9月16日から木曽駒ケ岳と宝剣岳を登ってきました

2005年9月16日から木曽駒ケ岳と宝剣岳を登ってきました。
南と北アルプルへは毎年行くが、中央アルプスの縦走は未だ行った事が無く、今年の年間計画で木曽駒ケ岳から空木岳の縦走を計画した。 しかし、山行の一週間前に山小屋の宿泊予約を行った際、木曽殿山荘は満員で宿泊できないと云われ、山行日程を短縮し木曽駒ケ岳と宝剣岳の山行とした。 更に前日の夜、予定していた頂上山荘と同一経営の宝剣山荘から電話があり、宿泊場所を変えて欲しいと連絡があった。

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実施日:2005.09.16(金)~17(土)

参加者:2名

天候 :9/16晴れのち曇り
     9/17晴れ

コース:
9/16
町田駅ホーム集合→(八王子、高尾、上諏訪経由)→駒ヶ根駅→(バス)→しらび平→(ロープウエイ)→千畳敷→宝剣山荘→中岳→木曽駒ケ岳→宝剣山荘
9/17
宝剣山荘→伊那前岳→宝剣山荘→宝剣岳→千畳敷分岐→千畳敷→(ロープウエイ)→しらび平→(バス)→スズラン通り→バスセンタ→(高速バス)→新宿


山行内容
9/16
空が明るくなり始めた頃に家を出発し、集合場所の町田へ向かう。 5時25分、JR町田駅ホームで友人と合流し、5時31分の電車で八王子へ向かう。 友人は、前前日に中国出張より帰国されたばかりで、今一つの調子との事で、今までの私とは逆の立場となった。 おまけに友人は「中国で肩を痛め左腕が肩より上にあげられない。」、「五十肩だか六十肩になった。」と云う。 八王子から高尾行きに乗換え、更に高尾始発の松本行き各駅停車に乗車する。 家を出る時には晴れていたが、笹子トンネル前後では雨となった。 甲府盆地に入ると天候が回復してくるが、南アルプスや秩父の稜線は雲で覆われている。 電車内は、金曜日のため登山者の姿はほとんど無く、通勤通学の乗客が多い。 9時少し前に上諏訪で豊橋行きの電車へ乗り換え、飯田線内に入ると時間調整のため、駅での停車時間が一段と長くなる。 10時51分に駒ヶ根駅に到着し、数名の登山者とともに電車を降りる。
 
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駅前のバス停には11時発しらび平行きのバスが停車していて、直ぐに乗車する。 バスは登山者より観光客の方が多い。 バスは駒ヶ根の街中を抜け、一般車通行止めのゲート前にある自家用車駐車場で更に多くの観光客を乗せ、ほぼ全席が埋まる。 更にバスは中御所谷の右岸に付いた九十九折れの道で、徐々に高度を稼ぎながらしらび平に近づいてゆく。 途中、対向するバスと無線連絡をとりながら交互に待機しながら進み、11時50分にしらび平に到着する。 バスを下車すると直ぐにロープウエイの改札に並ぶが、平日で60名ほどの列のため12時00分発のロープウエイに全員乗車できる。 ロープウエイは一気に標高差900m程度を昇り、標高2612mまで徒歩で2時間半分のズルが出来る。 途中、ガスの中を通過し、視界がほとんど無くなる。 ロープウエイは8分で森林限界を越えた千畳敷に到着するが、ガスで視界が100m程度しかない。 到着した千畳敷は、登山者より観光客の方がはるかに多い。 何となくザックを持って登山靴を履いているのが、場違いなような錯覚をおこす。 ここまで自宅を出てから電車、バス、ロープウエイを乗り継ぎ、ほぼ7時間かかり腹も減ってきたため、千畳敷ホテルのレストランで観光客に混じって先ずは昼食のラーメンを食べる。 昼食後の12時35分、ロープウエイ千畳敷駅を後に宝剣山荘へ向けて歩き出す。 駅前の小さな神社の前を右に折れ、少し降りカールをトラバースするようにほぼ水平の道を暫く歩く。 登山道は観光客がはみ出さないように、両側をロープで仕切ってある。 観光客と歩いていたのでは全く前進が出来ないため、どんどん抜いて行く。 5分ほど歩くと、登山道はカールの上部に向かって直登する様になり、ここからは殆どの観光客が引き返すか、カールの遊歩道へ去ってゆく。 カール上部の登山道を見上げると、団体の登山者が数珠繋ぎになっている。 直登の登山道は岩を階段状に組み合わせ、浮石も無く極めて安定している。 カールの上部に近づくに従い斜面の傾斜が徐々にきつくなり、細かな九十九折れの道となってくる。
 
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13時07分、稜線上に飛びだし千畳敷から標高差200m弱を30分ほどで登り切る。 稜線に出た所は宝剣山荘の直ぐ近くで、稜線から下を見るとロープウエイの駅がガスに囲まれぼんやりと見える。 宝剣岳もガスでぼんやりしている。 13時10分、今日の宿泊場所の宝剣山荘に呆気無く到着する。 早速、宿泊の手続きを行い、寝床に案内される。 寝床は二階の蚕棚のベッドで、8名が一部屋で一人一枚の敷布団をあたえられる。 寝床が決まった所で、ザックを寝床にデポして木曽駒ケ岳へ向かう事にする。 13時25分、カメラだけを持って、宝剣山荘を出発する。 小屋の裏手より天狗山荘の脇を通過し、緩いガレた坂道を10分程登ると小さな祠の有る中岳山頂に到着する。 ガスで遠望が利かないが、記念写真を撮り直ぐに木曽駒ケ岳へ向かう。 中岳から一度頂上山荘のある鞍部まで降り、再度標高差100m弱のなだらかな斜面を登る。
 
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13時55分、広い山頂をもつ木曽駒ケ岳山頂に到着する。 山頂には祠が二ヶ所あるが、どちらが何であるか全く判らず。 遠望も残念ながらガスで望めず、山頂標識の前で記念写真を撮る。 

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そうこうする内、次々に山頂へ登山者が登って来るので、14時07分に山頂を後にする。 木曽駒ケ岳を降り頂上山荘の脇を抜け、中岳の手前より中岳の頂上部をトラバースルートする巻道を経由して宝剣山荘へ向かう事にする。 巻道への標識には「難所あり積雪期閉鎖」と書かれている。 巻道は所々アップダウンがあり、岩場の所も通過する。 観光客が入り込むと、如何にも岩場で渋滞しそうな所があるが、我々は難なく通過し14時27分には宝剣山荘に到着する。 初日の予定行動は殆ど汗もかかず、呆気無く終了する。 早速、山荘の石油ストーブの周りを陣取り、酒を16時頃まで飲む。 外は相変わらずガスが稜線に纏わり付き遠望が利かないままである。 16時過ぎに一度寝床へ戻り17時30分の夕食まで昼寝をする。 17時30分に夕食の呼び出しがあり、15分ほどで夕食を摂り17時50分にはまた寝床に潜り込む。

 
9/17
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夜中に何度か目を覚ますが、4時30分には寝すぎて背中が痛くなり寝床を抜け出す。 外へ出てみると、天気が良く空には星が煌いている。 5時近くなると、宿泊している登山者も起き始め俄かに騒がしくなり始める。 朝食は予定より30分早い5時15分から始まり、食べ終わった登山客はどんどん山荘を出発してゆく。 殆どの登山客は空木岳へ向かうようである。 我々は宝剣岳を越えて千畳敷に降りるだけのため、出来るだけゆっくり山荘を出ようとするが、結局6時07分には追い出されるように山荘を出発する。
 
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山荘前から宝剣岳を見上げると、30分ほど前に出発した登山者が山頂付近の岩場で数珠繋ぎになっている。 少し時間差をつけるため、伊那前岳の方へ15分ほど歩き標高2911mのピークを少し過ぎた辺りまで行ってみる。 

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メインルートから離れているので誰も居ない静かな所で、宝剣岳から延々と空木岳までの稜線が眺められる。 暫く景色を眺め、宝剣山荘を経由して宝剣岳へ向かう。 宝剣岳頂上部の渋滞は既に無い。 頂上部直下の岩稜帯に近づくと、ちょっとした岩登りのようになる。 そこを登り切ると山頂標識も無い狭い山頂となる。 宝剣岳到着は、6時52分。 前を降りる登山者との間隔を空けるために、暫く山頂で休む。 しかし、休むといっても座れる場所も無く、岩の間に挟まって岩にもたれる程度である。 ここから先は登りよりきつい岩稜帯の昇降が暫く続く。 鎖が何箇所にも付けてあり、滑落すると即死間違いなしの所を通過しなければならない。
 
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7時25分、三ノ沢岳分岐に到着し、危険地帯の通過が完了する。 ここからは気持ちの良い稜線上の散歩が暫く続く。 遠く前方の空木岳を眺めながら歩くと、7時30分に千畳敷への分岐点となり稜線から離れる。
 
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稜線から少し降りた風の当たらない所で、7時33分に小休止をとる。 千畳敷からは登山者がどんどん登ってくる。 15分ほどノンビリし、千畳敷まで降りる。 8時08分、何となく物足りないまま、今回の山行を終了する。 8時20分のロープウエイでしらび平へ降り、8時40分のバスで駒ヶ根駅近くのスズラン通りへ向う。 予定では電車で帰る事にしていたが、駒ヶ根から新宿まで高速バスがあり、これで帰ることにする。 しらび平からのバスの運転手に、高速バスの乗車予約を取ってもらい、スズラン通りの直ぐ近くの駒ヶ根バスセンタより10時発の新宿行き高速バスに乗車する。 途中、双葉で休憩を取り、新宿には13時35分に到着する。
 

費用
電車代(町田→駒ヶ根)   @¥3890
バス代(駒ヶ根→しらび平) @¥1000
ロープウエイ(往復)    @¥2200
宝剣山荘(一泊一食二)   @¥8000
バス代(しらぶ平→すずらん通り) @¥1000
高速バス代(駒ヶ根バスセンタ→新宿)@¥3650


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