3月11日に一泊二日で雲取山へ行ってきました

2006年3月11日に一泊二日で雲取山へ行ってきました。
今年で恒例の雲取山一泊二日の山行は4回目となる。 今年は例年に無く裏日本で雪が多く、雲取の積雪状況が心配であったが、入山三日前の雲取山荘ホームページには山荘前で積雪40cmとの情報があった。

画像
今年は、積雪も少なく短時間で雲取山まで到達する。 しかし、この季節にはある程度の積雪がないと一寸拍子抜け。 雲取山頂から雲取山荘までの登山道は、必ず凍結している。


実施日:2006.03.11(土)~12(日)

参加者:2名

天候 :3/11晴れ時々曇り
3/12晴れ時々曇り

コース:
3/11 小田急線上り始発車内集合→(小田急線)→登戸駅→(南武線)→立川駅→(青梅線)→奥多摩駅→(タクシー)→小袖乗越→堂所→ブナ坂→小雲取山→雲取山→雲取山荘
3/12 雲取山荘→雲取山→小雲取山→ブナ坂→堂所→小袖乗越→鴨沢→(バス)→奥多摩駅(青梅線)→立川駅→(南武線)→登戸駅


3/11
週半ばの天気予報では、土曜日は雨の予報であったが、木曜日には低気圧の移動が早くなり、金曜日に雨で、土曜と日曜日はまずまずの予報となった。 前日の雨も止み、気持ちのよい朝となり、小田急線上り始発電車内で山仲間と合流する。 登戸駅で着替えをコインロッカーに預け、5時30分の立川行き電車に乗車する。 立川から6時04分の青梅線に乗換え、さらに青梅駅で奥多摩行きの電車に乗り継ぐ。 今回は気温も高く、青梅を過ぎても民家の屋根には霜はなく暖かい。 そのためか車内には登山者の姿が多く見られる。  しかし、沿線の梅の花は殆ど開花してない。 7時17分、奥多摩駅に到着後、駅に一台しか常駐していないタクシーを確保に走る。 改札口を一番で飛び出し、運良くタクシーを確保する事が出来る。

画像
何時もより早い7時20分に奥多摩駅を出発し、小袖乗越へ向かう。 ワンボックスのタクシーは全く雪の無い舗装道路を走り、7時45分に小袖乗越に到着する。 既に登山口とその近くには何台かの自家用車が駐車してある。 7時55分にフリースとカッターシャツをザックに押し込み、登山を開始する。 小袖の登山口から春の日を浴び落ち葉を踏みしめながら、緩慢な登山道を登って行く。 今回は前後に登山者を見かけず、マイペースである。 暫く登ると植林の中を通過するようになり、15分ほどで既に廃墟となった民家脇を通過する。 次の民家後にさしかかると、昔急斜面の畑であった所がフェンスで囲まれていた。 おそらく鹿などの動物が通過する際におこす崩落を防ぐのであろう。 標高1000mの小袖部落最上部に位置する民家の廃墟跡を通過すると、登山道に昨日降った雪が現れ始める。 気温が高く、日当たりの良い登山道の雪は解け始め泥田になり始めている。 水場の手前辺りから、梢越しに七つ石から六つ石にかけての稜線上防火帯に雪がついているのが眺められるようになる。 

画像
水場を過ぎると、間もなく尾根上の堂所を通過し、9時06分に堂所から少し上部の広い所で最初の小休止をとる。 毎年この辺りから私の花粉症が症状を見せ始めるが、今年は花粉の量が少ないためか症状があらわれず快適である。 休んでいると、二人の登山者が足早に通過してゆく。 13分ほど休み再出発してから暫くすると、登山道が大きくV字のように右へ曲がっている。 昨年はここを曲がらず真直ぐに進み大きく時間をロスしたが、今回は間違え無く七ツ石山、雲取山へと曲がる。 登山道はやがて植林の中の道となり、そこを登り切ると七つ石の巻道が始まる。  

画像
鴨沢から雲取山へのルートで最初にきつい登りが標高差420mの七つ石の巻き道である。 少し登ると七つ石小屋を経由して七つ石へ登る道を右に分ける。 日の当たらない所は雪が登山道に付いているが、気温が高く凍り付いていないので歩き易い。 山腹の山襞を巻くように同じ様な急坂を二回ほど登ると、やがて登山道の傾斜が緩み始める。  緩い傾斜の登山道は北西側に面し、雪がびっしりとついている。 巻き道が北側に入ると時々ガスに覆われた雲取山へ続く稜線の一部が見えるようになる。 

画像
10時26分、ブナ坂十字路に到着し10分程の小休止を取る。 今回は、ロスタイムも無く、雪も少なく順調にここまで登れ、予定より2時間ほど早い行動となっている。 小休止の後、広々とした防火帯の登山道を登り始める。 少し進むと西側が開けるが、今回はガスが低く垂れ込めているので遠望が利かない。 時々隣の尾根の上部に飛龍が覗ける程度である。 日当たりの良い防火帯の登山道には雪も殆ど無く快調に歩け、二箇所の小さなピークを巻き、ヘリポートを通過すると直ぐに奥多摩小屋となる。 奥多摩小屋から一度稜線を離れ、ピークの巻き道を使って小雲取への取り付きへ向かう。 取り付きからは、二段となった急登を登る。  

画像
11時31分、小雲取の日原からの登山道を合わせる所へ到着し、小休止をとる。 小雲取からは稜線をトラバースするように樹林の中を抜けると、見晴らしの良い防火帯の登山道となる。 直ぐに雲取山荘へ向かう巻道を右に見送り、景色を眺めながらのんびりと雲取山頂へ向かう。 

画像
雲取山への最後の坂は、夏道のトレースが縦横についているが、靴の泥を落しがてら雪の上を歩き避難小屋へ直登する。 12時00分、予定より大幅に早く雲取山山頂避難小屋へ到着する。 何時も今回のペースで登る事が出来れば、雲取山は充分に日帰りが可能である。 気温は3℃と暖かい。 時間があるので、避難小屋入り口にあるベンチに荷物を置き、写真を撮ったりしながら休憩をとる。 20分程休憩を取り、アイゼンをザックから取り出し、山頂三角点の所へ向かう。  

画像
12時25分、アイゼンを着け今日の宿泊場所である雲取山荘へ向けて降り始める。 北側斜面は雪が多く登山道は、凍り付いている。 アイゼンの歯が気持ちよく氷に食い込む。 アイゼンを使っていない登山者は、トレースを外れ軟らかい雪面を降りている。  

画像
12時41分、無事に雲取山荘に到着し今日の行動は完了する。 早速、山荘の宿泊手続きを行う。 部屋は1の1で、ここ数年泊っている部屋と同じである。 今までの経験だと我々が今日最初の到着者と思われる。 因みに今日の宿泊者数を聞くと40名程度との事であった。 先ずは、荷物をもって部屋へ向かう。 部屋の中には暖かくなっている炬燵があり、先ずは脚を突っ込む。 13時過ぎから玄関脇のホールにあるストーブを囲んで、山仲間が持ち上げた1リットルの日本酒を飲み始める。 

画像
その内、山荘のオーナーが到着し、一緒に話の輪に入る。 徐々に宿泊客も多くなり酒も無くなった15時頃に、一度部屋へ戻って久しぶりに非常通信用のアマチュア無線機を使って2局ばかりと交信を楽しむ。 その後は夕食まで昼寝をする。 18時前に山荘の従業員が、夕食を伝えに来たため食堂へ向かう。 再度ビールを飲みながら夕食を摂る。 夕食は毎回同じハンバーグ定食である。 夕食後は部屋へ戻り炬燵に脚を突っ込み横になる。 


3/12
 早く寝たため、5時には寝てられなくなり起床する。 山荘の外はかなり強い風が吹いている。 例年ならガラス窓に着いた水蒸気が氷の結晶となっているが、今年は気温が高いためか水滴のままである。 出発の準備をしたり用足しへ行ったりしている内に朝食が5時50分から始まる。 朝食は飯、味噌汁、鮭、生卵、海苔、ふりかけである。 朝食後、部屋へ戻るがやる事も無く、山荘を6時25分に出発する。 山荘前の木製の階段を登った所でアイゼンを着け、先ずは雲取山頂を目指す。 天気は良いが、風がかなり強い。 昨日降ってきたトレースは完全に凍りつき、とてもアイゼン無しでは登れない。 樹林の中でも所々強い風が吹き抜けてゆく。 一気に雲取山頂へ登り6時52分に三角点のある山頂部を通過し避難小屋へ行く。 昨日より雲が低く垂れ込め、展望が無い。 気温は0℃とこの季節の朝にしては気温が高いが、風が強く体感温度は-10℃程度である。 記録をつけ、直ぐに鴨沢へ向けアイゼンを着けたまま下山を開始する。 アイゼンを着けているので、出来るだけ雪の上を歩くようにするが、所々雪が切れ霜の降りた土の上を幾度も歩くようになる。

画像
15分程度で小雲取を通過し、急坂を一気に降り奥多摩小屋からさらに先の、ブナ坂手前の風が少ない所で7時36分に小休止をとる。 ブナ坂から七つ石山頂を経由して下山する予定であったが、風が強いので、七つ石の巻き道を降る。 七つ石の巻き道も解けた雪が凍りつき、アイゼン無しではとても降れない。 七つ石小屋との登山道を合わせる手前まで来ると凍結した雪の量も少なくなり、アイゼンを外す。 

画像
アイゼンを外すと土の上は歩きやすくなり、一気に降り、8時38分に堂所手前の標高1310mで小休止をとる。 前日まで残っていた堂所の残雪は既に無く、乾いた土が顔を覗かせていた。 小袖部落の最上部辺りから、鴨沢から登って来る数名の登山者と出会うようになる。 

画像
09時47分、小袖乗越の伐採現場に到着し、ここでも5分ほど小休止をとる。 鴨沢バス停には10時09分に到着する。 バスの時刻表を見ると、9時58分に発車してばかりであり、次のバスは10時48分となっている。 バスが来るまでバス停前の公衆トイレの水道を使い、泥だらけのアイゼンと靴の泥を落とし、装備を片付ける。 そうこうする内に単独の登山者がバス停に到着する。 10時50分、バスは数分遅れて到着し、鴨沢を後にする。 奥多摩駅からは11時32分の電車で帰途に着く。 在京連絡人の山仲間へは電車内からメールで無事下山の一報を入れる。 登戸までの電車接続は順調で、13時15分に到着する。 



費用
電車代(登戸→奥多摩)@¥890
タクシー代(奥多摩→小袖乗越)@¥5220
宿泊代(一泊二食)@¥7500
バス代(鴨沢→奥多摩)@¥610
電車代(奥多摩→登戸)@¥890

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント