3月6日に一泊二泊で雲取山へ行ってきました

2010年3月6日に一泊二泊で雲取山へ行ってきました。 
今年も恒例の雲取山一泊二日山行を計画した。 参加メンバーは昨年同様に3名。 週間天気予報によると、週末は雨となっている。 一週間前に、この日のために丹沢の大山へ訓練山行をした時も雪と雨。 二週間続けて雨の中の山行になりそうである。 しかし、強度の花粉症の私にとって、雨の方が花粉が飛ばず快適な山登りとなる。 

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天気予報通り登り始から雨降りで、おまけに視界50mほどのガスが延々と続き景色も見れない。 毎年、堂所を過ぎると登山道に雪が付き始めるが、今年は雲取山山頂まで殆ど雪が無い。 北斜面の雲取山山頂から雲取山荘までは所々に雪が付いていた。 一夜経つと、夜中に降っていた雨が明け方には雪に変わり、一面雪景色へ変わっていた。 しかし、堂所より標高が下がると雪は雨に変わり、今回は往復とも雨に祟られた。 


実施日:2010.03.06(土)~07(日)

参加者:3名

天候 :3/06 雨 
     3/07 雪のち雨

コース:
3/06 登戸駅集合→(南武線)→立川駅→(青梅線)→奥多摩駅→(タクシー)→小袖乗越→堂所→ブナ坂→小雲取山→雲取山→雲取山荘

3/07 雲取山荘→雲取山→小雲取山→ブナ坂→堂所→小袖乗越→鴨沢→(バス)→南二丁目→三河屋→奥多摩駅(青梅線)→立川駅→(南武線)→登戸駅解散


3/06 雨の中を雲取山へ

自宅を出る時から既に小雨が降り始めている。 集合場所の南武線登戸駅下りホームには6時に到着する。 ここで山仲間1名と合流し、立川へ向かう。 立川でもう一人の山仲間と合流し、6時39分発の青梅線奥多摩行きの電車に乗り継ぐ。 この季節は電車のドアが開くと冷気が車内へ入り込んでくるが、気温が高いためか寒さを感じない。 電車が青梅を過ぎると雨が本格的に降り始め、山々には濃いガスがかかっている。 天気が悪いためか、車内の登山客は少ない。 7時46分、電車は奥多摩駅に到着し、タクシーを確保に走る。  

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珍しく、駅舎横のタクシー乗り場に2台のタクシーが停まっている。 先ずタクシーを確保し、駅の横にあるトイレへ向かう。 7時52分に奥多摩駅を出発し、小袖乗越の雲取山登山口へ向かう。 ワンボックスのタクシーは雨の青梅街道を西へ向かう。 やがてタクシーは奥多摩湖の横を通過する。 今年は雪が少ないのか、奥多摩湖の水位が異常に低い。 鴨沢から北斜面の九十九折れの林道を小袖乗越へ登り、8時18分に小袖乗越の雲取山登山口へ到着する。 何時も登山口には何台かの自家用車が駐車してあるが、今回は停まっていない。 8時30分、合羽の上下とロングスパッツを着け、標高757mの登山口をあとに雲取山へ向けて歩き始める。 

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小袖の登山口から少し進むと、雨が小降りとなる。 気温と湿度が高いため、合羽を着ていると暑くて堪らない。 暫くは樹林の中を歩くので、直接雨に当たらないので20分ほど歩いた樹林の中で合羽の上着をザックへ入れる。 合羽の上着をとると快適になる。 昨年は登山口から少し進むと雪が現れたが、今年は全く無い。 8時53分に廃屋となった最初の民家を通過すると、直ぐに急な斜面にフェンスで囲った畑が現れる。 中に食べ頃のフキノトウがいっぱい顔を出している。 9時14分に標高1000mほどの小袖部落最上部に位置する民家の廃墟跡を通過し、9時32分に標高1140mにある水場を過ぎる。 昨年は、この水場は枯れていたが、今年はチョロチョロと水が出ている。 

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9時51分に標高1242mの堂所の標識前を通過し、9時52分に毎年最初の小休止をとる登山道が広くなった所で10分ほどの休憩をとる。 堂所までは緩やかな登山道であったが、ここから先の登山道は徐々に傾斜が付き始める。 やがて、大きくV字に右へ曲がり鬱蒼とした植林の中の登山道を登る。 植林内の登山道を出ると、尾根を跨ぎ七つ石の巻道が始まる。 

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10時35分に七つ石小屋を経由して七つ石へ登る道を右に分けると、大きく山襞をトラバースするようになり桟道がつけられている。 毎年この辺りは必ず雪が付いているが、今回は全く無い。 桟道を渡ると、登山道が崩壊している所を通過する。 最近崩壊したようで、そのままでは完全に登山道が削られてしまうであろう。 山腹の山襞を巻くように同じ様な急坂を二回ほど登ると、日陰の登山道に申し訳程度の残雪が現れる。 やがて登山道の傾斜が緩み始め、七つ石の西面の山腹をトラバースするように進む。 

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11時09分、標高1655mのブナ坂十字路に到着し、小休止を取る。 相変わらずガスは濃いが、雨は殆ど降ってない。 10分弱の小休止後、ここからは広々とした防火帯につけられた登山道を歩く。 天気が良ければ富士山から南アルプス、飛龍の稜線を眺めながら歩ける所であるが、残念である。 

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11時40分に緊急用ヘリポートを過ぎ、11時44分に標高1745mに建つ奥多摩小屋の前を通過する。 奥多摩小屋から少し登ると、一度稜線を離れ1813mの三角点があるピークのまき道へ入る。 何時もはここも雪が付いているが、全く雪が見られない。 何時も同じ季節にここを通過する我々にとっては、別の所を歩いているように感じる。 まき道が終わり、稜線上に戻ると、小雲取山まで標高差140mほどの急登が待ち構えている。 この坂は、ルート最大の急登である。 

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11時54分に富田新道の道を右から合わせ、さらに傾斜がきつくなる。 12時10分に急登を登り切り、標高1937mの小雲取山に到着し10分弱の小休止をとる。 ここは日原からの登山道を合わせる。 一度日原から富田新道を使って登ってみたいものである。 休んでいると雨が降り始め、合羽の上着を着込む。 小雲取からは、稜線をトラバースするように一度樹林の中を抜けると広い防火帯の登山道になる。 直ぐに、雲取山の頂上部をまいて雲取山荘へ向かう道を右に見送る。 このまき道は以前何回か使ったことがあるが、山頂を通過する時間と変わらない。 この辺りから雲取山頂へ向かう登山道は、最高のプロムナードであるが、ガスで視界が殆ど無い。 

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12時32分、雲取山避難小屋へ到着する。 避難小屋にある寒暖計は5℃を指している。 時間があるので、避難小屋の中へ入り、10分ほどの小休止をとる。 この避難小屋は、何時も綺麗に清掃してある。 小休止の後、避難小屋をあとに山頂三角点の所へ向かう。 

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12時45分に誰も居ない標高2017mの雲取山頂へ到着する。 雪が殆ど無い山頂で記念写真を撮る。 雲取山荘への登山道を覗くと、やはり雪が凍り付いている。 降り口の所でアイゼンを装着し、12時51分に雲取山荘へ向けて降り始める。 登山道は所々雪が無く、泥や岩の上をアイゼンを履いたまま通過する。 

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標高が下がるに従い、残雪が多くなってくる。 この登山道は、雲取山の北面に付けられていて、吹き溜まりにもなっているので残雪が多く残っているのであろう。 やっと3月初旬の雲取山らしくなってきた。 靴とアイゼンについた泥を雪で落としながら降る。 山荘に近づくと、雨が強くなってくる。 

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13時10分、標高1830mに建つ雲取山荘に到着する。 山荘の前でアイゼンを外し、靴の雪を落としていると山荘の管理人が「自炊室のストーブを点けてやるから、濡れた物を乾かせ」と、言ってくれる。 さらに「今日の宿泊者は少ないので、靴とアイゼンは土間に置いておけ」と云ってくれる。 山荘の宿泊手続きを終わり、何時も使用している2階の一号室を使いことになる。 

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ザックを部屋へ置き、早速山荘食堂前のストーブの所で宴会を始める。 先ず、山仲間が持ち上げたビールで乾杯し、各自が持ち寄った酒の肴で焼酎を飲む。 管理人に聞くと、今日の宿泊者は14名で内10名は団体で自炊をするようである。 16時頃に一度部屋へ戻り、夕食の時間まで昼寝をする。 18時に夕食が始まり、定番のハンバーグ定食を平らげ、18時30分には部屋へ戻り床に着く。 


3/08 雪降る中を下山

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夜中中雨が激しく屋根をたたいている。 4時30分に山荘の発電機が動きだし、部屋の電灯が灯り、それと同時に布団から出る。 外を見てみると昨夜の雨が雪に変わり、一面銀世界になっている。 よく寝たためか、昨日の酒は確り消化されている。 計画では、天気が良ければ七つ石山から奥多摩駅まで歩く予定であったが、昨日同様天気が悪いので往路を鴨沢まで降ることにする。 朝食まで出発の準備を行い、5時20分に朝食が始まる。 朝食も毎度おなじみの飯、味噌汁、鮭、生卵、海苔、ふりかけである。 朝食後、用足しを済まし、少し早いが6時23分にアイゼンを着け山荘を出発する。  

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明け方に降った雪が泥道を白く隠しているが、降雪量が少ないので踏み痕は雪が剥がれ土が直ぐに出てしまう。 山頂近くになると、我々より早く出発した単独の登山者に追い付く。 6時52分に山頂部へでる。 山荘から一気に雲取山頂へ登り切ったので、汗が出てくる。 山頂でアイゼンを外し、避難小屋へ行く。 避難小屋の外にある温度計を覗くと、氷点下1℃を指しているが、風が殆ど無いので寒さは感じない。 避難小屋の中には、昨日宿泊した3名の登山者がいる。 外したアイゼンをザックに入れ、さらに合羽の上着も脱ぐ。 

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7時05分、避難小屋をあとに鴨沢へ向けて降下を始める。 昨日よりガスが薄くなっているので視界が利く。 アイゼンを外した靴底に雪が団子のように付着し、歩き難い。 7時16分に小雲取を通過し、急坂を一気に降る。 天気が好ければ奥多摩小屋上部の1813m三角点のピークを通過したいのだか、ガスで展望も望めないのでまき道を使う。 

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昨日は泥道であったまき道も、今日は雪が付き気持ちがよい。 7時33分に奥多摩小屋を通過する。 広い防火帯に付けられた登山道を歩いていると、鹿の親子に出会う。 丹沢では鹿など珍しくないが、奥多摩で野生の鹿を見るのは始めてである。 7時53分にブナ坂分岐を通過し、七つ石のまき道へ入る。 8時38分に昨日最初に小休止をとった堂所近くで5分ほどの休憩をとる。 この辺りまで降ると、雪も大分少なくなってくる。 

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さらに標高を下げると、やがて雪から雨へと変わってくる。 9時11分に小袖集落の一番奥にある民家跡を通過する。 やがて登山道の左下には、小袖集落の中を走る舗装道路が眺められるようになる。 9時37分、小袖乗越の雲取山登山口で到着し、ここから暫く舗装道路歩きとなる。 

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やがて、舗装道路がヘアピンカーブになり、ここから鴨沢バス停への近道である登山道へ入る。 登山道から舗装された急傾斜の車道へ変わり、標高をどんどん下げてゆく。 雲取山から殆ど一緒に降ってきた単独の登山者が時々鴨沢への道を聞いてくる。 この辺りまで降ると、私の踵が痛み始める。 どうやら靴紐の締め方が悪かったらしく、靴づれができたようである。 

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10時丁度に雨に降る鴨沢バス停に到着する。 バスの時刻表を見ると、10時台のバスは無く、次のバスは11時03分まで一時間ほどの待ち時間である。 それまでバス停横のトイレにある水道で、汚れた靴とストック、スパッツを洗い片付けをする。 それでも時間は余る。 消防団の詰め所の庇の下で雨宿りをするが、体がどんどん冷え指先が痺れてくる。 11時03分にバスが到着し、乗り込むと中は暖かい。 

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バスの中でうとうとする内に南二丁目バス停となり、11時38分にバスを降り老舗旅館「三河屋」の温泉に立寄る。 
暖かい湯に浸かり、指先の痺れをとる。 気持ちがよい。 入浴後、奥多摩駅へ行く途中の柳小路にある蕎麦屋「奥」に立ち寄り反省会を開始する。 ご夫婦で営まれている蕎麦屋は、人情温かく美味い。 いい加減酔って、14時40分に店を後にし、奥多摩駅へ向かい、14時46分の電車で帰路に着く。 16時27分、登戸に到着し解散する。  


今回歩いたコースです。

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登りは確りトラックデータが取得できたが、下山時は途中で電池が消耗してしまい電源が切れてしまった。 もっとも鴨沢から雲取山のルートでGPSを使わなければならないような所はない。 しかし、七つ石のまき道は往復とも国土地理院の二万五千分の一地形図の登山道から大分離れている。 さて、どちらが正しいのやら? 


費用
費用
電車代(登戸→奥多摩)@¥890
タクシー代(奥多摩→小袖乗越)@¥5750
宿泊代(一泊二食)@¥7500
バス代(鴨沢→南二丁目)@¥610
風呂代@¥1000
電車(奥多摩→登戸)@¥890

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