中国海軍博物館(その1)

過って大連に駐在していた友人が、最近青島を訪問した際に立ち寄った中国の海軍博物館のレポートを送ってくれました。 潜水艦の内部など珍しい写真も紹介してくれました。 しかし、こんなものを使わないで欲しいものです。 (写真をクリックすると拡大します)

昨年の3月に青島の知り合いを訪ね、時間に余裕があったので、海軍博物館を見学してきました。中国には海軍博物館が上海と青島に2つあります。上海は歴史や展示が中心ですが、ここ青島では退役した武器類が展示されています。1989年に公開、山東省国防教育基地として認定され、特に青少年の愛国主義教育拠点でもあるそうです(というか、こういった軍事歴史博物館は、殆どが青少年愛国主義やら反日の教育定点でもありますが、ここには、お約束たる「これでもか!」の反日展示はありませんでした)。 

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さて、地図で青島の位置を確認しましょう。ソウルの対岸、山東半島の付け根にあります。山東半島と反対側の大連がある遼東半島が渤海湾と黄海の境目となります。1992年の中韓国交回復では韓国側がいち早く乗り込んだ地が青島です。青島は潜水艦の海軍基地だそうです。 

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これは青島海軍博物館の全景です。自然の岩礁を生かした魯迅公園や離れ小島の小青島といった観光地に隣接しています。戦艦が4隻、潜水艦が1隻、コの字の陸地には艦艇、戦闘機、戦車やミサイルが展示されています(皆、古いモノばかり)。海軍博物館といっても、解放軍直下の施設ではなく、会社運営とのこと。 

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博物館の正門。右側の售票処で入場券を買います。この日は平日の昼過ぎだったので、私以外に切符を買う人は誰も居ませんでした。門の中を覗き込んでも閑散としています。 

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入場券は2種類。ひとつが博物館の入館券で60元(750円)、もう1枚が潜水艦の参観券で20元(250円)でした(安くないな)。ちなみに60元の入館券を買う際に、売り場のご婦人(通称:おばちゃん。あぁこの人も解放軍公務員なのかな?とか思ったりして)が、やたらと「チェンティンチェンティン」言ってます。適当に「要らない」とか答えていましたが、私が外人だと思ってか、かなりしつこい。実は潜水艦の中国語を知らなかったのですが、ご婦人は潜水艦の写真を指さしたので「コレに入れるんですか?」と問えば「そうだよ、だからここで買っていきなさい」。思わずふたつ返事で買い求めました(潜水艦=潜艇=チェンティン)。 

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大きな門を入り、右手に展示館があります。これは海軍の階級章一覧です。詳しくを知らないので、たくさんあるなぁ、と思った次第。実は館内に入ると参観者は誰も居らず係員しか居ない。しかも「撮影禁止」の張り紙が。ふむ、係員の目の届かないところで盗撮です。 

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過去の功績表彰や受勲者の歴史なようです。 

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海軍制服の歴史(推移)です。 

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さて、館内撮影にビクビクしながら、余り撮れず(ブレブレ)で外に出ました。展示館の表には、戦艦のスクリューと錨が置いてありました。実物を見る機会はなかなか無いために、大きいなと感じました。 

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正門の正面を進むと、潜水艦が浮いていました(これは別の角度から撮影)。そういえば潜水艦を間近に見るのは初めてでした。調べると「ロメオ型」潜水艦だそうで、中国の呼称は「33型」だそうです。1967年以降生産のディーゼルエンジン式で当時は主力であったものの、潜水艦と呼ぶにはほど遠い「可潜艦」だとありました。 

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潜水艦へ渡る小橋のたもとに切符小屋があったので、さっき買った潜水艦入場券をもぎって貰い、いざ乗船!デッキ上を前の方に進んで前方のハッチから入り、後方に抜ける流れなようです。 

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狭いハッチと急な階段を洋服が汚れないように、そろりそろりと降りた先の隣の部屋は魚雷発射室でした。これは魚雷置き場? 

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前方の魚雷発射管です。 

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これは何でしょう?艦内空気の制御でしょうか?(魚雷室からは後ろの部屋)。 

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隔壁のハッチです。大きいようで、通ってみると結構ツライ。柔軟体操の必要性を思い知らされました(^^; 

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潜水艦の通路はさすがに狭いですね。でも艦長と副艦長にはしっかりと部屋が与えられていたようです(中は覗けなかった)。 

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これは操舵室でしょうか?黒いメータ3個の下にある看板には「操縦器」と書いてあります。 

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水圧制御のバルブでしょうか?ペンキがやたらと分厚く塗りたくられています。 

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潜望鏡です。覗けませんでした。 

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別の潜望鏡です。全部で2つ装備されているようです。 

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これは指令室ですか?看板には「指揮台(コマンダーデスク?)」とあります。 

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指令室から後方に向かう通路ですが、当時のままではなく参観用にしつらえた壁のようです。 

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乗組員のベッドです。寝心地は良いのでしょうか? 

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とにかく、艦内は太い細いのパイプだらけ。 


続きはhttp://ja1uoa1951.at.webry.info/201205/article_9.html 

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