11月1日に千曲川源流から甲武信岳を登ってきました

2003年11月1日に千曲川源流から甲武信岳を登ってきました。
年間計画では9月13日に予定していたが、同じ日に平が岳への近畿ツーリストツアーに参加したため、甲武信岳山行を11月初旬の連休に実施する事とした。 日帰りでは多少きついので、小海線の信濃川上より入山し千曲川源流を経由して甲武信岳へ至るコースをとり、帰りには塩山側の西沢へ降りることにした。
 
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実施日:2003.11.1(土)~2(日)

参加者:2名

天候 :11/1:曇り時々晴れ
     11/2:晴れ
     
コース:
11/1
JR町田駅改札集合→(JR八王子、小淵沢経由)→信濃川上→(乗合タクシー)→毛木平→ナメ滝→水源地標→甲武信岳→甲武信小屋
11/2
甲武信小屋→木賊山→戸渡尾根分岐→徳ちゃん新道分岐→ヌク沢徒渉点→甲武信岳登山道入口→西沢渓谷バス停→(バス)→JR塩山駅→(JR八王子経由)→町田


山行内容
11/1

11月最初の三連休は天気が良いとの週間天気予報が出ていたが、前日の天気予報で土曜日は曇りで日曜日は晴れ、3日は雨と変更になった。 夜明け前の小雨降る中、町田に向かい5時55分にJR町田駅で友人合流する。 何時ものように着替えを駅のコインロッカーに預け、6時06分の電車で八王子へ向かう。 八王子からは6時34分八王子始発の各駅停車松本行きへ乗車する。
 
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笹子トンネルを過ぎたあたりから天候は曇り空となり、時々太陽も顔を覗かせる。 小淵沢に近づくに従い天気が良くなり、鳳凰三山や甲斐駒ケ岳がまじかに望めるようになる。 小淵沢で14分の待ち合わせがあり、9時15分発の小海線臨時快速に乗り換える。 夏場ほど乗客の多くない二両編成のディーゼルカーは小淵沢を発車するとゆっくりと標高を上げ始め、それと同時に線路脇の紅葉が徐々に綺麗になり始める。 丁度、今が紅葉真っ盛りであろうか、車窓からの眺めに見とれる。 9時56分に小さな信濃川上の駅に到着し、殆どの登山者はこの駅で下車する。 数日前にタクシー会社に予約した、乗合のマイクロバスが駅前に停まっている。 早速、係りの人に名前を申告し乗車する。 マイクロバスは、ほぼ満員で10時05分に信濃川上を後にする。 バスは、千曲川沿いに走り村営バス終点の梓山を通過し、レタス畑の中の舗装道路を通り抜ける。
 
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さらに未舗装の林道を暫く走ると、駐車場のある毛木平に30分ほどで到着する。 毛木平には、既に50台程度の自家用車が駐車している。 車の台数から見ても、かなり大勢の登山者が入っているようである。 駐車場にはトイレも完備されていて、雨の日は雨宿りができる東屋もある。 10時48分、団体の登山者が出発する前に我々は毛木平を出発する。 車止めのゲートを通過し、唐松の落葉が絨毯のように積もった林道を早足で進む。 5分ほどで十文字峠への分岐を左に見送り、更に15分ほどで林道の終点となる。 ここから先は千曲川源流の碑まで千曲川源流遊歩道が始まる。 千曲川源流域である西沢に沿って、さほど傾斜の無い幅広い道を沢の水音を聞きながら進むと、やがてナメ滝となり12時01分に最初の小休止をとる。 ここは大勢の登山者が休憩を取っている。 ナメ滝は、大きな一枚岩の上を水が滝のように流れ落ちている。 ナメ滝を過ぎると傾斜のきつい所と緩いところが交互に現れてくる。
 
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何時の間にか唐松の落葉の絨毯道から、樺の落葉の道に変わり標高が増すにつれ周囲が苔むしてくる。 これぞ人里遠くはなれた奥秩父の景観であろう。 西沢に流れ込む支流が一本づつ少なくなるに従い、本流の沢幅が細りついには「ちょろちょろ」と流れる細い沢となる。
 
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13時04分、西沢の水流が途絶えた所に到着する。 ここが千曲川・信濃川源流の地である。 日の光が差し込まない薄暗い場所に「千曲川・信濃川水源地標」と書かれた碑が建っている。 ここで小休止を取り、源流の水の湧き出す所を友人が覗きに行く。 

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水源地標を発つと傾斜がきつくなり、15分ほどで国師岳と甲武信岳を繋ぐ稜線上に出る。 樹木に覆われた稜線は見晴らしが利かないが、心地良い風が抜けてゆく。 ここから甲武信岳頂上までは、高度差120m程度である。 樹林の中を暫く進むとやがて見晴らしの利くガレ場となり、頂上まで後僅かとなる。 

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13時47分、甲武信岳頂上に到着する。 山頂には大勢の登山者が休憩をとっている。 南側は富士山が時々雲の切れ間より顔をのぞかせ、八ヶ岳方面は煙って見える。 既に昼も過ぎた時間であるため、遠望は期待できるはずも無い。 20分ほど山頂でのんびりし、記念写真を撮って14時07分に甲武信小屋へ向けて山頂を降りる。

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 山頂から少し下がると樹林の中の登山道となり、10分ほどで小屋へ着く。 到着は14時15分で、本日の行動はこれにて終了する。 宿泊の申し込みを行い、二人一枚の布団に寝床を確保する。 早速、担ぎ上げたウイスキーと食料を持って、外のベンチへ移動する。 コンロでお湯を沸かし、ホットウイスキーを飲む。 持ってきた缶詰を全て平らげ、いい加減酔った17時30分に小屋の中へ戻り、更に日本酒を購入し飲み始める。 夕食は18時少し前から始まり、日本酒をお汁代わりにカレーライスを食べる。 デザートにヨーグルトが付いていた。 夕食後、直ぐに床に入り寝込む。


11/2

 4時35分に起きる。 飲みすぎか、多少頭が重く、やたらと喉が渇く。 外にあるトイレへ向かうと、空は満点の星である。 よく見ようと眺めるが、なかなか焦点が合わず目が回り始める。 暫くすると友人も起きてきて来たので、荷物を外のベンチへ移す。 5時過ぎに朝食の列に並び、5時20分から朝食を食べる。 海苔、味噌汁、梅干とデザートのグレープフルーツの欠片。 

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ささっと流し込み、5時44分にキャップランプを灯して小屋を後にする。 小屋の横から木賊山へ続く急登が始まる。 10分ほど歩くと明るくなりキャップランプを消す。 のんびりと登り、6時03分に見晴らしの無い木賊山山頂に到着する。 木賊山で記念写真を撮り、下山を開始する。 

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戸渡尾根を標高差100mほど降ると見晴らしのよいガレ場となり、雲海の上に頭を出す富士山にしばし見とれる。 尾根道はやたらと石楠花が生息している。 木の根と段差の高い尾根道を降り続け、7時22分徳ちゃん新道との分岐点に到着する。 ここで今日最初の登山者と出くわす。 男女の連れの登山者は、3時30分に西沢渓谷入口を出発したとの事であった。 分岐からはヌク沢まで一気に高度差500mを降下する。 暫くは段差の大きい歩き難い登山道であるが、枝尾根の幅が広くなるに従い大きく曲がった九十九折れの道となる。 昔このあたりには珪石鉱山があったとの事で、登山道には真っ白な珪石が点在している。 8時12分、大きな堰堤のあるヌク沢渡渉点となる。 徒渉点となっているが、確りした橋が渡してあり、ヌク沢左岸へ橋を渡ると高巻き道となる。 紅葉の中の登山道を降り続けると、旧鉱山で使用していたトロッコのレールが現れる。 レールは時々全てを登山道の上に現すが、崩れた崖に2本のレールが宙をはしっている。 昔はこんな山奥でも大勢の人が働き活気もあったのであろう「・・・兵どもの夢の後」。 

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トロッコ道に沿った登山道はたいした傾斜も無く降り続け、8時47分に西沢渓谷へ続く林道へ出る。 林道は大勢のハイカーが行列をなして西沢渓谷へ向かっている。 次から次へと何処から湧き出してくるのか、恐ろしく多い人数である。 我々の計画では西沢渓谷を散策して帰る予定であったが、これではとても散策所ではない。 諦めて西沢渓谷入口のバス停へ向かい、9時07分に到着する。 
バス停付近の茶屋では、ラウドスピーカーを使ってハイカーへ盛んに買い物を進めている。 9時23分、たった4名しか乗車しない定期バスで塩山へ向かう。 途中、乾徳山入口を経由して10時30分に塩山へ到着した。 塩山駅前の蕎麦屋に入りミニ反省会を行い、11時29分発の各駅停車に乗車する。 途中、高尾、八王子、町田で乗り換え、自宅へ戻る。


費用
電車代(町田→信濃川上)@¥3、260
乗合タクシー代(川上→毛木平)@¥1、200
小屋(一泊二食)    @¥7、000
バス代(西沢渓谷→塩山)@¥1,020
電車代(塩山→町田)@¥1、450



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