11月22日から一泊二日で両神山へ行ってきました

2003年11月22日から一泊二日で両神山へ行ってきました。
今年最後の一泊山行は、百名山の一つである両神山を計画した。 両神山は川崎から見ると秩父の裏側にあたり、登山口までの交通のアプローチが悪い。 帰宅時間が遅くなっても良いのであれば、日帰りでも可能であるが余裕を持って一泊の山行とした。
 
画像


実施日:2003.11.22(土)~23(日)

参加者:2名

天候 :11/22:晴れ
11/23:晴れ
  
コース:
11/22
JR町田駅改札集合→(JR八王子、東飯能経由)→西武秩父→(バス小鹿野町役場経由)→日向大谷口→会所→八海山→清滝小屋→両神神社→両神山→両神神社→清滝小屋
11/23
清滝小屋→八海山→会所→日向大谷口→(バス小鹿野町役場経由)→西武秩父→(東飯能、八王子、町田経由)→町田


山行内容
11/22
11月二回目の三連休スタートは前回と違い大陸の高気圧が張り出し、気温は下がるが天気が良くなった。 星の瞬くなか、町田に向かい5時50分にはJR町田駅で友人と合流する。 何時ものように着替えを駅のコインロッカーに預け、5時55分の電車で八王子へ向かう。 八王子からは6時32分発の八高線へ乗車する。 八高線などめったに乗る事はない。 登山口の秩父へ行くのは、池袋より西武線で行くのが一般的であるが、八高線を上手く使用するとコストも時間も節約できる。 東飯能で7時24分発の西武秩父線に乗り換える。 単線の電車が進むにつれ山の中へ入ってゆく。 正丸峠の下を貫く長いトンネルを抜けると急に開けた秩父盆地となる。 8時10分に終点の西武秩父駅へ到着する。 この駅は単線の駅にしては立派で、駅前にはお土産屋が軒を連ねている。 もっともこの駅は登山より秩父巡礼の拠点と云っても過言でない。 ここから8時25分発の町営バスに乗車し小鹿野町役場まで向う。 街道沿いには昔から代々続く旅籠やお店、酒蔵が並んでいて、目を楽しませてくれる。 一緒に乗車した中年の女性はバスの中で巡礼のための白装束を纏い、途中のバス停で下車する。 秩父には34箇所の観音霊場があり、バスの車窓からもその幾つかが眺められる。 小鹿野町役場から接続している両神村営バスに乗り変える。 両神村役場までは比較的広い道路を走るが、そこから先は薄川に沿って谷間の細い山道を進む。 このあたりは昔養蚕が盛んであったのか、殆どの民家の二階へは重量物を吊り上げるウインチかリフトがつけられている。 9時43分、バスは終点の日向大谷口に到着し、10名程度の登山者が下車する。
 画像
家を出てから実に4時間30分掛かっての到着である。 日向大谷口のバス停付近には何箇所かの駐車場があり、既に多くの自家用車が駐車している。 バス停で出発の準備を済ませ、9時53分に出発する。 舗装された坂道を道沿いに歩くと数分で立派なチップ制トイレの前に出、直ぐに登山道の入口となる。 ここには少し前まで二軒の民宿があったが、現在は一軒のみが細々と営業を続けている。 自家用車で日帰りする登山客が増えたのか、年々利用者が減ってきたのであろう。 多少古いガイドブックには、日向大谷口から日向大谷まで30分程度かかるように書かれていたが、実際には5分程度であった。 恐らくその当時の日向大谷口バス停は、もっと離れていたのであろう。 登山口のポストへ登山届を入れ、日当たりの良い斜面をトラバースするように進むと、直ぐに樹林帯の中へ入り大きな鳥居をくぐる。 登山道は薄川の左岸を高巻くように付けられ、小さな枝尾根を幾度となく越えるようになる。 南向きの斜面の登山道は晩秋の日を受けて暖かく、紅葉が目を楽しませてくれる。 この両神山山域は、岩山のため表土が薄く植林に適していないため、自然林のままである。 暫く進むと登山道は一度薄川から離れ、七滝沢に沿うようになる。 少し降ると日向大谷コースと七滝沢コースの分岐である会所を通過し、七滝沢を渡って再度薄川に沿うようになる。
 
画像
このあたりの登山道は、二週間ほど前に登った千曲川源流のような薄暗い場所である。 登山道の脇には所々石仏が置かれている。 薄川に出合うと今度は沢の水辺近くの登山道となり、4回ほど沢を横切る。 沢を離れ10分程急登を登ると、八海山の標識がある所になる。 10時58分、八海山の標識の所で小休止をとる。 ここにも石仏がおかれている。 このあたりまで登ってくると日の光が届き明るくなる。 行動食を軽く食べ直ぐに出発する。 急登の続きを上り詰め、傾斜が緩くなった所を進むと弘法の井戸となり、チョロチョロとパイプの先から水がこぼれ落ちている。 井戸の脇に置いてあったコップで呑んでみる。 冷たくて美味しい。
 
画像
弘法の井戸を後に10分ほど進むと、今日の宿泊場所である清滝小屋が谷の上部の見えてくる。 11時40分、清滝小屋に到着する。 早速、小屋の宿泊手続きを行い、ザックを小屋へデポしカメラだけ持って、11時54分に両神山の山頂へ向かう。 小屋の裏手から続く登山道を少し登ると、七滝沢コースへの分岐となる。 ここから標高差250mの急登となる。 所々が鎖場となっているが、鎖を頼る必要もなく登れる。
 
画像
傾斜が緩くなると直ぐに鳥居のある両神神社となる。 鳥居をくぐると参道の両脇に狛犬があるが、どう見ても犬には見えない。 もっとも狛犬は架空の動物で、獅子であったりする。 12時30分に神社を通過し、一度僅かに降るとまた高度差100m程度を登り返す。 山頂に近づくに従い、岩山となってくる。
 
画像
12時52分、狭い両神山山頂に到着する。 山頂は、早朝登山口を出発した登山者で埋め尽くされている。 山頂からは、奥秩父の雲取山、甲武信岳、金峰岳とその後ろに富士山、西には八ヶ岳、北西には浅間山が眺められる。
 
画像
暫くして、山頂標識の脇が空いたので記念写真を撮る。 少し場所を空けると直ぐに別の登山者に割り込まれてしまう。 やっとの思い出記念写真を撮り終え、13時13分に清滝小屋へ向かって下山を開始する。 13時30分に両神神社を通過し、これから山頂へ向かう登山者をやり過ごし、先行する下山者を追い抜き、13時49分に清滝小屋へ到着する。 既に谷間の小屋は日陰となり、気温は7℃しかない。 先ずは今日の寝床を確保し、宴会用の食料や炊事道具を持って屋外の自炊場へ向かう。 炊事場には水道がひかれ、水の心配は無い。 屋外は少し寒いが小屋の中は火気厳禁のため仕方がない。 先ずは友人持参の日本酒に燗をつける。 次に玉葱とコンビーフを炒め、赤貝の缶詰を温めて酒の肴とする。 宴会をやっている近くに外人が一人寒そうにしていたので誘ったが、のってこない。 1時間半ほど外での宴会を終了し小屋の中へ入る。 外人は単独で小屋泊まりが初めてらしく、寒そうにしているので、紅茶を沸かしてご馳走する。 そうする内に、小屋番がストーブに火を入れてくれ、小屋の中に居た6名がストーブの周りへ集まる。 外での酒が全く利かなかったので小屋から再度お酒を調達し飲む。 集まった登山者と話をしていると、その内の一名は私の地元から来たとの事であった。 16時ころに夫婦連れ2名が到着し、更に外国人を含む筑波から来た7名パーティーが到着する。 夕食まで暖かいストーブを囲んで皆が集まりおしゃべりが始まる。 17時30分に夕食が始まる。 食事はカレーライスでセルフサービス食べ放題。 夕食後も外国人を入れての雑談が続く。 会話の大半が英語である。 18時30分に飲みすぎた私は一足早く床へ着く。
 

11/23
夜中に何度となく目が覚め時計を見るがまだ夜中である。 ストーブの火が殆どなくなり小屋の中は冷え切っている。 4時40分に我慢しきれず布団から抜け出し、トイレへ向かう。 トイレの帰りに空を見上げると星が瞬いている。 気温は0℃とさほど寒くない。 暫く外で星を眺めていると小屋番がお茶をご馳走してくれる。 5時に小屋番はストーブに火を入れ発電機を動かす。 5時30分に朝食の支度ができ、各自で朝食を摂る。 今日の行動は下山のみのである。 日向大谷口9時54分発のバスににあわせて下山する事とする。 7時頃には、両神山を登頂する登山者が全て小屋を後にする。 筑波の7名パーティーは7時10分に日向大谷へ向けて下山してゆく。 誰もいなくなった山小屋は、静けさが戻り小屋に飼われている犬が寂しそうにしている。 7時32分、我々も下山を開始する。 弘法の井戸を過ぎた所で衣服の調整を行い、薄川の沢辺に降りた所で先行する筑波の7名パーティーを追い越す。 途中、登りの登山者に道を譲りながら降り、日向大谷には8時58分に到着する。 トイレに立ち寄り、9時05分にバス停脇の東屋に到着する。 バスの発車時間まで余裕があるので、日のあたる東屋で紅茶を沸かしパンとお菓子を食べる。 9時35分にバスが到着する。 バスから降りてくる登山者を眺めていると、見た顔が居る。 なんと、11月1日に甲武信岳の小屋で一緒に飲んだ若者であった。 挨拶をして直に別れる。 バスは9時54分発であるが、時間に余裕があるとの事で10時01分に日向大谷口を出発する。 10時40分に小鹿野町役場に到着し、11時04分のバスで西武秩父駅へ向かう。 西武秩父からは12時00分の電車に乗車し、往路を逆にとんとん拍子で帰途につく。


費用
電車代(町田→西武秩父)@¥1、280
バス代(西武秩父→小鹿野町役場)@¥460
バス代(小鹿野町役場→日向大谷口)@¥410
小屋(一泊二食)    @¥5、000
バス代(日向大谷口→小鹿野町役場)@¥410
バス代(小鹿野町役場→西武秩父)@¥460
電車代(西武秩父→町田)@¥1、280


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック