5月9日に秩父の大持山へ行ってきました

2010年5月9日に秩父の大持山へ行ってきました。
日帰りで行ける丹沢、奥多摩の山々は、そろそろ飽きてきた。 しかし、奥多摩の北側の秩父の山々はあまり行ったことが無い。 川崎から秩父へ行くには、電車を幾度も乗り換え片道2時間以上かかり電車の繋ぎもあまり良くないので、敬遠していた。 今回は何時もの山仲間が行けないが、私一人で秩父の山で登ったことの無い大持山へ行ってみることにした。 

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5月の連休も終わり、山もまた静けさを取り戻したようになった。 秩父の山へは久しぶりである。 バスを降り延々と林道を歩き、稜線上の妻坂峠へ出ると涼しい風が吹く。 植林と自然林の稜線を伝って大持山分岐まで行くと、秩父の山並みが見渡せるようになる。 大持山はあまり展望が無いが、稜線の道は美しい新緑に彩られ目を楽しませてくれた。 今回は大持山だけであったが、チャンスがあったら武甲山から歩いてみたいと思っている。 


実施日:2010.05.09(日)

参加者:1名

天候 :晴れ

コース:自宅→(登戸・府中本町・新秋津/秋津経由)→飯能駅→(バス)→名郷→妻坂峠→大持山分岐→大持山→大持山分岐→ウノタウ→鳥首峠→白岩→名郷→(バス)→飯能→(秋津/新秋津・府中本町・登戸経由)→自宅 


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前日飲んだ酒がまだ身体に残っているが、気を引き締めて5時30分に自宅を出発する。 自宅近くの駅から小田急線に乗り、登戸、府中本町で乗り換え、更に武蔵野線の新秋津から徒歩で西武線の秋津駅へ向かい飯能へ向かう。 天気が良いためか、車内に登山者をちらほら見かける。 7時25分、飯能に到着し駅北口へ向かう。 名郷行きのバス停に並んでいるのは、ザックを持った登山者ばかりである。 7時40分、名郷行きのバスは20名弱の乗客を乗せ飯能駅をあとにする。 途中、うとうとしていると、何時の間にかバスは山間部を走っていた。 バスが終点の名郷に近づくと、乗客が徐々に下車し始める。 8時38分、バスは名郷に到着する。 バスを降りると、Y字路を少し戻った所に公衆トイレがあり、乗客は皆そこへ向かう。 準備が出来た登山者が順次出発してゆく。 私も8時48分に登山者のしんがりで、標高330mの名郷をあとにする。 

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名郷を出ると、暫く民家の間の舗装道路を歩く。 雲一つ無い快晴の天気で、直射日光に照らされ暑い。 暫くすると民家は疎らになり、川に沿って歩くようになる。 名郷より1km弱歩いた標高378mの地点で道路は二つに分かれる。 左へ行くと鳥首峠、右へ行くと妻坂峠である。 今回のコースは妻坂峠を経由して大持山へ向かい、下山は鳥首峠から名郷へ降るので、ここは右折して林道山中線を進み、妻坂峠を目指す。 

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林道山中線を600mほど歩いた所で、突然後から来た自家用車の運転手に呼び止められ「妻坂峠へ行くなら乗っていけ」と、云われる。 折角のご好意なので、乗せてもらう。 9時17分、林道終点の堰堤の所に到着し、お礼を云って車を降りる。 自家用車で4分ほど揺られたが、距離1km強、標高差にして150mほどをズルさせてもらった。 歩けば20分ほどかかったであろう。 標高610mの林道終点は、車が数台駐車できるスペースがある。 

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車を降りると、堰堤前の沢に架かった橋を右岸へ渡る。 道なりに進むと、広く緩やかな峠道が植林帯の中へ続いている。 植林帯の中の登山道は、直射日光を遮ってくれ涼しい。 暫くダラダラと沢沿いに坂道を登ってゆく。 やがて沢の水流が細くなり、9時30分に標高720m辺りで沢を離れ、峠へ続く大きく九十九に折られた坂道が始まる。 九十九の坂道は、傾斜を緩く作ってあり登りやすい。 

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九十九道を登っていると、やがて稜線から吹き降ろす冷たい風を肌に受けるようになる。 9時42分、標高839mの妻坂峠に到着する。 私が到着すると同時に、女性ばかりの8名ほどのパーティーが大持山へ向けて出発して行く。 静かになった峠で小休止をとる。 車に便乗した事もあるが、予定より一時間ほど早く峠に到着した。 峠には、一体の石仏が置かれている。 峠付近は風が強いのか、植林の杉が何本も倒れその一部が稜線の道を塞いでいる。 

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峠で休んでいると、同じバスで来て私と同じ車に便乗した女性が到着する。 彼女も大持山へ行くようである。 9時51分、大持山へ向けて歩き始める。 峠からは、先ず稜線上に倒れた杉の木を迂回し、それが終わると標高差200m弱の一直線の上り坂が始まる。 防火帯のように広い坂を20分弱で登り切ると、先行する女性パーティーが小休止をとっている。 

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植林に囲まれた坂道はやがて傾斜も緩くなり、徐々に自然林に囲まれた登山道へと変わってゆく。 落葉樹は淡い緑の若葉を付け始めているが、まだ梢の間を塞ぐほどではない。 そのため右側の梢越しには、大持山と子持山が眺められる。 傾斜も殆ど無く気持ちよく歩ける。 

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やがて登山道に岩が露出するようになると、木々の隙間が出来始め見晴が好くなってくる。 10時37分、標高1230mの大持山分岐に到着する。 ここは南東方向の展望が開け景色がよく、3名の登山者が休んでいた。 私は写真だけ撮って、大持山山頂へ向かって最後の一登りを続ける。 

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大持山は、分岐より標高差50m、距離250mほどで山頂になる。 10時44分、標高1294mの大持山山頂に到着する。 山頂には3名ほどの登山者が休んでいる。 計画では12時30分頃到着することになっていたが、かなり早い到着であった。 ガイドブックの標準タイムで計画したが、標準タイムがかなり甘いハイキング用だったのであろう。 

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山頂からは見晴が全く無いと思っていたが、南西側に奥多摩の長沢背稜が望め、東側は登って来た稜線が見渡せる。 そして山頂標識には、子持山まで40分、更に武甲山まで1時間50分と書かれている。 ここから武甲山を経由して下山できれば、帰りにバスに乗車せず本数の多い電車で帰れることになる。 またここへ来るチャンスがあったら、次回は武甲山の方へ降りてみたいと思う。 

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山頂で行動食を食べ、10時58分に鳥首峠を経由して名郷へ下山を開始する。 先ずは、大持山分岐まで往路を戻る。 5分ほどで分岐に到着する。 ここから道を右に折れ、植林と自然林の間の坂を標高差70mほど一気に降る。 そして30mほど標高を稼ぐ。 

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やがて稜線上の登山道脇は自然林に囲まれるようになり、緩い坂のアップダウンが始まる。 後ろを振り向くと、降ってきた大持山が眺められる。 とても美しく、これが秩父の山なのと思うとまた来たくなる。 暫くアセビや山栗などが茂る林の中の、幅広い登山道のプロムナードが続く。 

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徐々に標高を下げ、11時24分に標高1074mのウノタワに到着する。 ここは一見二重稜線のようになった所で真ん中が周囲より窪んでいる。 広々として、日当たりが好くなかなかよさそうな所である。 こんな所で、のんびりするのもよいであろう。 ここからは中山を経て名郷へ直接降る分岐がある。  

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ウノタワを過ぎると、小さなピークを越え降り始める。 降った所の鞍部に東京電力の安曇幹線328号送電線鉄塔の真下を通過する。 そして更に標高1059mの三角点を持つピークを越えると、植林に中の急な降りが始まる。 降り始めの所に採鉱場内で崩落があるので立ち入るなとの警告看板があり、登山道は両側にロープが張られている。 

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ロープに誘導され降っていると、左下に真っ白い採鉱場が梢の間から見えるようになる。 急坂を一気に降り、11時57分に標高930mの鳥首峠に到着し、10分ほどの小休止をとる。 峠には小さな祠がある。 鳥首峠から大持山分岐まで逆コースを辿ると、急登が何箇所かあり辛い登りになるであろう。 

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鳥坂峠から白岩へは、植林帯に付けられた九十九の登山道が暫く続く。 しかし、この登山道に植林の木々がいたる所で倒れ、登山道を塞いでいる。 標高150mほど降ると沢に水が湧き出るようになり、やがて沢に沿って降るようになる。 12時30分、白岩の最初の民家を通過する。 しかし、この辺りの民家は既に廃屋と化している。 少し歩くと左側に白い岸壁が望めるようになる。 白岩の地名は、そこから取られた名であろうか。 

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廃屋の幾つかを過ぎると右手に作業用モノレールが現れ、それに沿って降るようになる。 やがて下方にトロッコの線路が引かれた石灰工場が見えるようになり、工場の脇を抜けながら降ってゆく。 12時42分、標高530mの歩道道路へ出る。 ここから名郷までは2.5kmほどの舗装道路歩きとなる。  

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舗装道路であるが、殆ど下りなので足が勝手に動いてくれる。 13時02分に入山時に右折した林道中山線の入口を通過し、13時13分に名郷バス停に到着する。 バスの時間を見ると、8分ほど前に出たばっかりである。 次のバスの14時05分までバス停前のベンチに腰掛バスを待つ。 日差しが強く膚がジリジリと焼ける。 バスの発射時間に近づくに従い、バス停の登山者は増えてくる。 13時05分、バスは定刻に名郷を出発する。 途中、日帰り温泉である「さわらびの湯」を通るが、今回は一人なので真直ぐ自宅へ帰ることにする。 飯能からは来た道を電車で戻り、17時少し前に自宅へ到着する。 


今回歩いたコース

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稜線上のトラックは確りしているが、谷間を歩いている間はGPSで確認できる衛星の数が少ないのかトラックが乱れている。 でも、谷間は殆どが舗装道路歩きなので、乱れたトラックでもそこそこ役に立つ。 


費用
バス代(飯能→名郷)@¥790
バス代(名郷→飯能)@¥790

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