5月21日に一泊二日で那須を登ってきました

2005年5月21日に一泊二日で那須を登ってきました。
友人が一度も歩いた事の無い那須岳への山行は、雪も消えた5月を計画した。 この山へは1998年10月にスポーツクラブの同好会メンバー7名で行った事があるが、三本槍岳までは行っておらず、また三斗小屋温泉宿泊は煙草屋であった。 今回は、前回行って無い三本槍岳まで足を伸ばし、三斗小屋温泉宿泊は大黒屋とした。
 
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実施日:2005.05.21(土)~22(日)

参加者:2名

天候 :5/21晴れ
    5/22晴れ時々曇り

コース:
5/21
東京駅東北新幹線ホーム集合→(那須塩原経由)→黒磯→(バス)→那須ロープウエイ山麓駅→(ロープウエイ)→山頂駅→茶臼岳→峰の茶屋→朝日岳→熊見曽根分岐→三本槍岳→熊見曽根分岐→隠居倉→三斗小屋温泉大黒屋
5/22
三斗小屋温泉大黒屋→峰の茶屋→那須ロープウエイ山麓駅→(バス)→那須温泉→(高速バス)→新宿解散

山行内容
5/21
よく晴れた早朝、小田急線の一番電車に乗車し、東京駅へ向かう。 東京駅到着は6時10分で、6時44分発の「やまびこ151号」自由席乗車位置で友人を待つ。 6時25分、友人と合流を完了し、入線して来た電車に乗り込み定刻に電車は出発する。 東京駅を出発する時は二割方座席が空いていたが、上野、大宮と停車している間に座席は満席となりデッキに立っている乗客も現れる。 電車の中でコーヒーを飲みながら他愛も無い話をしている間に8時01分となり那須塩原駅に到着する。 那須塩原では大勢の乗客が下車するが、ここから在来線に乗換えたのは、我々を含めてほんの数名であった。 8時22分に在来線に乗車し、一駅はなれた黒磯には8時27分に到着する。 駅前のバス乗車券売り場で「往復切符を購入すると100円安くなる。」と言われ、往復切符を購入し8時45分発のバスに乗車する。 乗客は15名程度で、空いている席のほうが目立つ。 バスが街中を離れると、新緑の街道をひたすら那須岳中腹へ向かって坂道を上って行く。 途中、バスは那須温泉で時間調整をした後、那須高原有料道路をさらに進む。  
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標高が高くなるに従い、新緑の並木が無くなり徐々に冬の世界へ逆戻りし、9時43分に那須ロープウエイ山麓駅に到着する。 山麓駅には、バスや自家用車できた観光客でごった返している。 山麓駅付近の自家用車用駐車場は既に八割方埋まっている。 9時54分、観光客と一緒にロープウエイのゴンドラに乗り込み、山頂駅へ向かう。 山頂駅へは僅か4分ほどで到着し、駅舎から外へでる。 恐ろしい数の観光客が茶臼岳山頂へ向かって、都会を歩くような速度で登って行く。 森林限界を超えた山頂駅からは眼下に霞んだ那須高原から黒磯の町並みが、北側には荒々しい山肌の朝日岳がそびえている。 山腹の窪には残雪が残り、所々登山道に掛かっているのが見える。 山頂駅脇のベンチで登山準備を行い、10時05分に最初のピークである茶臼岳へ向かう。 ザラザラした火山特有の斜面を観光客と一緒に登り始める。 重登山靴を履き、二本ストックを持って登るその様は何となく違和感がある。 10分も登ると観光客の姿が減り始め、傾斜が増し岩場となり始めると更にその数が少なくなり、ハイカーや登山者の世界となる。 傾斜が緩み始めると直ぐに鳥居が現れ、10時32分に茶臼岳山頂に到着する。 
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山頂では、大勢の登山客が写真を撮ったり、コンロを使って思い思いに昼食を食べている。 前回来た時は視界が悪く遠望が利かなかったが、今回はこれから歩く朝日岳、三本槍岳、更には隠居倉を途中に置いた熊見曽根全体も見渡せる。 我々も写真を撮り、10時55分には茶臼岳山頂を後にする。 山頂からは、写真を撮りながら火口をぐるりと回るように歩き、峰の茶屋へ標高差180m程を降って行く。 11時18分に峰の茶屋避難小屋前を通過し、朝日岳へと向かう。 峰の茶屋を通過すると荒々しい剣が峰の東側をトラバースするように登山道が付いている。 途中、登山道を遮るように二箇所ほどアイゼンを必要としない程度の残雪上のトラバースがあるが、脚に自信の無いハイカー達はここで引き返して行く。 剣が峰のトラバースが終わると稜線の西側に登山道が付くようになり、たいした傾斜でもないのに鎖場が現れる。 ここは観光地の延長線で安全の為、必要なのであろう。 標高差100m程の岩場の急登を登り稜線上にでると、朝日岳への分岐となる。 
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ここから緩やかに稜線伝いに登ると然程広くない朝日岳の頂上となる。 11時53分の到着で記念写真を撮り、直ぐに那須連山最高峰の三本槍岳へ向かう。 








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小さなピークを10分ほどで登り終えると熊見曽根分岐となり、更に次のピークを登るとスダレ山となる。 ここから一度丸太の階段を標高差80mほど降ると、清水平の木道となる。 清水平を過ぎると笹薮の中に続く緩い傾斜の登りとなり、そのピークから土の掘れた登山道を一度緩く降ると三本槍岳への登りが始まる。 急な標高差50mほどを登り切ると傾斜が緩み、広い三本槍岳の頂上部となる。 12時56分、三本槍岳到着である。 ここは登山者の数も少なく、やっと静かな山頂となる。 ここまで標準タイムで3時間ほどかかるため、一般ハイカーには一寸きつい行程なのかも知れない。 山頂からは、今まで歩いてきた稜線が眺められ、遠く北側には海のような十和田湖もぼんやりと眺められる。 
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遠くにまだ雪を被った日光から飯豊、朝日連山が眺められる。 行動予定時間より充分に余裕時間が有る為、暫くのんびりとする。 しかし、朝日旅行会のツアー登山者が到着し始め、山頂が騒がしくなり始める。 何となく落ち着かないので、13時20分に宿泊地である三斗小屋温泉へ向けて下山を開始する。 往路を熊見曽根分岐まで景色を楽しみながら歩き、14時04分には熊見曽根分岐に到着する。 ここでも時間に余裕があるので20分程小休止をとる。 三斗小屋温泉までは途中に隠居倉のピークを持つ熊見曽根を降る。 暫く痩せた尾根上を降り、隠居倉に差し掛かる頃より樹林帯に入り始める。 
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14時45分に隠居倉のピークを越え、尾根道を外れると登山道に残雪が現れるようになる。 分岐から40分程降ると三斗小屋温泉の源泉がとなり、岩の間から蒸気と硫黄ガスを含んだ熱湯がブクブクと湧き出している。 そこから更に高度を下げると、まだ一分咲きにもなっていない桜の木が出てくると同時に鳥居を潜り、三斗小屋温泉に到着する。 煙草屋の軒先を通過し、大黒屋には15時20分に到着する。 早速、宿帳に記入し二階の八畳間に案内される。 大黒屋は昔のままの造りで、江戸時代の旅籠にタイムスリップしたようである。 
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窓はガラスなど無く障子だけで、その外側に雨戸があるだけである。 廊下側も障子の引き扉である。 天上からは裸電球が釣り下がっている。 先ずは、缶ビールを購入し一杯飲んでから一階にある温泉風呂に行く。 風呂の湯船の周りには宿泊者が横になり涼んでいる。 二つ有る湯船の一つは、とても熱く直ぐには入る事が出来ない。 暫く風呂に浸かった後、部屋へ戻り友人持参の日本酒を飲んでいると夕食の膳が部屋に運ばれてくる。 18時には夕食も終わり、酒もなくなったのでそのまま床に入る・・・。

5/22
早く床に入ったので、夜中の0時を過ぎると何度も目を覚ますようになる。 明るくなり始めた4時過ぎには、たまらなくなり床を抜け出し鳥の囀りに誘われ外に出る。 昨日の酒もすっかり抜け、ひんやりとした空気が清清しく感じられる。 6時の朝食まで時間が有るので、5時頃に風呂へ向かう。 熱い湯船に浸かり、空いた窓から冷たい空気が入り込み気持ちが良い。 部屋へ戻り出発の荷造りをしていると朝食の膳が部屋に運ばれて来る。 20分程で朝食を平らげ、宿の支払いを済ませザックを持って外へ出る。 他の宿泊者達も三々五々出発して行く。 計画時間より大幅に早いが、我々も6時40分に大黒屋を後に峰の茶屋へ向けて歩き始める。 直ぐに小さな沢にかかる橋を渡ると、残雪が現れ始める。 ここから暫くは隠居倉から伸びる尾根の下部を巻くように、広く傾斜のない道が中沢へ向かって続く。 周囲は、新芽の出ていない樺の林で、所々にある残雪の上を進んで行くと、やがて避難小屋が現れる。 避難小屋を過ぎると急登が始まり、直ぐに森林限界の上に出る。 
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森林限界を出た所から後ろを振り向くと、白樺の林が広がっている。 ここからはザレの登山道を登り、7時46分に峰の茶屋避難小屋に到着する。 茶臼岳の山腹を巻くように付けられた山麓駅からの登山道には、峰の茶屋へ向かって大勢の登山者が登ってくるのが眺められる。 我々はここで暫く小休止をとり、8時丁度に山麓駅へ向けて下山を開始する。 登ってくる登山者に道を譲りながら暫く降ると、やがて森林限界の下に入り込む。 樹林帯に入ると残雪が登山道に現れ、その上を歩くようになる。 やがて、丸太の階段が現れると駐車場が見え始め、ロープウエイ山麓駅への舗装された下り坂が始まる。 途中の残雪で靴の汚れを落としながら降り、8時32分に山麓駅に到着すが、目の前で8時30分発の黒磯行きバスが出て行ってしまう。 
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ザックの整理を行い、9時20分発のバスを待つ。 山麓駅のアナウンスで、那須温泉から新宿行きの高速バスがあると云うので電車を使わずバスで帰る事にする。 9時40分のバス乗客は我々二人だけで、那須温泉まで行く。 那須温泉の観光案内所で高速バスの乗車券を購入し、40分程の待ち時間を利用して温泉に浸かる。 我々が入るのが場違いの、湯治客が来るような温泉に5分ほど浸かり、直ぐにバス停へ行きビールを飲む。 10時30分、乗客の少ない東野交通の高速バスに乗車し新宿へ向かう。 人ごみの新宿には13時47分に到着する。


 

費用
電車代(新宿→黒磯、新幹線経由) @¥5660
バス代(黒磯→那須ロープウエイ山麓駅往復)@¥2500
那須ロープウエイ      @¥650
大黒屋(一泊二食)     @¥9100
高速バス代(那須温泉→新宿) @¥3000



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