6月10日にスポーツクラブの山仲間と苗場山へ行ってきました

2000年6月10日にスポーツクラブの山仲間と苗場山へ行ってきました。
スキー場の苗場はよく行った事があるが、苗場山はまだ一度も行ったことが無い。 年間計画で苗場山の山行を計画した時は、苗場山頂にある山小屋の営業期間を気にしていなかった。 山行一ヶ月前に山小屋の予約を入れると、6月10日が小屋空けとの事であった。 まだ山には雪が残っていて夏道が殆ど現れてなく、小屋の親父が入山時に黄色のテープを標識に結び付けておくとの事であった。

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6月も下旬になろうとしているが、登山道には未だ残雪が多くちょっとした春山気分で歩けとっても満足した。 おまけに小屋開けの日と重なり、酒を思う存分飲めたのもうれしい限り。 しかし、翌日はやはり頭痛が! 今度はもう少し花が咲いている時にでも着てみたい所である。 


実施日:2000.06.10(土)~11(日)

参加者:6名

天候:6/10雨後曇り
6/11雨後曇り

コース:
6/10
小田急線始発車内集合→(新宿、東京駅経由)→越後湯沢→(タクシー)→林道終点→和田小屋→上ノ芝分岐→神楽ガ峰→雷清水→苗場山→遊仙閣
6/11
遊仙閣→雷清水→神楽ガ峰→上ノ芝分岐→和田小屋→林道終点→(タクシー)→越後湯沢→(大宮経由)→新宿解散


6/10
 小田急線上り始発にて全員集合し、新宿を経由し東京駅から6時40分発の上越新幹線「あさひ303号」に乗車する。 越後湯沢には8時少し過ぎに到着し、2台のタクシーに分乗して和田小屋へ向かう。 しかし、和田小屋より下の50台程駐車の出来る駐車場より先は、一般車通行止めの鎖が林道を横切っている。 タクシーは8時40分にその駐車場に到着した。 小雨が降っているので、数分歩いたロッジの軒先でスパッツと合羽の上着のみ着け、9時に出発する。 和田小屋までは、スキーゲレンデ内の舗装と砂利道が繰り返される林道を30分ほど登る。 途中、スキーヤーを満載した数台の車に抜かれる。 和田小屋には9時30分に到着する。 和田小屋から上部もスキーゲレンデになっていて、まだかなりの雪が残りスキーが充分に出来る。 雨もあがり、歩いていると暑くて仕方がないので、合羽を脱ぎ計画書をポストへ入れ出発する。 しかし、夏道の登り口が見当たらない。 後で判ったことであるが、和田小屋のスキーロッジ裏手に登り口があるようである。 仕方なくゲレンデの左側を直登し始める。 ゲレンデの周囲は山菜が豊富で、山菜取りの人間が多く入っている。 15分程登ったところでルートに不安がある為、地元の山菜取りの人にルートを確認すると、「尾根の右側が正規ルート」と教えてくれる。 早速ゲレンデをトラバースし、再度山菜取りのおじさんに聞くと「そのまま登っても登山道に合流する」とのこと。 

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雪の上を登ることはこのパーティーではあまりチャンスが無いので、このまま直登することとする。 10時30分に雪のゲレンデを登り詰めた所で小休止する。 位置確認のため私の腕時計のコンパスを動作させると、何とBATマーク。 要は電池切れである。 では高度はと確かめて見ると、これまた駄目。 後は長年培った地形図読解と地形観察で現在地を推定する。 小休止終了と供に笹藪の踏み後を10m程抜けると、正規の登山道と合流する。 暫くは雪が少なく雪解け水で小沢のようになった登山道を登るが、樹林帯に入ると積雪1m程の残雪が現れ、夏道が完全に消えてしまう。 宿泊先の遊仙閣へ予約を入れた際、小屋の親父が「黄色のテープで標識を付けておく。」と言っていたが見当たらない。 ガスで視界50m程度のため標識が中々見つからない。 良く見ると付けられた標識は白色である。 おまけに風もないため、だらりとぶら下がって動きが無いので見分け難い。 先行するトレースもあるがあまり当てにせず登る。 やはり先行トレースも標識を求めて登り降りしている。 雪が切れたら最小限の藪漕ぎをして、次の雪田に向かい稜線を離れないように登る。 11時20分に上ノ芝の少し上部と見られる所で小休止する。 ここでも小休止の間位置確認を行い、現在地が夏道の木道の直ぐ近くであることを確認する。 ここより上部は幅広い雪田の登りとなっていて、暫く登ると碑が右手に現れ、また上ノ芝分岐の標識が雪面に僅かに顔を出しているのを見つける。 分岐を左に折れ15分程快適な雪の稜線を行くと神楽ガ峰の最高点に着き、小休止を取る。 ここから先は標高差200m程の降りとなるため、折角もってきたアイゼンを装着する。 暫く降ると朝8時前に和田小屋を発った日帰り登山客とすれ違う。 少し降ると雪が全く消えたのでアイゼンを外す。 降り斜面の雷清水に到着し各自水を補給し、小屋への土産に、置いてあった2リットルペットボトル2本へ水を詰め、元気のある山仲間と私が背負う。 雷清水からは先は雪が全く稜線になく、石楠花が群生し見事な花をつけている。 更に降ると最低鞍部となり、ここより苗場山頂上へは標高差200mの登りとなる。 登山道にはリンドウのような紫色の花を付けているシラネアオイや白いナエバナントカソウ?が美しく咲き乱れ、今までの残雪の登りが嘘のようである。 写真マニアの山仲間が写真撮影を行うため、休み休み登る。 頂上へ近づくにつれ勾配が急になってくる。 

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14時35分、急勾配を登り終え頂上部へ出る。 頂上部は大量の残雪に覆われている。 偶然、今まで覆っていたガスが晴れ、苗場山の頂上部である幅1Km,長さ2Kmにわたる残雪に覆われた台地上の湿原が一望に見渡せる。 今日の宿泊場所である遊仙閣も望める。 小屋までは雪原の上に50m間隔で赤色ポールが立ててあり、ガスが濃くなったときの道案内がされている。 

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14時50分、小屋へ着きチェックインする。 我々が今シーズン初めての宿泊客とのことである。 宿泊客は我々のパーティー以外8名程の団体が泊まるらしい(18時前に到着し、小屋の親父からお説教を食らっていた)。 

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夕食の17時までは小屋の外で景色を見て遊ぶ。 小屋の裏手に一等三角点があり、記念撮影を皆で行う。
 
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今日が小屋開けとのことであり、夕食時に宿泊者へは無制限で酒が振舞われた。 いくら飲んでも無料とのこと、ついつい飲みすぎる。 何時に寝たのか記憶が定かでない。 


6/11
朝食の6時少し前に起きるが、昨日の酒で多少頭が痛い。 霧雨の降る小屋の外へ出て頭を冷やし、6時に朝食を済ます。 8名のツアーパーティーが6時30分ごろ出発する。 我々は前のパーティーと間隔をおく為、6時50分に小屋を後にする。 小屋の外は霧雨であるが、雲が高く遠く残雪の多い平標山から谷川岳まで一望できる。 記念写真を撮り終え、下山を開始する。 

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途中、写真好きの山仲間が花を写真撮影しながらのゆっくりした下山である。 稜線上の最低鞍部では、小屋で一緒であった先行パーティーを追い越すこととなった。 雷清水で水筒に給水し、神楽ガ峰を登り返す。 8時10分ごろ残雪に覆われた神楽ガ峰のピークに着き小休止をとる。 ここから暫くは残雪上の下山となる。 上ノ芝分岐までは15分ほどである。 昨日から一晩で残雪が30cmほど少なくなっている。 上ノ芝分岐から上ノ芝までは幅の広い雪田となっていて、踵を蹴り込む雪上のステップが小気味良く、快適に降れる。 樹林帯の残雪上は昨日より視界がはるかに良い為、白いルート標識がはっきり見え、ルートを外す心配はない。 しかし、下ノ芝に近づくに従い夏道が出てくる。 夏道は雪解けで、まるで沢のようになっている。 途中、昨日ゲレンデ上部より登山道へ入った所からゲレンデを下降しようとしたが、高度感があり下降に恐怖があるとの理由より暫く夏道を降る。 このあたりになると夏道は雪解けと雨水で泥田状態となり降りにくい。 仕方なく暫く降ったところより再度ゲレンデに戻り広く歩きやすいゲレンデを下降する。 10時10分ごろ和田小屋に到着し、少し下の駐車場へタクシーを電話で呼び我々も駐車場へ向かう。 10時40分にタクシーが迎えに現れ、越後湯沢の公衆温泉へ向かう。 11時15分、温泉に浸かりさっぱりする。 12時少し過ぎに、近くの蕎麦屋で反省会を兼ねた昼食を取り、13時過ぎの新幹線に乗車して帰途に着く。 新宿には15時ごろ到着し解散する。 


費用:
電車(東京⇔越後湯沢:往復回数券)@¥11,100 
宿泊代(一泊二食) @¥6,500
タクシー(往復)@¥9,700 
風呂 @¥300



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