7月1日に八ヶ岳の根石岳へ行ってきました

2012年7月1日に八ヶ岳の根石岳へ行ってきました。
鬱陶しい梅雨は、やはり登り始めの標高が高く、最初から涼しい所へ行きたい。 そう考えると、先週も行った八ヶ岳が頭に浮かぶ。 八ヶ岳の単峰狙いならが、川崎から日帰りが楽にできる。 そこで、八ヶ岳でまだ行ってことがない標高2603mの根石岳へ行ってみることにした。 自家用車で桜平まで行き、そこから歩けば全行程4時間ほどのハイキング程度である。 今回も山仲間を誘って、彼の自家用車で行く事になった。 

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計画を立てた時は、まあまあの天候が望めそうであったが、結局今回は最初から終わりまで久しぶりに合羽を着ての山行となった。 久しぶりの合羽着用行動は、最初は暑苦しく鬱陶しく思ってが、これも直ぐに慣れ何時もの山行と同じ雰囲気になった。 しかし、気温が18℃程度とそれなりに低いので、好かったのかもしれない。 今回のハイライトは、箕冠山を根石山荘へ降った所から根石岳の間である。 ここは森林限界を超えていいて、荒涼とした所にコマクサが群生している。 まだ時期が少し早いのか、やっと小さな花をつけている一株のコマクサを見つけた程度である。 おそらく7月中旬から下旬頃には、この辺りはコマクサが綺麗な可愛らしい花をつけているであろう。 


実施日:2012.07.01(日)

参加者:2名

天候 :雨

コース:自宅近集合→国立府中IC→(中央高速経由)→諏訪南IC→(八ヶ岳高原ライン経由)→桜平駐車場→オーレン小屋→夏沢峠→箕冠山→根石岳→箕冠山→オーレン小屋→桜平駐車場→(八ヶ岳高原ライン経由)→諏訪南IC→(中央高速経由)→国立府中IC→丘の湯→自宅解散 

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朝3時に起床しインターネットで現地の天気予報を確認すると、殆ど好転は期待できそうもない。 運が悪いと、終日合羽を着ての行動になるかもしれないと思う天気である。 3時50分、山仲間が自家用車で私の自宅に到着し、3時55分に自宅を出発する。 4時20分に国立府中ICより高速道路へ入り、5時34分に諏訪南ICで高速道路から離れる。 高速道路走行中に、うっかり八ヶ岳PAに立ち寄るのを忘れ、諏訪南ICまで来てしまった。 高速を降りた所で右折し、暫く行った所でナビに行き先を登録し確認すると、高速から曲がった所が逆方向であった。 仕方なく暫く来た道を戻り、桜平駐車場へ向かう。 別荘地を通る一般道からゴルフ場の脇を通って標高を稼ぐ。 6時05分、唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐を通過し、未舗装の林道が始まる。 桜平に近づくに従い、路面の凸凹はひどくなり、時々自家用車の腹を地面に擦りつける。 6時24分、桜平に到着する。 桜平駐車場近くの林道脇には、既に自家用車が止められている。 我々も夏沢鉱泉へ向かう林道ゲートに近い空き地に車を止める。 気温は18℃と低いが、霧雨が降っている。 不要なものを自家用車にデポし、ザックカバーを着けて6時36分に標高1920mの駐車場を出発する。 車を止めた所から少し降ると夏沢鉱泉へ向かうゲートがある。 

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ゲートを通過し林道を途中まで降ると、降雨が少し多くなる。 このまま歩くとビショビショになるので、木陰で仕方なく私は合羽の上着をつける。 山仲間は合羽の上下を着け、完全武装する。 さらに林道を降ると、標高1890mの所で沼郎兵衛沢を渡る。 渡った所には今年も簡易トイレが設置してある。 ここから沢伝いに上り坂が始まるが、林道は直ぐに無くなってしまう。 最近の集中豪雨で沢の流れが変わり、林道が全て流されたようである。 何とか修復してあるが、おそらくジープの様な車両でないとここを通過することはできないであろう。 暫く登るとまた林道が現れてくるが、意外と急坂である。 この林道は殆どが急坂のまま夏沢鉱泉まで続いている。 

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暫くは夏沢の右岸沿いに林道を進み、6時51分に標高1933mの所で左岸へと渡る。 7時04分に標高2045mの所で再度右岸へ渡る。 橋を渡った所には、夏沢鉱泉の水力発電所がある。 水力発電所と云っても、極めて小型のもので「夏沢鉱泉マイクロ発電所」と書かれた標識がある。 この発電所は、4KWのクロスフロー水車と3.5KWの磁石発電機、3KWインバータで構成されている。 家庭用一軒分程度の発電量である。 まあ、エアコンなど必要がない所なので、これでも十分な電気量なのであろう。 発電所を過ぎ、坂を登ると標高2060mに建つ夏沢鉱泉の前を7時06分に通過する。 小屋の前には、車高の高い4WDのバンが止められている。 しかし、よく崩壊した所を通過できたものだと感心する。 

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夏沢鉱泉を過ぎると直ぐに道幅が狭くなり、いよいよ登山道らしくなってくる。 林道歩きはついついオーバースピードになりがちだが、登山道に入ると一歩一歩踏みしめて登る楽しみが出てくる。 しかし、ここの登山道にはキャタピラ式の小型運搬機が通れるように、普通の登山道より広く凹凸も少なく作られている。 7時17分、標高2130mに設けられたオーレン小屋の水力発電施設への分岐を左に見送る。 7時20分、標高2163mの所で登山道が夏沢の水流で大きく削られた所を通過する。 ここも過って来た時は普通の登山道であったが、つい最近の大雨で沢の岸壁沿いに付けられた登山道が一気に削られたようである。 水力発電所への導水管も最近修理されたようである。 

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崩壊地を過ぎると、オーレン小屋まで標高差150mほどの上り坂が始まる。 おそらく桜平から夏沢峠までの間で一番傾斜がきつい所である。 しかし、急登に差し掛かると細かく九十九折れになっていて意外と登り易い。 この頃になると、下山する登山者とすれ違うようになる。 7時46分、標高2317mに建つオーレン小屋に到着する。 オーレン小屋の周りにはこれから入山する者、下山する者が入り乱れ軒先で雨を凌ぎながら小休止をとっている。 我々もザックを降し、立ったまま小休止をとる。 ここの水は冷たくて美味いが、掬うものがないので飲むのを諦める。 

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7時54分、オーレン小屋を後に夏沢峠へ登り始める。 峠まで距離800m、標高差110mでたいした事はない。 夏沢峠への道へ入ると、暫くは直ぐ近くに箕冠山への登山道が平行して付けられている。 登山道の周りは鬱蒼と苔生した樹林であるが大雨の影響か、登山道が深く削られ涸れ沢の中を歩いているような感じである。 更に標高が上がると、登山道は大きな石が転がる河原のようになり歩き難くなる。 やがて峠が近づいて来ると、林の中を涼しい風が吹き抜けるようになる。 

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8時16分、標高2425mの夏沢峠に到着する。 生憎のガスで景色はほとんど見えず、雨と横殴りの東風が吹いている。 峠には山彦荘とヒュッテ夏沢が建っているが、今回もヒュッテ夏沢は営業をしていなようである。 風力発電用の小型の風車がいっぱい建っているが、大半は羽が取れ全く稼動していないようである。 ここでも5分ほどの小休止をとる。 前回来た時には気が付かなかったが、この峠にはチップ制のトイレが設置されている。 せっかく持ってきた無線機を取り出しアンテナを取り付け受信してみる。 さすがにこの峠は東西に開けているだけあり、下界の無線局が交信しているのが手を取るように聞こえる。 しかし、今回はここが目的地でないので、直ぐにアンテナと本体を分離しザックへ押し込む。 

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夏沢峠を出ると、ここからは稜線歩きである。 傾斜も緩く晴れていれば、きっと気持のよい所であろう。 この稜線は東側がほぼ垂直に落ちているが、西側にはゆったりとした斜面にシラビソと樺の林が続いている。 やがて登山道脇にはシャクナゲと這い松が現れるようになる。 景色は見えないが、如何にも高山帯を歩いていると云う感じがする。 このような所を歩くのは、雨が降っていても実に楽しい。 峠から、少しずつゆるい傾斜で標高を稼いでゆく。 

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8時54分、標高2576mの箕冠山の山頂を通過する。 ここはオーレン小屋、根石岳、夏沢峠への分岐ともなっている。 山頂は、樹木に囲まれ展望は全くない。 そして、このピークにもトイレが設置されている。 同じ八ヶ岳でも長野県側は随分と山の汚染防止には金をかけているようだ。 箕冠山を根石岳へ向けて標高差25mほど降る。 この坂道には、土留めに鉄製のLアングルを組み合わせた階段状の土留めが置かれている。 色々と山を歩いているが、このような土留めを見たのは初めてである。 

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箕冠山から降り切ると、突然視界が開ける。 と、云ってもガスで視界はほとんどない。 ここから根石岳までは森林限界の上のようである。 直ぐに根石山荘への道を左に分ける。 登山道の両脇にはロープが張られている。 よく見ると、緑色の葉を着けた小さなコマクサがいたる所に点在している。 中には小さな花の蕾を着けたコマクサもある。 きっと、7月中旬から下旬ころには、コマクサの花で埋め尽くされているであろう。 是非、天気の良い時に再度着てみたいと思う。 

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荒涼とした岩が転がる所を登り、9時07分に標高2603mの根石岳山頂に到着する。 しかし、山頂は雨と風が強く、風よけになる所がない。 先ずは記念写真を撮り、山頂付近を一周してみる。 天気が良ければきっと景色がよいのであろう。 当然、無線などできる状態ではない。 数分山頂に滞在し、さっさと下山を開始する。 

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山頂から5分ほどで、根石山荘の分岐まで降ってしまう。 ここからは箕冠山へ一度登り返す。 9時21分に箕冠山を通過し、オーレン小屋へ直接降るルートへ入る。 さほど傾斜が急な所はないが、ここも登山道が水流で大きく抉られている。 場所によっては、木の根が剥き出しになっている所もある。 全く展望がない樹木の中を30分ほど降ると、左側に樹木の間から登山道が見えるようになってくる。 その登山道は、夏沢峠への登りで使った登山道である。 この登山道が見えるようになるとオーレン小屋は直ぐ近くである。 

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9時50分、オーレン小屋に到着する。 これで、オーレン小屋を出発し夏沢峠から箕冠山へ、そこから根石岳を往復しオーレン小屋へ一周したことになる。 小屋の廂の所へ入り込み、立ったまま10分弱の小休止を取る。 ここからは桜平へ向けてただ降るだけである。 10時30分に夏沢鉱泉前を通過する。 夏沢鉱泉の入り口には「直ぐ入れる日帰り温泉 ¥650」書かれた立て札があるが、ここで風呂に浸かっても桜平まで歩くのにまた一汗かいてしまう。 10時32分、標高1943mの林道脇の所で、泉野への分岐を左へ見送る。 泉野の一番近い上槻木バス停まで、降りでも3時間30分かかる。 覗いてみると、薄らとレースはあるようだが廃道同然のようだ。 

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林道歩きもそろそろ飽きてくる10時39分に、沼郎兵衛沢に到着する。 ここで汚れた靴とストックと、合羽のズボンの裾を沢で洗う。 10時47分、桜平に到着し、装備を車へ放り込み、合羽を脱いで靴を履き替える。 10時55分、桜平を後に帰途へ着く。 林道を車で降っている途中で、タクシーとすれ違う。(帰宅後確認すると、最寄りの鉄道駅から¥7000程でタクシーが入るようだ。) 計画では近くの河原の湯で温泉に浸かって帰る事にしていたが、中央高速の渋滞を嫌い真っ直ぐ帰る事にする。 11時40分に諏訪南ICより高速に入り、途中八ヶ岳PAで運転を交代し、14時58分に私の自宅に到着し解散する。 


今回歩いたコースです。 

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桜平とオーレン小屋間のトラックは、谷間のためかやはり誤差が大きい。 往路より復路野誤差が大きくなっているのは、復路で衛星を上手くキャッチできなかったのであろう。 今回の歩行距離は11.3Kmで、累積標高差は800m程度であった。 


費用
高速代(国立府中→諏訪南)@¥2000
高速代(諏訪南→国立府中)@¥2100
ガソリン代(20L)¥2500

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