10月7日から早池峰山と岩手山へ行ってきました

10月7日から8日に早池峰山と岩手山へ行きましたが、早池峰山は大嵐で撤退。
岩手山は稜線部分は厳冬期の世界でした。

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実施日: 2006.10.07(土)~08(日)

参加者: 2名

天候 : 10/07暴風雨
10/08雨時々曇り
    
今年は本州の百名山を全て制覇しようと年間計画に今回の山も組み入れた。 早池峰と岩手山は盛岡を起点に二泊三日の計画を立案するが、やはり新幹線を使用すると費用が思っていたよりかかる。 費用削減のために、計画を切り詰め一泊二日の山行に変更した。 しかし、出発前日は台風に刺激された秋雨前線の影響で関東地方は大荒れ。 翌日には前線上の低気圧が東北地方へ移動し、東北地方も大荒れの天気予報であった。 


コース:
10/7 
東京駅集合→(はやて/こまち1号)→盛岡駅→(レンタカー)→河原坊駐車場手前→(レンタカー)→盛岡シティーホテル
10/8 
盛岡シティーホテル→(レンタカー)→馬返し登山口→一合目→五合目→八合目避難小屋→不動平→薬師岳→不動平→八合目避難小屋→五合目→一合目→馬返し登山口→(レンタカー)→盛岡駅→(こまち22号)→大宮駅解散


山行内容
10/7
4時20分に起きるつもりでいたが、時計のアラームを設定し忘れ一時間以上寝過ごし、6時前に飯も食わずに家を飛び出す。 最寄の駅を6時過ぎの電車に飛び乗り、先ずは新宿へ向かう。 友人へはメールで寝過ごした事を連絡し、大宮から乗車する事を伝える。 友人から、「乗車する新幹線が全席指定である」との連絡を受け、また「7号車のデッキに乗車している」と連絡を受ける。 何とか大宮の新幹線ホームには7時15分に到着し、7時22分の大宮発「はやて1号」に追いつき、リカバリーする。 関東の天気は昨日とは打って変り、秋空が広がり始めている。 デッキにザックを置き、その上に座って盛岡へ向かう。 途中、福島を越えた辺りから風雨が強くなり、河川の水量が多くなり始める。 仙台を過ぎた辺りから、新幹線は強風のため、徐行運転を行うようになる。 9時27分、予定より5分ほど遅れて新幹線は盛岡に到着する。 駅舎内の売店で行動食を調達し、レンタカー事務所へ向かう。 三連休初日だけあって、レンタカー事務所は混んでいて車両を受け取るまで15分ほどかかる。 今回は慌てて出た私が運転免許証を忘れたので、友人に運転してもらい、9時50分にレンタカーのナビケーションへ目的地の河原坊駐車場を設定して盛岡駅を出発する。 車の外は風雨が激しい。 一般道を走り、河原坊駐車場への舗装道路を徐々に標高を稼いで行く。 路面には、風でちぎられた葉っぱや枝が一面に散乱している。 折れた小枝を車が踏むとコロのように車輪が空転する。 次第に道路上の散乱物が増え、木が道路上へ覆い被さるように倒れている。 早朝、誰かがこの道を通過したのか、所々道路へ倒れた幹を切ってあるが、終にはその後に倒れた未処理の倒木に出来あう。
 
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私が倒木の枝を折り、幹を持ち上げて車を通す。 暫くすると、チェーンソーでも持っていないと、とても処理できない倒木に行く手を塞がれる。 周囲の林の中は、一抱えもある大木が何本も根こそぎ倒れている。 ここから河原坊駐車場駐車場まで3Km程度のため、車をデポして歩く事も考えたが、新たな倒木で退路を立たれる可能性が有る。 ここは断腸の思いで、11時10分に河原坊駐車場3km手前にて早池峰山登頂を断念する。 30分ほど戻り、早池峰ダムのサイト近くにある道の駅で休憩し、余った時間の使い方を二人で協議すす。 その結果、盛岡市内にある「もりおか啄木賢治青春館」を見学する事にする。 12時20分、「もりおか啄木賢治青春館」近くの有料駐車場に車を停め、一時間半ほど見学する。 「明治後期によく銀河鉄道の発想が出たものだ。」と、感心したり、啄木、賢治の詩集を見て郷愁を覚える。
 
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また、この盛岡市内のレンガ作りの建物は東京駅のミニ版だったりして、当時の先進的文化を忍ばせてくれる。 14時50分、駐車場へ車を預けて、初日の宿の盛岡シティーホテルにチェックインする。 暫く、各自部屋で昼寝をし、16時から市内へ繰り出す。 先ずは、駅前地下道にある立ち飲み屋に引っかかり、地元の人と話しながら酒を飲む。 一時間半ほど飲み、一緒に飲んでいた地元の女性の紹介で、17時30分に場所を鮨屋へ変えて、地元の女性も一緒にまた飲む。 翌朝も早い為、20時30分にはホテルへ戻り21時には寝る。


10/8
 夜中に携帯電話の迷惑メールで何度も目を覚まし、終には携帯電話の電源を切る。 昨日に続き、腕時計のアラームの設定不備で寝過ごし、集合時間の5時に友人がたたき起こしに来る。 慌てて、飛び起き朝食も食べずに部屋をでて、ロビーへ向かう。 5時20分、ホテル前の駐車場を出発し、岩手山の登山口へ向かう。 車の中から岩手山を望むと、山頂部分にガスがかかり、薄っすらと白くなっている。 5時45分、馬返し駐車場に到着する。
 
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駐車場には既に10台程度の自家用車が駐車してあり、登山準備が完了したパーティーが出発して行く。 我々も不要なものを車にデポし、駐車場近くのトイレによってから6時丁度に馬返し駐車場を後にする。 駐車場の上に新しいトイレや管理欄や水道があり、その脇を通り抜け一度右に曲がり樹林の中を降りる。 直ぐに緩やかな登り道が始まる。 登山道の上にも昨日の嵐で落ちた木の枝や葉っぱが散乱している。 ダラダラと直線的に岩手山の裾野を進んで行くと、やがて左側がガレ、見晴の良い所を通過する。 登山道は更に直線的に続き丸太の階段が始まる。 身体も温まった6時40分に一合目に到着し、5分ほどの小休止の間に、カッターシャツを脱ぎ半袖シャツ一枚となる。 一合目を過ぎ、暫くすると雨がパラパラ降り始め、賽の河原状の上部で合羽とザックカバーを着ける。 細かい九十九道で標高を稼いでいる内に、樹木の背がだんだん低くなり始める。 ダケカンバの林が現れるようになると、狭い五合目の休息地点となる。 7時41分の到着である。
 
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朝から殆ど固形物を口に入れていない私は、そろそろエネルギー切れになり始め、大福餅を一個腹へ押込む。 七合目を過ぎた辺りから前日降った雪がチラホラ見えるようになり、登山道の傾斜が緩み始める。 それと同時に風が強くなり始める。 8時37分、八合目の避難小屋に到着するが、小屋へは靴を脱いで入る様になっているため諦め、小屋の前で少し休んで直ぐに頂上を目指す。

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ここから先の登山道には確り雪が着いていて、冬山の領域となっている。 傾斜は今までのようにきつくは無いが、風が更に強くなり始める。 八合目を出て、少し歩いた所で私は合羽を防寒着代わりに着用する。 九合目に到着する頃には私の素手は感覚がなくなり始め、身体も冷えてくる。 仕方が無いので、九合目の避難小屋に立ち寄り、合羽の下にカッターシャツを着込み、軍手を着ける。 小屋を出発し、10分ほどで火口壁に飛び出すが、ガスで全く視界は利かず、台風並みの強烈な風と霙が吹き付けてくる。 早足で歩いていないと、直ぐに体が冷えてくる。 狭い火口壁の稜線部についた登山道を岩手山最高峰の薬師岳へと向かうが、時々強風で耐風姿勢を強いられながらの前進となる。 ガスの薄みより白く雪の積った火口内が見える。 大きな岩には霙がエビの尻尾のように凍って成長し始めている。 これぞ秋山の恐ろしい所で、夏から一気に冬季の山への変身である。 9時47分、岩手山最高峰である標高2038mの薬師岳山頂に到着する。 当然、山頂には誰もいない。 ものすごい風である。 早速、ザックの中のカメラを出して写真を撮ろうとするが、寒さで指が思うように動かない。
 
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友人がポケットに入れておいたカメラを取り出し、素早く何枚か撮影する。 とても休む状況に無く、5分も山頂に滞在すること無く下山を開始する。 全く周囲の景色など見えず、手袋と合羽のフードの上からあたる風雨に耐えながら、ただひたすら火口壁を進む。  途中、6名ほどのパーティーとすれ違い、9時56分に火口壁から離れる所まで戻る。 ここで再度写真を撮り、一気に八合目を目指して降り始める。 九合目近くになると風も弱まり、10時17分に八合目の避難小屋前に到着する。 ここで小休止をとり残り少ない行動食を腹へ入れる。 八合目から降り始めると、これから山頂へ向かう多くの登山者とすれ違う様になる。 登山者の半数近くはビニール合羽に運動靴のハイカーで、とても山頂までは行けそうも無い。 10時57分、五合目に到着し、軽く小休止をとり、ここから一気に馬返し駐車場へ降る。 途中、山麓の自衛隊演習場で行われている榴弾砲の射撃訓練音が雷のように幾度も響き渡る。 12時00分、馬返し駐車場に到着し、水道で靴とストックを洗い車の所へ戻る。 車へ戻ると、スモールランプの消し忘れで、車のバッテリーが空になっている。 仕方なく、登山指導をしている方に助けを求め、無事エンジンも始動し、12時35分には馬返し駐車場を後にする。 予定では盛岡駅までの途中で温泉に入浴するつもりであったが、三連休のためか道路が混み、そのまま盛岡駅へ向かう。 13時22分に駅のレンタカー会社へ到着し、レンタカーを返却後、帰りの新幹線座席指定券を購入する。 その後、昼食を駅構内で食べ、私の携帯の迷惑メール対策に駅近くのドコモショップへ向かう。 途中、前日寄った立ち飲み屋の前を通った際、昨日の地元の方々と会い、列車出発までここで飲む。 15時40分に飲み屋を立ち去り、16時05分盛岡発の「こまち22号」に乗車し帰途へ着く。 車内で簡単に反省会を行う。 今回登頂できなかった早池峰山へは、また来年行く事とする。 やはり10月に入り、西高東低型の気圧配置になると秋を一気に飛び越して冬の世界へ飛び込んでしまう。 それなりの装備が必要である事を痛感する。 18時10分に大宮に到着し、解散する。 
 

費用
電車代(都区内→盛岡)  @¥14140
レンタカー代         @¥13420
ホテル代(一泊)       @¥5460
ガソリン代(15リットル) ¥2000
電車代(盛岡→都区内)  @¥13620

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