4月14日に九州の祖母山へ登ってきました

2006年4月14日に山仲間と九州の祖母山へ登ってきました。
無計画な百名山登山の為に祖母山は九州本島で一ヶ所残ってしまった。 友人は既に登っている山であるが、付き合って頂き年間計画に入れた。 アプローチは往復航空券にホテルがついている激安ツアーを使い、現地での移動は安いレンタカーとした。

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実施日:2006.04.14(金)~15(土)

参加者:2名

天候 :04/14曇り
    04/15雨

コース:
04/14
羽田空港第二ターミナル集合→(11:25発ANA643)→熊本空港→(レンタカー)→水前寺公園→リバーサイドホテル
04/15
リバーサイドホテル→(レンタカー)→北谷登山口→(千間平コース)→千間平→国観峠→九合目小屋→祖母山→(風穴コース)→風穴→北谷登山口→(レンタカー)→白水高原ホテルで入浴→(レンタカー)→熊本空港→(19:05発ANA648)→羽田空港解散


山行内容
04/14
搭乗機は昼前のため、家を7時40分に出発する。 ウイークデーで電車は混んでいるため、羽田まで100%着席できる直通バスを使うことにする。 8時15分自宅近くの駅から羽田行き直通バスに乗車し、曇り空のなか羽田へ向かう。 9時30分に羽田到着後は、二人分の搭乗券を自動発券機で入手する。 待ち合わせは10時30分の予定であったが、9時40分に偶然到着した友人と合流する。 先ずは身軽になる為、刃物の入ったザックをチェックインカウンターに預け、クレジットカードで入場できるラウンジで、出発までの時間を潰す事にする。 11時少し前に搭乗口へ向い、少し早い昼飯を食べ、11時15分に57番ゲートからANA643便へ搭乗する。 ほぼ満席のボーイング737-300機は定刻より10分ほど遅れて、曇り空の羽田を離陸する。 離陸すると直ぐに雲の間から私の勤めている会社が玉川沿いに、また自宅付近の造成地が上空より眺められたが、飛行機は直ぐに雲の上となる。 そうこうする内に睡魔に襲われ、気が着いた時には既に瀬戸内海の上空を飛行していた。
 
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相変わらず雲の上を飛行しているが、九州に差し掛かると由布岳がそして火山の蒸気を上げる久住連山が雲の上に見えるようになる。 慌ててカメラを取り出し、撮影をする。 13時10分、熊本空港に着陸する。 直ぐに預けた荷物をピックアップして、空港ロビー内のマツダレンタカーのカウンターへ向かう。 カウンターで名前を告げると空港近くの営業所まで専用の車で送ってくれる。 営業所で手続きを完了させ、リッターカーに乗り込む。 先ずはナビケーションを熊本市内の宿泊場所にセットし、13時20分に空港を出発する。 空港を離れると直線的な道が市内へ伸び、ついついスピードが出てしまう。 ホテルに直行しても仕方ないので、水前寺公園へ向う。 市内に入ると路面電車が走っている。 東京では既に路面電車は無いが、まだ地方都市では路面電車が大衆の足となっている。 しかし、昔習った道路交通法も忘れ、路面電車の走る道路をどのように走ったらよいか判らない。 特に右折が困る。 直ぐ近くに水前寺公園が近づいても右折をしない限り近づけない。 やっとの思いで右折に成功し、14時丁度に水前寺公園北口有料駐車場へ車を停める事ができる。 
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早速、公園の中に入るが、思っていたより狭い。 この公園は地下水の湧き出す池を中心に造られていて、池の北側には富士山を模した小山が築かれている。 この景観は東海道53次をイメージしたものと言われているが、茶屋の人の話ではその話は明治になってからこじつけた話との事である。 また昔は、その小山より木立が大きくならないように切ってあったが、現在は公園周囲のビルが景観を損なうので、木立で囲うようになったらしい。 確かに、写真を撮っても公園のバックには高層ビルが写り風情が無い。 30分ほど公園の中を散策し、宿泊場所のホテルへ向かう。 ホテルは直ぐ近くで、14時50分にホテルの立体駐車場に到着する。 ナビケーションを使って翌日のルートを確認し、15時過ぎにチェックインする。 翌日の出発が早いので、早めに夕食を摂る事とし、15時50分にホテルを出て、熊本の街中で気の利いた料理屋を探す。 16時過ぎに熊本名物の馬刺しを扱っている「青柳」と云う料理屋に入り、カウンターに席をとる。 早速、焼酎を飲みながら熊本名物の馬刺しと辛子蓮根に舌鼓を打つ。 焼酎ボトル一本を飲み干し19時に店を出て、コンビニで翌日の行動食を調達する。 しかし、小腹が何となく空いているので、再度ホテル近くの饂飩屋に入り、焼酎を飲み、饂飩を食べる。 好い加減酔ってホテルには20時前に戻り、直ぐに寝る。 

04/15
飲みすぎで頭がぼやけている3時30分に起き、朝食も摂らずにロビーへ向う。 外は天気予報通り確り雨が降っている。 まだ若者がホテルへ戻ってくる3時45分にホテルをチェックアウトする。 車に乗り込み最初は友人の運転で祖母山の登山口へ向かう。 睡眠時間が少ない為か、昨日の酒が抜け切っていない。 ナビケーションに従い熊本市内を抜けると、街路灯も無い国道をひたすら走る。 時々雨が激しく降ってくる。 一時間ほど走って、運転を交代する。 阿蘇外輪山の南側の国道325号線は次第に標高を増し始め、道路にガスがかかり視界が悪くなる。 325号線を離れ、登山口近くの五ヶ所辺りで周囲が明るくなり始める。 ナビケーションの地図には五ヶ所から先の林道までは掲示されてないが、事前に友人がインターネットで調べた道路沿いの学校手前で道を曲がる。 道は次第に細くなり、舗装も切れる。
 
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5時57分、雨の降る北谷登山口に到着する。 登山口前は林道が広くなっていて車が10台ほど駐車でき、トイレと一緒の東屋が建っている。 朝が早いのと雨のためかまだ一台も駐車してない。 東屋に一番近い所へ車を停め、登山の準備を開始する。 山にはガスがかかり、谷越しにぼんやりと稜線から伸びる尾根の一部が見える程度である。 雨は全く止む気配が無く、合羽の上下にスパッツを着け、不要なものは全て車の中にデポする。 6時21分、登山者名簿に記入し、北谷登山口から計画書通り千間平コースを経由して祖母山へ登山を開始する。 植林の中の整備が行きとどいた登山道は傾斜が緩く、登りやすい。 稜線からの尾根襞を縫うように徐々に標高を稼いでいく。 登り始めると、直ぐに一合目の標識が現れる。 この標識は0.53Kmおきに立てられていて、十合目の祖母山山頂までは5.3Kmの距離となる。 6時50分に水場に到着し、二日酔いで既に飲み干してしまったペットボトルに給水を行い、直ぐに出発する。 稜線に近づくに従い登山道が九十九折れになる。 稜線上に出て暫く歩いた7時12分に千間平を通過する。 この辺りまで登ると、伊豆の天城高原を思わせるようになる。 相変わらず平坦で、あまり登っている気も無いまま歩き続けると、やがて登山道が笹薮に囲まれるようになる。 笹薮は道幅を広く刈り込み歩きやすいが、周囲が全く見えず面白みの無い所である。 最も、ガスで何も見えない。 7時21分に笹薮の中に三県境が現れる。 ここは大分県、宮崎県、熊本県の県境となっていて、県境標識の石柱のほかに県境を示す看板が置いてある。 
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相変わらず同じ様な登山道を歩き、7時45分に突然広場が現れ国観峠に到着する。 ここは、大分県側の登山口である、神原からの道を合わせた所で、広場の片隅には石地蔵が置かれている。 晴れていれば休憩をとるにはもってこいの所であるが、雨も強くとても休む気がせず通過する。 八合目を過ぎた辺りから急に山らしい登山道に変わり傾斜がきつくなる。 おまけに雨でやたらと滑り易く、登山道が雨水で掘れて深い溝状になっている。 暫く登ると祖母山へ直登する道と、九合避難小屋を経由する道の分岐点となる。 ここまで休まず来たが、頂上に近づくに従い風も強くなり始め、一度小休止をとるために、避難小屋経由の登山道へ入る。 祖母山の山頂を巻くように泥だらけの登山道をトラバースし、8時15分に九合目小屋に到着する。 
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笹薮に囲まれた木造の小屋は比較的大きく、トイレも付いて入る。 小屋の表側はテラスの様になっていて、多少の雨は凌げるが風が強く雨が吹き込んで来るので、小屋の中へ入り小休止をとる。 この小屋は風力発電機が二基設置してあり、有志の方々の協力金で建築された様である。 奥を覗くと、布団や毛布もあり二階部分も含めるとかなり大勢の登山者が宿泊できる様である。 行動食を食べ、休んでいると体が冷えてくるので、8時32分には小屋を後に山頂へ向かう。 小屋の入口から直ぐに山頂への登りが始まり、急で段差の大きい坂道を登り切ると風穴コースとの道を合わせる。 8時45分、祖母山山頂へ到着する。 既に山頂には男女二名の登山者が到着している。 聞くと、福岡から来た方で、緒方より登ってきたとの事である。 この時間に到着した所をみると、かなり早い時間に登山口を出発した様である。 晴れていれば山頂から阿蘇や久住連山、高千穂ノ峰が眺められるのであろうが、ガスで全く見えずただ寒いだけである。 友人は前回も天気が悪く結局この山から景色を眺めることが出来ない。

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とりあえず登頂の証の記念写真を撮影し、8時55分に下山を開始する。 悪天候時は、風穴コースを下山に使用するのは滑り易くお勧めできないとインターネットの記録にあったが、北谷登山口への最短コースである事と、同じコースを戻るには抵抗があったのでここを下山する事にする。 登りに通過した風穴コース分岐より風穴方向へ入り込むと、直ぐに笹薮に覆われたコースに変わる。 登山道は祖母山山頂から本谷と北谷に挟まれ西に伸びた尾根上に付いていて、意外と狭い稜線上の道で、登りの登山道と大きく違い殆ど整備されていない。 背丈よりはるかに高い笹薮が覆い被さる獣の道のような登山道を分けて進むようになる。 所々に赤テープが巻きつけられているので道を間違える事は無い。 笹藪に混じって石楠花も多い。 おそらくこの道は5月の連休辺りはピンク色の花に覆われるだろうと思いながら降り続ける。 木の根が張り出し、滑りやすい。 暫く降ると大きな岩が所々に現れるようになり、ロープが付けられている所を何箇所か通過する。 藪漕ぎで雨以上に濡れながら降り続け、9時41分に風穴の標識のある所へ到着する。 
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確かに岩の割れ目に大きな穴が開いている。 穴の手前の大きな松が転倒し、その根の部分に金属製の梯子が取り付けてある。 梯子を降り、暫くするとまた梯子が現れる。 沢に出会うと、暫く沢沿いに降りるようになり、一度沢から離れまた北谷の流れを渡る。 暫くすると今日始めて登山道で登山者とすれ違う。 男女4名パーティーでまだスタート直後なのか元気が良い。 後から単独の登山者が追い付いてくると同時に林道に出る。 林道を数十メートル歩くと登り口の北谷登山口に戻り着く。 10時22分に今日の登山はあっけなく完了する。 駐車場には4台ほどの車が置いてある。 合羽を脱ぐとやはり合羽の下は雨か汗でビショビショとなっている。 帰り支度をして入る内に、また入山の登山者が現れる。 話を聞くと群馬から来たとの事である。 濡れたものをビニール袋へ押込み、更にそれをザックの一番奥へ押込む。 10時40分、計画より2時間以上早く北谷登山口を後にする。 車内暖房を最大にかけ濡れた衣服を乾かしながら山を降りる。 私の靴は今回も中まで濡れてしまい、車の暖房の噴出し口で乾かす羽目になる。 途中、どこかの温泉に浸かろうと云うことになり、ナビケーションシステムを使って適当な温泉地を探す。 丁度、熊本空港までの中間点に白水温泉があり、そこへ行く事にする。 11時50分、白水高原ホテルに到着し、誰も居ない温泉で40分ほど湯に浸かる。 湯に浸かると腹も減り、街道沿いで御当地名物の熊本ラーメン店を探すがなかなか見つからず、終に熊本空港まで来てしまう。 帰りの搭乗機までは時間がありすぎるが、13時15分に空港近くのマツダレンタカーに到着し、レンタカーを返却する。 空港で早い便で帰れないがチェックインカウンターで交渉するが、やはりディスカウントチケットのため駄目であった。 とりあえず搭乗手続きを終わらせ、ラーメン店へ入り腹を満たすが、帰りの便まで6時間近く時間がある。 昼食後、暫くベンチに腰掛け、時間を潰し、更にクレジットカードで入れるラウンジへ行く。 熊本空港付近の天候が悪く、到着する便がことごとく遅れているが、6時間も待つ身になれば他人事である。 
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16時30分、夕食を食べに再度空港内の食堂へ向い、18時前にゲートへ向かう。 帰りのANA648便は遅れる事無く搭乗が開始される。 乗ってみると、機材が国際線用で我々のシートはファーストクラスのシートである。 6時間待っただけの価値はある。 20時05分、定刻に熊本空港を出発する。 早速、ファーストクラスの乗客らしくアルコールを発注し飲む。 飛行機は順調に飛行し、20時40分には羽田へ到着する。 20時50分、預けていた荷物をピックアップすると同時に、その場で解散しバスで各々の自宅へ急ぐ。



費用
ツアー代(ホテル、航空券)@¥31200
レンタカー代(2日分)    @¥8500
水前寺公園駐車場     @¥500
水前寺公園入園料     @¥400
白水高原ホテル入浴料  @¥500
ガソリン代(14L)     @¥1820

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この記事へのコメント

かずお
2011年04月20日 19:24
お疲れ様でした。私も行きたくなりました。晴れた日に。

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