4月9日にクラブの山仲間と笹子雁ガ腹摺山へ行ってきました

2005年4月9日にクラブの山仲間と笹子雁ガ腹摺山へ行ってきました。
大月付近には雁ガ腹摺山と名の付く山が三箇所ある。 一つは五百円札の裏面写真の富士山を撮影した雁ガ腹摺山、次は小金沢連嶺の牛奥ノ雁ガ腹摺山、最後に笹子雁ガ腹摺山である。 既に前二個所は登頂しているので、最後に残る笹子雁ガ腹摺山の山行を計画した。

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雁ガ腹摺山と名の付く山は、どこも展望がよい。 特に笹子雁ガ腹摺山は甲州と武蔵の国境だけあって、展望がよい。  


実施日:2005.04.09(土)

参加者:8名

天候 :晴れ

コース:JR町田駅集合→(八王子経由)→笹子駅→笹子雁ガ腹摺山登山口→笹子雁ガ腹摺山→米沢山→お坊山→大鹿峠→田野景徳院下→(バス)→甲斐大和駅→(八王子経由)→町田


満開のさくらを車窓から眺めながら集合場所の町田駅へ向かう。 5時55分には参加者8名全員が揃い、6時06分の電車に乗車し、八王子経由で笹子駅へ向かう。 天気もよく八王子6時34分始発の電車は登山客で一杯である。 何時もなら高尾や相模湖辺りでかなりの乗客が下車するが、今日はもっと遠方へ行くのか、乗客がなかなか減らない。 7時34分、笹子駅に到着し数名の登山者と共に電車を降りる。 

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駅前から登山口までタクシーを使おうとするが、タクシー基地が大月の為迎えの料金3100円も払えとのことで、歩く事にする。 距離にして2Km強なので歩いても35分程度である。 駅前で上着をザックに入れ、甲州街道を笹子トンネルへ向けて7時45分に歩き始める。 笹子は元々宿場町で「天野」と云う名が多く、中央高速の用地買収で山林を売却し大金を得た家が多いと聞く。 そのためか、高速道路ができ今は寂れた宿場町であるが比較的新しい家が多い。 満開の桜を眺めながら20分ほど歩き甲州街道が左へ曲がると、米沢川沿いに笹子雁ガ腹擦山が望めるようになる。 

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甲州街道が大きく右のアピンカーブに差し掛かる所から甲州街道を離れ少し舗装された坂道を登ると、登山口へ差し掛かる。 ここからはいよいよ山道となる。 天気もよく暑くなりそうなのでカッターシャツを脱ぎ8時28分に登山道へはいる。 花粉症の私はマスクを着けて登る事にする。 先ずは植林の中を暫く歩くと、直ぐに尾根へ取り付くように谷間の急登が始まる。 この道は、平成6年に改版された二万五千分の一地形図には書かれていない登山口から笹子雁ガ腹擦山への直登コースである。 道は直ぐに尾根上になり、植林帯をしばらく登る。 

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その内に植林と雑木とが入り混じるようになり、後ろを振り向くと眼下に狭い谷間に続く笹子の集落が望めるようになる。 林の中の、爪先上がりの登山道は直線的に尾根上に付けられ、思ったより急登に感じられる。 時折、まだ新芽の出ていない落葉樹の間から春の涼しい風が火照った体を冷やしてくれる。 9時03分、標高920m付近で最初の小休止と取る。 鼻炎の山仲間は鼻が詰まり苦しそうである。 前回は私も同じ状態であったが、今回はマスクのおかげで快適に鼻から呼吸ができる。 

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標高1000mを越えた辺りから後ろ振り向くと、道志の山並の上に富士山が頭を出すようになる。 標高が高くなるに従い植林が無くなり雑木となってくる。 9時49分、標高1188m付近の平たい所で二度目の小休止をとる。 ここから少し登ると、笹子雁ガ腹擦山の頂上部に設置してある電波反射板が見えるようになり、山頂から米沢山へ続く稜線も木々の間から眺められる。 徐々に登山道は傾斜が増し、春の強い日差しに照り付けられ登りに飽きてくるころ山頂直下にある電波反射板の所となる。 山頂からは既に登頂を終えた6名ほどのパーティーが下山してくる。 「山頂は直ぐ上ですよ。」と、声をかけられる。 

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10時38分、細長く見晴の利く標高1357.7mの笹子雁ガ腹擦山山頂に到着する。 山頂からの眺めは絶景で、苦労して登ってきた事が充分に報われる。 ザックを降ろすのも忘れて、景色を眺める。 南アルプスが甲斐駒ケ岳から北岳、悪沢岳まで見え、白い雪を被った八ヶ岳は春霞の上に浮かんだように見える。 東側は滝子山から小金沢連嶺の大菩薩まで眺められる。 写真を撮ったりしている内に、後続のパーティーが次々に到着する。 

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狭い山頂に何時までも居ると次の登山者に迷惑になるので、11時丁度に米沢山を目指して出発する。 細長い山頂を端まで行くと標高差100m強の急な下り坂が始まる。 所々にロープが張られ木の根が入り組んだ坂を慎重に降りて行く。 所々、傾斜が緩むがその先は下が見えないような急坂が何度も現れる。 鞍部に降りると直ぐに登りが始まる。 標高差30m程度のピークを3つ程越えながら、徐々に標高を稼いで行く。 稜線上の道は新芽の出ていない雑木に囲まれ、明るく気持ちが良い。 ここの稜線直下は中央高速、甲州街道、JRのトンネルが貫通している。 

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丁度、3つ目のピークを越えたJRのトンネル上部あたりの鞍部より、米沢山へ標高差130m程の登りが始まる。 長い登り一辺倒の坂を登り切り、12時09分に米沢山山頂上に到着する。 周りを雑木に囲まれているが、まだ若葉が出ていないため展望もある。 狭い山頂であるが、暫く休む。 この先、まだ行程は半分で更にお坊山を越えてゆかねば下山できず、先を急ぎ12時25分には出発する。

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お坊山まで比較的大きなピークを二つばかり超えて行かねばならない。 先ずは標高差50m程を降下すると、直ぐに同じ様な標高差の登りが始まる。 ピークの上部は岩場となり鎖が設置してある。 ピークを越え鞍部へ降りるとここから更に標高差100mの登りが始まる。 意外に痩せ尾根で、所々鎖場もある急登である。 急登を登り切ると標高1412mのピークとなり、一度降下してお坊山への最後の登りとなる。 日当たりの良い登山道で汗がにじみ出てくる。 

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13時15分、今日最後のピークであるお坊山山頂に到着する。 山頂は笹子雁ガ腹摺山より見晴らしがよく、南アルプスの聖岳まで見える。 正月明けの天気の良い時期に来れば、南アルプスがもっと良く眺められるように思える。 そうこうする内に、後続の大パーティーが到着し、山頂は満員となる。 13時30分、後続パーティーに山頂を譲り、我々は大鹿峠へ向けて下山を開始する。 山頂から続く広い稜線に登山道は付けられ、直ぐにお坊山東峰の分岐となる。

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分岐を左折すると広い山腹に九十九折れの緩い快適な道が続くようになる。 徐々に稜線が狭くなり25分ほどで大鹿峠に到着する。 大鹿峠から門井沢に続く谷間は崩壊が進み、大きく抉れている。 峠のベンチで5分ほど最後の小休止をとり、後続のパーティーと入れ違いで14時丁度に田野景徳院へ向けて下山を始める。 峠からは一度送電線の鉄塔の建つピークに登り、ここから送電線に沿って降り始める。 この登山道はプラスチックの土留めで階段が丁寧にこしらえてある。 暫くは緩やかな道を進むが、所々急坂となる。 途中、送電線が交差する所を過ぎ、更に標高が下がるに従い植林帯が増え、ついには完全に植林帯の中に付けられた登山道となる。 

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登山道が尾根道から大きく外れると突然眼下に民家が見えるようになり、田野景徳院の奥社の前を通過する。 奥社を過ぎるとフェンスとなり、フェンスの扉を潜ると民家脇の舗装道路となる。 民家の間を抜け、田野景徳院下には15時08分に到着する。 駅までのタクシーを呼ぼうと道路沿いの民家に尋ねると、「もう直ぐ村営バスが来るので、それに乗ったほうが良い。」と云われる。 云われて数分後にはバスが現れ、手を上げると止まってくれる。 15時11分、田野景徳院下を後に甲斐大和駅へと向かい、駅からは予定していた15時30分の電車で戻る。 町田には16時10分に到着する。 




費用
電車代(町田→笹子)¥1280/人
バス代(田野景徳院下→甲斐大和) ¥100/人
電車代(甲斐大和→町田)¥1280/人

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