中国の電動バイク

こんどは大連の友人が電動バイクを現地で購入したようです。 今回はその電動バイクのレポートを送ってくれました。 日本では許可されない電動バイク? 中国らしく防犯システムが目立ちますね。 ところで、大連の友人は自転車乗れたのかな? (写真をクリックすると拡大します)

電動バイクを買いました。今、中国の大都市(※)では、市民の足としての地位を固め流行しています。メーカーは数十社以上あり、年間で2500万台くらいを生産しているそうです。電動バイクとは、一言で言えば充電池で動くバイクですが、電池パワーやモーターの関係で、原付ほどのパワーはありません。ですがこれからのエコに貢献するものとして注目すべきかと思います(※:大都市=北京、天津、上海、蘇州、南京、無錫、深センなど)。今回求めたのは「新日」というメーカの「風速」という車種です。規格48V/12Ahで、中級機種になります。宣伝ではありませんが「新日」製は品質が良く中国でトップシェアを誇るそうです。さて、家からかなり遠い所(10km以上離れている)にこのメーカの店が出来たので買いに行きましたが、配達はしてくれないとのこと。元々、車の少ない家の近辺を乗り回すだけのつもりだったので、酷い交通事情の大連市街、怖いながらも仕方無く自分で乗って帰ることに。お金を払い、新品の電池を載せてくれ、色々注意事項を受け、鍵を渡され、いざスイッチオン!アクセル開けば、静かにスーッと走り出しました。リミッターが付いているのか30km/h以上は出ないようになっています。バイクに乗り慣れない私には安全。混雑時間帯は車が多く怖かったので、途中の交差点で休み休み、途中色々ありましたが、なんとか1時間掛けて帰りました。 

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これが「新日」製の「風速」です。なかなかカッコイイと思いませんか?電動バイクの規格を表すには色々あるようで、電圧表示(32V,48V,64V)や電力表示(240W,360W,500Wなど)でそれぞれパワーが異なります。 

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メータ類です。原付バイクと似ていますね。ヘッドランプは2灯式でハイ・ローもありますが、明るくありません。メータは60km/hまで切ってありますが、平地での最高速は30km/h、下り坂は回生ブレーキ?が効くのか、40km/h以上は出ません。 

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「新日」バイクの売り文句?らしいですが、EBDとEABSが装備されているそうです(本当か!?)。オートクルーズは、速度一定で10秒くらい走るとアクセル放してもその速度で走り続け、ブレーキを握ると解除されます。防犯装置はこれは車並みのアラームですね。電波リモコンで操作しますが、ロック後ちょっとでも動かすと、近隣に迷惑だと思うほどの大音響が響き渡ります(だから良いのか)。 

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前輪はこんな感じです。ホイールはアルミではなく、鉄製です。 

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後輪にモータが内蔵されているのが電動バイクの特徴です。軸の回りの太った?ところがモータです。またこのバイクは更に盗難防止の一環として、青いところに別のキーを挿すと後輪がロックできます(大丈夫かな?) 

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収納場所は意外に多く、メータの下、シートの下、シートの後ろと3か所あります。ただ外観は奇麗なのですが、収納の中を覗くと、バリが多かったり成型不良だったりで、お!中国ぅ~!と感じさせてくれます。 

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さて肝心の動力源たる電池ですが、足下に収納します。電池は取り外し出来て、家の中に持ち込むことが出来ます。 

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電池を充電しているところです。今は世界中でお目の掛かることの少ない「鉛電池」です。だから重たい。これだけで15kgくらいあります。中は1個12Vのセル4つ、電線で直列に半田付けしています。ちなみにこの電池「新日」が新しく開発した?『晶[月交]電池(チンジャオ電池、チンジャオロースー?)』というものだそうで、Webを見る限りは「今までの鉛電池と違う、容量は2倍、長持ち10倍」とあります。「お?リチウム電池か!」と思えば、なぁ~んだ、、、鉛電池でした。電解液をゲル状にしたのだとか(ガッカリ・・・)。この電池、新品時は最初の5回は10時間充電することで、最高の電池能力を引き出せるとあります。充電器は軽くてスカスカです。中身は降圧回路だけなんでしょう。 

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スタンドは、ご丁寧にも、センターとサイド、2つのスタンドがありました。車体重量は50kgぐらいですので、比較的簡単に立てられます。 

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キーは2組付いています。キーの種類は、1)運転用 2)後輪ロック用 3)防犯アラームリモコン 4)U字型メカロックの4種類です。後輪ロック用のひとつにスイッチ付きがあったので「お!キーレスエントリか!?」と思えば、単なるLEDライトでした。ま、暗がりでは便利ですけれど。 

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前の方から撮ってみました。お店で見たときは、かなりデカイ!と思いましたが、こうしてみるとあまり大きくありませんね。 

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後ろの方からです。一応、赤いところは方向指示灯含めて全部、電球で光るようになっています。でもこれも明るくはなく、後方からは視認できる程度の暗さです。 

このバイク、平地は快適ですが、実は坂になると途端にパワーダウンします。特に大連は坂が多く勾配3~5%のところもあり、そこでは殆ど人の歩く速度以下になってしまいます。坂の多いところに住んでいる人は64V品を買うべきでしょう(でもかなり高くなります)。さて、このバイクのお値段、3000元弱元(≒40000円)。大連では、概ね36V品=2000元、48V品=3000元、64V品=4000元が目安になります。電動バイクが流行っているところ(冒頭の都市)は、これよりかなり安い値段(20%くらい安い)なようです。実は以前、この電動バイクに関わる仕事をしていたので、情況はよく知っていたのですが、実際に使うのは初めて。どんな利便があってどんな問題があるのか、実感できました。ここ大連でも、何台か見かけましたが、坂道が多いので余り流行らないような気がします。また中国=自転車!なのに、実は大連は自転車が禁止されているのです。実際には自転車に乗っている人はいますが、公安もその辺はお目こぼししているそうです。この電動バイクも自転車の延長線にあるので、お目こぼし頂けるようです。大連では、エンジンバイクが道を逆走しているくらいですから、二輪車はそもそも自転車なみの扱いなのかもしれません。これから季節的に丁度良いので、休みの日に近所の見学に出かけてみようと思っています(しかし、電動バイクが流行っているところは平地なので坂のことはあまり心配しなくて良いのですね!) 

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この記事へのコメント

tonakai2901
2011年07月24日 14:55
ナイス解説