議な植物である。 更に降り、堰堤の所まで来ると雨が降り始める。 とりあえずザックカバーを付け、傘を直ぐに出せるようにしておく。 

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11時40分、標高665mの別荘地最上部につけられた舗装道路を横切る。 この辺りまで降ると、雨はついに本降りになり始める。 ここからは別荘地に沿って付けられた直線的な登山道を降ることになる。 登山道の上には樹木が生い茂り、傘になってくれるので、そのまま歩き続ける。 ここも最近の雨で登山道は深く溝状に掘られ、丸太の土留めが異常に高い段差となっている。 何となく陰気くさく、汚らしい感じの悪い降りである。 おまけに、これが思ったより長い距離である。 別荘地の脇の登山道を降っていると、街から正午を知らせるチャイムが聞こえてくる。 やがて登山道が歩道道路を横切り、ストックを片付け傘をさして更に標高を下げると、街中の舗装道路となる。 

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街中を抜け、12時09分に標高467mの所で国道138号線に出でて、宮城野バス停前を通過する。 バス停先から国道を渡り、宮城野温泉会館へ向かう。 12時11分、標高465mに建つ宮城野温泉会館に到着する。 早速、入場券を購入し風呂に浸かる。 この温泉は地元の人ばかりで、素朴でよい。 まだ正午を回ったばかりなので、入浴客は少ない。 内湯は熱く、今回も私はとても入れず露天風呂に浸かる。 のんびり湯に浸かった後は、会館の入口ホールで缶ビールを飲み、13時少し過ぎに宮城野バス停へ向かう。 ちょっと遅れていたバスが13時13分に到着し、それに乗車する。 うとうとしている内に箱根湯本に到着し、箱根湯本からは13時48分発のロマンスカーで、反省会を行いながら戻る。 14時47分に町田駅で解散する。 


今回歩いたコースです。 

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今回のトラックも実によく取れている。 常にこのくらい正確にトラックが取れてくれると有難いのだが・・・。 帰宅して今回のGPSデータを見ると、距離9.1kmで、累積標高差は登り995mで降りは866mであった。 


費用
電車代(町田→新松田)@¥440
バス代(新松田→道了尊最乗寺)@¥3230
風呂代(宮城野温泉会館)@¥650
バス台(宮城野→箱根湯本)@¥520
電車代(箱根湯本→町田、特急)@¥1570

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