9月14日から登山ツアーで越後駒ケ岳と平ガ岳へ行ってきました。

2003年9月14日から登山ツアーで越後駒ケ岳と平ガ岳へ行ってきました。
 9月中旬に平ガ岳を計画していたが、山仲間より「近ツリで9月に越後駒ケ岳(魚沼駒ケ岳)と平ガ岳のツアーがあるのでこれに参加しよう。」と提案され、早速ツアーに参加した。 奥利根山域は交通の便が悪く、コスト的にもツアーの方が割安である。 おまけに平ヶ岳への最短コースで山行日数の短縮ができる。

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平ヶ岳の山頂部分は池塘が点在し、広々とした草原が広がっている。 


実施日:2003,09,14(日)~16(火)

参加者:女性11名、男性7名

天 候:9/14晴れ
  9/15雨のち曇り
  9/16晴れ


コース:
9/14
新宿都庁駐車場集合→(バス)→駒の湯山荘
9/15
駒の湯山荘→(バス)→枝折峠→明神峠→道行山→小倉山→駒の小屋→越後駒ケ岳→駒の小屋→小倉山→道行山→明神峠→枝折峠→(バス)→銀山平・伝之助小屋
9/16
伝之助小屋→(マイクロバス)→中ノ岐登山口→玉子石→姫ノ池→平ガ岳→水場→中ノ岐登山口→(マイクロバス)→伝之助小屋→(バス)→湯ノ谷薬師温泉→(バス)→新宿解散


9/14

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10時20分、午前中発のツアーが出発し閑散とした新宿都庁横の地下駐車場へ到着する。 ツアー参加者はまだ殆ど集まっておらず、若い添乗員が受付は10時30分からですと事務的に言い放つ。 出発10分程前になるとツアー参加者が続々と集まり、総勢20名のパーティーとなり、バスも駐車場へ到着する。 11時丁度に蒸し暑い地下駐車場を後にバスは出発する。 コースは、目白通りを経由して関越自動車道へ入る。 バスの車内では、添乗員とガイドの挨拶がある。 暫く走ると花園インターを先頭にした45kmの渋滞につかまる。 サービスエリアでの昼食を予定していたが、時間節約のためにサービスエリアで各自食料を購入し、バスの中での昼食となる。 12時15分に高坂、14時05分に赤城高原のサービルエリアに立ち寄り、巻機山や八海山を眺めながら15時22分に小出インターチェンジを出る。 小出インターチェンジからは国道352号線に入り、山奥の一軒屋である駒の湯山荘へ向かい、15時50分に到着する。 
駒の湯は37℃程度のぬるい温泉で、ランプの宿として秘湯の一つに数えられている。 宿の前から頂上部がガスに覆われた越後駒ケ岳が僅かに覗ける。 部屋は男性全員大部屋の同室となる。 夕食は17時30分からで、それまでゆっくりと温泉に浸かる。 18時30分から添乗員とガイドから明日の登山内容の連絡があり、その後山仲間と再度温泉に一時間ほど浸かり、20時50分に床へ就く。
 



9/15は越後駒ケ岳に登る

 まだ外も暗い3時30分に起床し、朝食用の巨大な握り飯を玄関脇の囲炉裏端で食べる。 登山に不要なものはバスにおいて置けるので、ザックがペチャンコになる。 4時30分、全員がバスに乗り込み宿を後に枝折峠へ向かう。 狭い急な山岳道路を登り始めるとガスに包まれるようになり、ついに雨が降り出す。 枝折峠へ近づくに従い雨脚は強くなり、とうとう本降りとなる。 薄っすらと明るくなり始めた5時10分に枝折峠に到着する。 峠には多くの自家用車が駐車してあり、空きスペースにバスを止める。 狭いバスの中で全員雨具を着け、峠にあるトイレへ慌ただしく往復する。  
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5時40分、全員バスを下車して準備体操を行い、総勢20名の大パーティーが5時50分に登山を開始する。 パーティーは4~5名を一班として1~4班が形成され、小休止毎に順番を入れ替えて進む。 舗装道路から8mほどの急な岩場を登り、尾根へ取り付く。 歩き出して直ぐに雨が嘘のように止み、6時10分に合羽の上着を脱ぐために立ち休みとなる。 緩い傾斜の樹林帯の中を暫く歩くと、大明神と云われる小さな小屋の前に出て、6時30分に小休止をとる。 気温は低いが湿度が異常に高く蒸し暑く感じられる。 大明神から5分程で開けた明神峠となり通過する。 傾斜はたいしてないが、足元がぬかっていて靴が泥だらけになり始める。 パーティーはぬかるみを避けながら前進するので、やたらと時間がかかる。 不用意に泥田に足を突っ込むと足首あたりまで沈んでしまう。 時折、後続の登山者に道を譲りながら前進する。 何時もながら思うが、後続者の身になるとツアーパーティの長さには困ったものである。 せめて10名程度に分割し間隔を空けて貰えないものかと・・・。 そう思いながらも、自分もその中にいるのが何か恥ずかしいようである。 7時52分、道行山に到着し小休止をとる。 道行山からは一度降り、小さなピークをいつくか越え、小倉山への登りとなる。 

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登山道は雨水で浸食され深く切れ込んだ溝となっている所が多く合羽のズボンまでも泥だらけになる。 今回のツアー参加者は、殆どが単独参加であるが、このあたりになると気心も知れ、話が多くなる。 9時丁度に小倉山直下に到着し、小休止となる。 小倉山は駒の湯へ直接降るコースとの分岐点となっている。 
ここから先の百草の池までは地形図上では殆ど標高差は無いが、地形図上の等高線に表しきれない小さなアップダウンが続く。 足元の泥田は一層ひどくなってくる。 10時丁度に百草の池に到着し小休止となる。 百草の池は稜線上にある直径10mほどの小さな池である。 

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百草の池を過ぎると雨が降り出し、合羽の上着を着ける。 ここから駒の小屋までは標高差が多くなり、登山道の傾斜も増し始める。 何時しか樹林帯から抜け出し、周りは背の低い潅木帯となり始める。 10時43分に前駒ケ岳で小休止となる。 前駒ケ岳を過ぎると登山道に岩場が出てくるようになり、所々で梯子や鎖がつけられている。 岩場が終わり泥田を登り切ると駒の小屋にでる。 到着は11時15分で、トイレ休憩をとり直ぐに山頂を目指して出発する。  

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何時しか雨も止むが、相変わらずガスに包まれ全く遠望は利かない。 草付きの斜面を登り、11時44分に待望の越後駒ケ岳山頂に到着する。 山頂では、めいめい記念写真を撮り、直ぐに駒の小屋へ向けて下山を開始する。 駒の小屋には12時13分に到着し、ここで大休止となる。 小屋では水が豊富で、小屋の裏手が幕営地となっている。 我々以外にも20名近くの登山者が休息をとっている。 前回参加した利尻岳に続き、今回もツアー主催者からお茶のサービスがある。 12時50分、山頂を後に下山を開始する。 下山は往路を同じように戻る。 岩場地帯の降りは意外に時間がかかり、幾度と無く停滞が起こる。 岩場地帯が終わり、登りで小休止をとった所を一気に通過し、13時53分に百草の池まで降り小休止となる。  

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14時41分に小倉山、15時50分に道行山で小休止をとる。 この頃になると行動も8時間を越え、パーティーの足並みが乱れ始め隊列を整えるため先頭部の立ち休みが多くなる。 降りであるが、登りと同じ時間がかかる。 16時50分、明神峠で最後の小休止をとり、予定より一時間以上遅れた17時40分に枝折峠に到着する。 全員、靴が泥だらけでバスを汚さないように水筒の水で簡単に泥を落とす。 整理体操を行って、18時丁度にバスは枝折峠を下り銀山平の伝之助小屋へ向かう。 18時30分、小屋へ着くなり、全員再度泥の付いた靴やスパッツ、合羽を洗い乾燥室に持ち込む。 今日の部屋割りは4人部屋となる。 夕食時間を既に過ぎているため、部屋に荷物を置き、風呂へも入らず直ぐに夕食となる。 20時少し前に夕食を済ませ、やっと風呂へ入る。 風呂から出ると疲れが一気に出て、21時前に床へ就く。 



9/16は平ヶ岳へ登る

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3時に起床し、出発の準備を開始する。 朝食は、登山口で弁当を食べる事になっている。 外へ出ると薄っすらと傘を被った月が見えている。 今日一日天候が安定してくれる事を祈りながら、小屋のマイクロバスで4時丁度に出発する。 曇り気味の空模様で全員昨日の雨の事を思い出し、何となく憂鬱な雰囲気でである。 マイクロバスは、銀山湖の縁を縫うように山奥へ入って行く。 舗装道路であるが、カーブの連続で眠る事もままならない。 30分ほどすると中ノ岐登山口へ入る林道入口となり、ゲートで一般車の進入を拒んでいる。 ここから先14Kmの林道は五十数名の地権者による私道となっており、その地権者の許可がないと入る事が出来ない。 そのため、中ノ岐登山口から平ケ岳への登山道は国土地理院の地形図や一般の登山用ガイドマップにも載っていない。 しかし、地元の民宿へ泊ると利用できるようである。 未舗装の林道は更にマイクロバスを揺さぶりを増幅させる。  

画像空も明るくなった5時25分に、ようやく平ケ岳沢左岸にある中ノ岐登山口の広い駐車場へ到着する。 登山口にはトイレも2箇所あり、水もふんだんに流れ出ている。 しかし、ここの水は普段飲んでいる軟水では無く硬水との事で、生で飲みすぎると人によっては腹を痛めることもあるらしい。 登山口で朝食の弁当を食べ、準備体操を行い昨日の班分けに従い5時50分に出発する。  

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標高1300mの駐車場から入る登山道は一本道で間違える事は無い。 少し降り、5分程で涸れた沢を白ペンキに従い横切り、沢の中洲状になったピークを越えると直ぐに平ヶ岳沢を渡河する。 沢には立派な角材で作った梯子状の橋が渡してあり、且つ上流には増水時の渡河用にワーヤーで吊るした籠が準備してある。 沢を渡り終えると樹林帯の中へ入り直ぐに急登が始まる。 越後駒ケ岳の登山道ほどではないが、ここも昨日降った雨のためか、いたる所が泥田になっている。 急登を標高1500mまで登ると涸れた松があり、遭難者の墓碑がある。 6時35分に、ここで最初の小休止をとる。 小さな虫が纏わり付きうるさくて仕方ない。  

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さらに同じような急登が続き、標高1700mで二本目の小休止を7時28分にとる。 稜線上にほぼ載った登山道は徐々に傾斜を緩くし、時々涼しい風が吹き抜け心地良い。 山頂部に近づくに従い登山道の雨水による侵食が激しくなり、所々段差も大きくなってくる。 時々、伸びきった隊列の調整をしながら登る。 8時過ぎに突然樹林帯から頂上部の平たい湿地帯へ出、木道が始まる。 それと同時に正面に広く長い頂上部を持つ平ケ岳が姿を現す。 木道は直ぐに玉子石と姫の池がある池ノ岳への分岐となり、先ずは玉子石へ向かう。 小さなピークを越えると直ぐに玉子石を見下ろす岩の上に出る。 8時42分、玉子石に到着し小休止をとる。 玉子石は直径3m、高さ4mほどの卵型で風化も激しく人が押せば倒れそうである。 玉子石の向こう側には池があり、昨日ガスに包まれていた越後駒ケ岳や中ノ岳が遠望できる。   

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玉子石からは来た道を分岐まで戻り、草原に渡された木道上を姫の池へ向かう。 天気も良く黄色や紫の可愛らしいお花畑が続く。 なだらかな斜面を僅かに下り、登り返すと直ぐに姫の池が現れる。 9時23分の到着である。 姫の池越しの平ケ岳は、よく登山雑誌の写真に出てくる。 暫く写真などを撮り、平ケ岳山頂へ向かう。 一度池ノ岳と平ケ岳の鞍部に下り標高差100mほどを登りかえす。


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10時12分、平ケ岳の三角点がある頂上へ到着し、ここで昼食を兼ねた大休止となる。 頂上部は草原となっているが木道以外は植生保護のために立ち入り禁止となっている。 南側には尾瀬の燧岳がドッシリと構え、東側には会津駒ケ岳が遠望できる。  

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三角点のある頂上部より多少標高が高く、点在する池越しに見る越後駒ケ岳は画になる。 木道に座り弁当を食べ、心地良い乾いた風を受けていると眠気に誘われる。 鷹ノ巣から登って来た登山者も到着しはじめるが、ウイークデーのためその数も少なく静かである。 ツアー主催者からのお茶のサービスを受け、記念写真を撮って11時05分に下山を開始する。 

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下山は一度平ヶ岳沢の源流部にある水場に降り、池の岳と玉子石を結ぶ木道に合流する。 11時30分、水場で水の補給をする。 ここからは来た道を下山する。 下山を始め40分もすると隊列が千切れはじめ、調整のために5分以上立ち休みとなる。 最後尾に膝を痛めた参加者がやっとついてくる。 ガイドはその参加者をセカンドにつけ下山を再開する。 13時14分、標高1700m付近で小休止をとる。 膝を痛めた参加者の下山スピードが著しく遅いため、ガイドと私が荷物を分担して担ぐ。 その後、一気に降り、中ノ岐登山口には14時39分に到着する。 汚れた靴を洗い14時55分に登山口を後に伝之助小屋へ向かう。 

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16時05分に伝之助小屋へ到着し、預けておいた荷物を受け取り、バスを乗換え直ぐに湯ノ谷薬師湯へ向かう。 16時50分に薬師湯に到着し、風呂へ浸かり併設する食堂で生ビールを一気に飲み干し夕食を食べる。 18時10分、薬師湯を後に帰途につく。 途中、練馬区役所付近で数名の参加者が下車し、新宿到着は21時40分。 参加メンバーは挨拶もそこそこに急いで帰途につく。 運良く小田急線の特急に乗車でき、自宅へ帰ったのは22時30分。 疲れた・・・・ 


費用:近畿ツーリスト参加費用
@¥63,800

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