10月31日に奥多摩の天祖山へ行ってきました

2009年10月31日に奥多摩の天祖山へ行ってきました。
2008年4月に三ツドッケへ登った際、皇太子も歩いた天祖山が直ぐ近くに眺められた。 それ以来、一度登ってみたい山になった。 できれば酉谷山と一緒に歩いてみたかったが、日帰りではちょっとロングランになるので、日の短い秋には向かない。 当然、汗かきの私には日の長い夏場に登る所ではない。 結局、東日原から天祖山を往復することにした。 当初計画では前の週に行く予定をしていたが、天候が悪く一週間ずらした。 

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紅葉の林道を歩き、八丁橋先の登山口より登り始める。 暫くは急登の九十九を登るが尾根上に取り付けば、所々に急登はあるものの、明るく気持ちのよい自然林の中の道が続く。 標高が上がるに従い、紅葉から葉を落とした木々の世界へと変わってゆく。 所々、梢から長沢背峰が眺められ、また雲取山から石尾根が眺められる。 山頂は、針葉樹に囲まれ展望は無いが、往復の尾根上の道は気持ちよい。 天祖山は標高が1723mと奥多摩でも高い山であるが、地味で静かなところがなかなかよい。 


実施日:2009.10.31(土)

参加者:2名

天候 :晴れ

コース:南部線登戸駅ホーム集合→(立川経由)→奥多摩駅→(バス)→東日原→八丁橋→ハタゴヤ→天祖山→ハタゴヤ→八丁橋→東日原→(バス)→奥多摩駅→(立川経由)→登戸駅解散 

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6時09分の登戸発立川行き電車内で、山仲間と合流する。 前の週と違い朝から良い天気となった。 立川で奥多摩行きの青梅線へと乗り換える。 電車は満員で、登山客の姿が目立つ。 暫くは座席に座れないが、途中から座席に座れるようになる。 青梅を過ぎると乗客の殆どは登山客となり、終点の奥多摩へ近づくに従い徐々に減ってくるが、今日は奥多摩まで行く登山客が今まで見たこと無いくらい多い。 7時48分、電車は終点奥多摩駅に到着する。 駅舎から出ると、駅前は登山客がごった返し、警察関係や山岳救助隊の関係者が計画書の提出を即している。 我々も駅横にある登山計画書入れへ計画書を投函し、東日原行きバス停でバスを待つ。 定期バスは8時35分であるが、7時58分に臨時バスが出る。 

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バスが奥多摩駅を出ると、直ぐに日原川に架かる橋を渡り右折する。 少し走ると民家の軒並みは消え、更に日原川に沿って走る。 やがて日原川の右岸の道路が左岸へと変わり、川乗橋バス停に到着すると半分ほどの登山客が下車する。 その後、バスは長い日原トンネルを抜け、8時17分に東日原バス停に到着する。 バス停横の綺麗なトイレを使用し、8時23分に標高610mほどのバス停を後にする。 

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バス停を出発すると、暫く舗装道路歩きが始まる。 日原川を挟んだ対岸の石尾根が見事に紅葉を始めている。 そして、過って登った稲村岩尾根の先端にある稲村岩が、白い岩を露出させ鋭く尖っている。 紅葉を眺めながら舗装された道路を歩き、8時40分に日原鍾乳洞バス停を通過し、直ぐに小川谷橋を渡り左折する。 8時50分に伊勢橋を渡ると舗装が切れ所々ぬかるんだ林道歩きとなる。 

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途中、石灰鉱山の横を通過し9時08分に八丁橋を通過する。 橋の手前には自家用車が何台か駐車してある。 9時09分、林道脇にある天祖山登山口に到着する。 ここまで林道歩きで標高差100mほどを稼いだことになる。 いよいよこれから本格的な登山道となる。 

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登山道に入ると、いきなり九十九折れの急登が始まる。 急な上に道幅がえらく狭い所もあり、登っていても緊張する。 過って、ここでは滑落事故も起きているようである。 登り口から尾根上まで一気に標高差150mほどを稼がねばならない。 過って登った稲村岩尾根も同じように、日原川から直接尾根に取り付く所はどこも急登である。 

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じっくりと急登を登り、9時32分に標高850m程の尾根上へ到着し小休止をとる。 休んでいると単独登山者が2名到着する。 行動食を腹へ入れ、水を飲んで5分ほどで出発する。 ここからは今までと変わって傾斜が緩くなる。 と、云ってもそれなりの傾斜で、額から流れる汗で目が染みるようになる。 

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尾根通しに暫く登ると、登山道脇にパイプが刺してあり、その先から水が流れ出ている。 ひょっとするとここがハタゴヤなのかと思いながら通過する。 尾根上の登山道は枯葉が埋まり道を隠している。 所々に赤テープが細い木の幹に巻きつけてある。 しかし、トレースを外すと足が深く沈み込む落ち葉となるので直ぐに判る。 自然林の中の明るい尾根で、紅葉を楽しみながら登る。 

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やがて唐松林を通過し、標高1355mのピークになるとロボット雨量観測機の横を通過する。 更にそこから数分登った10時06分に、大日大神へ到着する。 社殿は風雨にさらされ一部が壊れているが、立派な大きさである。 よくもこの山奥にこれだけの社殿を建てたものである。 中を覗くと、御神体の鏡がまだ鈍い光を反射している。 

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社殿裏手より急登を登り続けると、やがて傾斜が緩みブナや楓の樹林の尾根上を歩くようになる。 標高が上がるに従い、紅葉から葉の落ちた木々が多くなってくる。 そのためか尾根の右手には梢の間から長沢背稜が眺められ、以前登った三ドッケが遠望できる。 そしてその反対側には、石尾根の七ツ石山から雲取山の稜線と雲取山荘の赤い屋根が見える。 

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10時45分に小さな祠の前を通過すると、尾根上に岩が現れるようになり、10時59分に小休止をとる。 気温が低く、休んでいると直ぐに汗が引いてゆく。 葉を落とした梢の間から、景色を眺めながら行動食を食べる。 やがて後続の登山者が追いついてきた11時07分に、再度山頂を目指して歩き始める。 

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岩の出た尾根上の急登を登りきると、傾斜が一気に緩み葉を落とした樺の中の登山道を進むようになる。 何と無く日差しも弱く、落ち葉の絨毯を踏みしめていると、晩秋の山を歩いている実感がある。 やがて正面に建物が見え始める。 11時48分、山頂に立つ天祖神社の社務所前を通過する。 

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山頂に近づくと、檜の林が濃くなり始める。 11時37分、標高1723mの天祖山山頂に到着する。 山頂には大きな天祖神社の社殿があり、柵で覆われている。 柵の内側には幾つもの小さな祠が社殿に向いて置いてある。 山頂からは殆ど展望がないが、社殿の周りを一周回ってみる。 社殿の横には植林が切られた広場がある。 おそらく社殿を造る時に空輸する資材を降ろす場所だったのであろう。 

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ザックも下ろさず、記念写真を撮り山頂をぶらぶら歩いている内に後続の登山者3名が登頂してくる。 11時46分、展望も無いので下山を開始する。 山頂から2分ほどで天祖神社の社務所前まで降りる。 社務所を覗いてみると、中は板の間で掃除をすれば人が住めそうである。 社務所の横には広場があり、七ツ石から雲取山の方角が眺められる。 

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尾根は広いのでトレースを外すと枝尾根へと入りそうになる。 登ってくる時には、あまり気にならなかったが尾根上に岩が現れる所になると、意外に急な傾斜であることが判る。 所々にある赤テープ標識をチェックしながら降下を続ける。 降下スピードが速いので、時々トレースを外すが足元の感触が変わるので直ぐに判る。 

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12時19分に小さな祠の前を通過し、紅葉の写真を撮りながら降下する。 後から単独の登山者が追いついてくるが、彼もまた紅葉の木々の写真を撮り始める。 あと一週間もすると紅葉から、葉を落とした木々へと変わってしまうであろう。 12時49分、大日大神の社殿前を通過する。 

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大日大神の社殿前から数分でロボット雨量観測所の前を通過し、13時01分に水場に到着する。 水を手の平で受け飲んでみると、何と無く枯葉の味がするが美味い。 13時10分、登りの最初に小休止をとった尾根上から林道への降下点で小休止をとる。 標識には「この先 急斜面 注意」と書かれている。 行動食を軽く腹へいれ、13時17分に林道へ向けて急坂の降下を開始する。 

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急坂を慎重に降り、13時32分に林道へ出る。 東日原発の13時台バスは13時30分であるから既に出た後である。 次のバスは14時50分である。 時間があるので、ここからはゆっくりと紅葉を眺めながら東日原へ向かう。 林道を歩いていると、自家用車が我々の脇をすり抜けて林道を降って行く。 

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伊勢橋より林道は舗装され、歩きやすくなる。 小川谷橋を渡り、日原鍾乳洞バス停を通過し、やがて日原の集落の中へ戻ってくる。 時間もあるので、14時15分に萬寿の水で顔と腕を洗いさっぱりする。 この水は不老長寿の水としても飲まれているらしい。 5分ほど水場でのんびりし、装備をザックへ仕舞い込む。 

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その後東日原バス停へ向い、途中の雑貨屋で缶ビールを調達しバス停で飲む。 やがてバスが到着し予定より一本早い14時50分発のバスへ乗車し、東日原を後に奥多摩駅へ向かう。 予定では奥多摩駅近くで入浴するつもりであったが、15時26分に奥多摩駅発のホリデー快速があるので真直ぐ電車に乗る。 立川を経由して、17時に登戸駅で解散する。 


費用:
電車代(登戸→奥多摩)@¥890
バス代(奥多摩駅→東日原)@¥450
バス代(東日原→奥多摩駅)@¥450
電車代(奥多摩→登戸)@¥890 


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