3月7日から一泊二日で毎年恒例の雲取山へ行ってきました

2009年3月7日から一泊二日で毎年恒例の雲取山へ行ってきました。 
メンバーは昨年と同じ3名で、山行日初日の天候は高気圧に覆われ最高の天気が期待できる。 しかし、私は強度の花粉症に、今回はまだ両眼で見る二重像が改善しないままである。 まあ、何とかなるかと、雲取山へ向かった。 

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山行当日は、前日までの天候では考えられないくらい、風も無く良く晴れ渡った。 登山道の雪も堂所を過ぎた辺りから付き始め、気持ちの良い雪稜の山旅が楽しめた。 しかし、目の障害は思ったより神経を使い、疲れる! 早く治さないと・・・。 


実施日:2009.03.07(土)~08(日)

参加者:3名

天候 :3/07晴れ 
     3/08曇り

コース:
3/07 登戸駅集合→(南武線)→立川駅→(青梅線)→奥多摩駅→(タクシー)→小袖乗越→堂所→ブナ坂→小雲取山→雲取山→雲取山荘

3/08 雲取山荘→雲取山→小雲取山→ブナ坂→堂所→小袖乗越→鴨沢→(バス)→南二丁目→三河屋(入浴)→奥多摩駅→(青梅線)→立川駅→(南武線)→登戸駅解散


3/07は雲取山へ
 週末の天気予報が微妙に変わるが、高気圧に覆われ絶好の登山日和となった。 一年ぶりの雲取山山行に心が躍るが、二重像で見える視覚にはちょっと不安がある。 しかし、先週丹沢の大山山行で、ある程度登り降りともに体験しているのが、唯一の拠り所である。 当然、花粉対策には、自宅を出る前に薬を飲んで予防する。 集合場所の南武線登戸駅下りホームには5時45分に到着し、山仲間1名と合流し、予定より一本速い電車で立川へ向かう。 立川でももう一人の山仲間と合流し、予定の6時39分発の青梅線奥多摩行きの電車に乗り継ぐ。 毎年、青梅を過ぎた辺りから民家の屋根には霜が付いて白くなっているが、今年は屋根の霜は全く見られない。 立川で大勢いた乗車した登山客も奥多摩駅に近づくに従い減ってゆくなか、7時46分に奥多摩駅に到着する。 何時も駅に一台しか常駐していないタクシーを確保に山仲間が走るが、タクシーの台数が2台になっている。 

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先ずはタクシーを確保し、トイレへ向かう。 7時51分に奥多摩駅を出発し、小袖乗越へ向かう。 ワンボックスのタクシーは全く雪の無い舗装道路を走る。 山の北側斜面には雪が着いているが、南側斜面には全く着いていない。 鴨沢から北斜面の九十九折れの林道を小袖乗越へのぼり始めると、道路脇に雪が現れ始める。 林道が尾根上へ乗った伐採場跡には、何台かの自家用車が停められている。 8時19分に小袖乗越の雲取山登山口へ到着する。 既に登山口は、5台の自家用車が駐車してある。 8時32分にフリースとカッターシャツをザックに押し込み、ロングスパッツを着けて登山を開始する。 

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小袖の登山口から暖かい日を浴び落ち葉を踏みしめながら、緩い登山道を登って行くと、直に杉林の中の登山道となる。 昨年は落ち葉の下の泥が凍り付いていたが、今回は気温が高いのか全く凍っていない。 暫く二重像となって見える登山道は、歩くうちに慣れてくる。 8時48分に廃屋となった最初の民家を通過し、更に進むと急な斜面にフェンスで囲った畑が現れる。 中に食べ頃のフキノトウがいっぱい顔を出している。 9時12分に標高1000mの小袖部落最上部に位置する民家の廃墟跡を通過する。 更に植林の中を進むと山側より塩ビパイプで導き出された水場を過ぎる。 やがて登山道上にもチラホラと雪が現れ始めると、背の低い杉林越しに七つ石から六つ石にかけての稜線上に雪がついているのが眺められるようになる。 

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9時51分、完全に尾根上へ乗った所の堂所の標識を通過し、9時53分に登山道が広くなった所で最初の小休止をとる。 ここは日当りが良いが、雪が残っている。 10分ほど休み、行動食を腹に入れ先を急ぐ。 堂所を過ぎると登山道は徐々に傾斜が付き始め、大きくV字に右へ曲がり、登山道はやがて植林の中の滑り易い凍りついた道となる。 そこを登り切り尾根を跨ぐと、七つ石の巻道が始まる。 

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鴨沢からここまでは大した傾斜も無いが、ここからは雲取山へのルートで最初にきつい標高差420mの七つ石の巻き道が始まる。 ふと後ろを振り向くと、富士山が飛龍から続く尾根の上に眺められる。 暫くは南斜面のため雪は着いていない。  

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10時41分に、七つ石小屋を経由して七つ石へ登る道を右に分ける。 やがて大きく山襞を這うようになると北側斜面になり雪が着き始める。 凍結していない雪のため、登りはアイゼンなしでも気持ち良く歩ける。 山襞を巻くように同じ様な急坂を二回ほど登ると、森林管理用のモノレール終点からの道を左手より合わせる。 当然、モノレール終点へは通行止めとなっている。 この辺りから北西側に面している登山道の傾斜が緩み始め、雪が一面に付き始める。 巻き道が北側に入ると、雲取山へ続く稜線が見えるようになる。 

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11時24分に雪の積ったブナ坂十字路を通過し、11時31分に少し登った小高い日溜りで10分ほどの小休止を取る事にする。 雪の上であるが、風も無く暖かい。 目が雪の照り返しに馴染めずサングラスに眼鏡を変えると、雪面のコントラストが判りやすくなる。 

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小休止をとった場所からは西側が開け、富士山から南アルプス、飛龍の稜線が目の前に広がっている。 小休止が終わり山を眺めながら広い防火帯の中を歩くようになる。 天気がよく、周囲の山々が見渡せ雪の上を気持ちよく歩ける。 ブナ坂からは暫く気持ちのよいプロムナードが続く。 

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やがて雪に埋まったヘリポートを過ぎる。 ここからは、1813m峰と小雲取山、そして雲取山山頂が望める。 12時13分に奥多摩小屋を通過し、少し登ると一度稜線を離れ1813mの三角点があるピークの巻き道を使って小雲取への取り付きへと向かう。 

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巻き道が終わり、暫くすると富田新道からの巻き道を右から合わせる。 やがて小雲取への登りの肩に差し掛かり、12時41分に小休止をとる。 何時もならば、小雲取を登りきった所まで行くが、やはり今回は何時もより疲れる。 10分弱の小休止後、最後の急登を登る。 この坂は、ルート最大の急登である。 

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13時00分に急登を登り切ると、小雲取となり日原からの登山道を合わせる。 小雲取からは、眼下に奥多摩小屋が眺められ、今まで歩いて来た稜線伝いの登山道が眺められる。 

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小雲取を発つと、稜線をトラバースするように一度樹林の中を抜け、見晴らしの良い最後のプロムナードを雲取山頂へ向けて進む。 直ぐに、トレースの無い雲取山荘へ向かう巻道を右に見送り、小さなアップダウンを越えて進む。 やがて、山頂避難小屋への最後の急登を登る。 

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13時23分、雲取山避難小屋に到着する。 小屋の周りには先着した登山者が写真を撮ったり、ベンチでくつろいでいる。 我々も写真を撮りしながら休憩をとる。 雲取山頂から雲取山荘までの降りは、北側斜面となりアイゼンが必要となる。 小屋のベンチでアイゼンを着け、山頂三角点の所へ向かう。 

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13時38分に誰も居ない標高2017mの雲取山頂へ到着する。 山頂の積雪は昨年より少ない。 ザックを背負ったまま山頂で記念写真を撮る。 雪を被った奥多摩の山々がどこまでも続き、何時まで眺めていても飽きない。 5分ほど景色を眺め、13時42分に雲取山荘へ向けて降り始める。 

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山荘へ向かう北側斜面は思っていたほど雪が凍り付いて無いが、アイゼン無での降下はやはり危険である。 日蔭の雪道は段差のコントラストが弱く、私の眼にはちょっと見難いが強引にキックステップで降下する。 少し降ると、ロープで山荘へのルートを誘導してくれる。 何年か前には、このようなコースガイドロープはなかったが、入山者の増加とともに自然保護のためにつくられたのであろう。 

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14時05分、昨年とほぼ同じ時間に雲取山荘へ到着する。 山荘前でアイゼンを外し、雪を払って山荘の宿泊手続きを行う。 今回も山荘宿泊者のトップで到着した。 代金を払い、毎回利用している山荘の2階一号室へ部屋を割り当てられる。 部屋へ荷物を運び、外のベンチへ宴会を始めにゆく。 

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雪に囲まれているが、風も無く日当たりが良いので、外のベンチに座っているとポカポカと暖かい。 持ち上げた3本のロング缶ビールを開け乾杯し、さらに350ccのビール缶を開ける。 暫く外で酒を飲み、日が傾き始めた15時頃より山荘食堂前のストーブの所へ移動し宴会の続きを行う。 ストーブ前で飲んでいると次々に宿泊者が到着する。 山荘の人に聞くと30名位の宿泊者がいると云う。 その内、10名は自炊とのことである。 

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16時過ぎに一度部屋へ戻り、夕食の18時まで昼寝をする。 炬燵に足を突っ込み、思い思いに敷いた布団へ潜り込むと、いつの間にか寝てしまう。 18時前に山荘従業員が夕食の案内に起こしにくる。 18時より夕食が始まる。 毎回同じメニューであるが、ここの食事は美味い。 飯のお代わりを行い、十分にエネルギー補給を行い18時30分には部屋へ戻る。 床へ着くと、いつの間にか寝てしまう。 


3/08は下山

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早く寝たため、夜中に何回か目が覚める。 5時過ぎには我慢できず起床する。 部屋の窓から外を見ると、天気予報通り曇っている。 トイレのあと出発の準備を行い、6時前に食堂へ行くと、時間より早く朝食が始まった。 毎度おなじみの飯、味噌汁、鮭、生卵、海苔、ふりかけである。 朝食後、6時32分に山荘を出発する。 

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曇っているが然程寒くない。 山荘前でアイゼンを装着し、先ずは雲取山頂を目指す。 雪が程よく締まり歩きやすい。 雪の上に着いたトレースは、昨日の登山者の通行でさらに広く歩きやすくなっている。 

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一気に雲取山頂へ向い、7時01分に山頂部へでる。 山頂の木々には霧氷が付き、幻想的な雰囲気になっている。 山頂で写真を撮り、直ぐに避難小屋へ行く。 

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避難小屋の外にある温度計を覗くと氷点下3℃となっている。 風がないので寒さはほとんど感じない。 ガスっているので展望は全くない。 7時10分にアイゼンを着けたまま鴨沢へ向け下山を開始する。 ガスに包まれ霧氷に飾られる木々の間を進み、7時24分に小雲取を通過する。 小雲取から急坂を一気に降り、奥多摩小屋上部の1813m三角点のピークの巻き道へ入る。 

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さらに7時40分に奥多摩小屋を通過し、7時58分に登りで休んだ所も通過する。 ブナ坂の分岐からは、七つ石の巻き道へ入り最初の小休止場所と決めた堂所へと向かう。 七つ石の巻き道に入ると北側斜面に雪が着き南斜面は雪が無い。 

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昨日よりも雪の量が減り、土の上をアイゼンで歩く時間が長くなる。 歩きにくいが、所々に雪が連続的についている所では威力を発揮する。 七ツ石山への分岐を過ぎると、ほとんど雪が無くなり、8時52分に堂所手前の広場に到着し小休止をとる。 ここでは小休止を兼ねてアイゼンを外す。 外したアイゼンは泥だらけで、小枝を使って泥とへばり付いた落ち葉を落とす。 アイゼンを外すと歩きやすくなり、降下のスピードがあがる。 

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水場、小袖の民家跡を通過し、9時55分に小袖乗越の雲取山登山口に出る。 登山口から暫く舗装道路を歩き、伐採現場からまた山道へ入る。 鴨沢バス停には10時14分に到着する。 バス到着の時間までバス停前の公衆トイレの水道で、靴やアイゼンを洗う。 バス停前は珍しく10名ほどの登山者が並ぶ。 

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10時45分にバスへ乗車する。 バスの中でうとうとする内に南二丁目バス停となり、11時23分にバスを降り老舗旅館「三河屋」に立寄る。 三河屋の温泉に入るとさっぱりする。 入浴後、12時07分より奥多摩駅前の食堂で簡単に反省会を行う。 食堂で奥多摩限定販売の山葵で作った焼酎を飲み、大いに食べる。 13時30分に食堂をで、13時50分の電車で帰路に着く。 15時32分、登戸に到着し解散する。 


費用
電車代(登戸→奥多摩)@¥890
タクシー代(奥多摩→小袖乗越)@¥5570
宿泊代(一泊二食)@¥7500
バス代(鴨沢→奥多摩)@¥610
風呂代@¥1000
電車(奥多摩→登戸)@¥890

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