10月11日に一泊二日で山仲間と甲斐駒ケ岳を登ってきました

2003年10月11日に一泊二日で山仲間と甲斐駒ケ岳を登ってきました。
今年の春に女性の山仲間が「行きたい」と云いながら亡くなった、甲斐駒ケ岳への山行を計画した。 当初、彼女のんの親友であった山仲間も参加する予定であったが足の不調で参加を断念し、さらに広河原より入山する予定であったが、夜叉神と広河原の間での崖崩れ復旧が遅れ長谷村の戸台より入山することにした。

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実施日:2003.10.11(土)~12(日)

参加者:3名

天候 :10/11:曇り後雨
10/12:曇り時々雨
    
コース:
10/11
JR町田駅改札集合→(JR八王子経由)→茅野→(レンタカー)→仙流荘→(村営バス)→北沢峠→北沢長衛荘→仙水峠→北沢長衛荘
10/12
北沢長衛荘→仙水小屋→仙水峠→駒津峰→甲斐駒ケ岳→駒津峰→双児山→北沢峠→(村営バス)→仙流荘→(レンタカー)→茅野→(JR八王子経由)→町田



山行内容
10/11
週末は天気が良く行楽日和とのことであったが、前日の天気予報でがらりと変わり土曜日は曇りで夜から雨が降り出すとの予報となった。 集合予定より少し早い6時25分にJR町田駅で何時もの山仲間と私が集合し、ホームに降りてもう一人の仲間を待つ。 6時30分、町田発の電車内で全員集合し八王子へ向かう。 八王子からは7時29分の特急に乗車予定であったが、7時01分発の臨時特急「あずさ」自由席に乗車できる。 車窓から山を眺めながら茅野へ向かい、8時55分に到着する。 

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駅前のJRレンタカーでレンタカーを借り、山仲間の運転で9時11分に茅野を後にする。 茅野から殆ど信号のない国道152号線で杖突峠を越え、高遠を通過し、美和湖の湖畔を通り、戸台口より国道を離れ黒川沿いに仙流荘へ向かう。 9時58分に仙流荘に到着し、車を無料の長谷村村営駐車場へ停め、着替えを車内にデポして村営バスの発着所へ向かう。 発着所で登山計画書を提出後、北沢峠往復の乗車券を購入し10時20分発定期バスに乗車する。 バスは過って森林鉄道であった場所を戸台大橋まで走り、そこからは戸台川左岸の尾根中腹へ九十九折れをのぼり、南アルプス林道を北沢峠へ向かう。 

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標高1200mを越えると対岸の甲斐駒ケ岳より続く鋸岳、横岳の山腹に紅葉が現れ始める。 北沢峠に近い大平荘を過ぎると林道は砂利道となり、11時丁度に北沢峠に到着する。 バスを降りる、直ぐに今日の宿である北沢長衛小屋へ向かう。 小屋へは、砂利の林道を広河原寄りへ少し降り、左へ道を分け10分程で到着する。 色とりどりのテント場の横を抜け長衛小屋へは、11時11分に到着する。  直ぐに宿泊の手続きを取ると、本日最初の宿泊者となる。 寝床は二階の窓際で、布団一枚に一人とゆったりしている。 荷物を寝床においてカップラーメンを購入し、外のベンチで昼食を摂り昼から持って来た酒を飲む。 ベンチから梢越しに魔利支点の頂上部が白く光って僅かに望められる。 暫くすると仙水峠を往復する30~40名のツアー登山者が小屋の前で昼食を取り始める。 12時45分、一度寝床に戻り山仲間と私で散歩に出かける事にする。 もう一人の仲間は風邪が抜けず昼寝をとる。 

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12時58分カメラとストックのみを持って仙水峠へ出発する。 小屋前の北沢に架かった丸太橋を渡り、沢の左岸をえん堤を幾つか越え樹林帯の中を緩やかに登ってゆく。 途中道は2度沢を渡り15分程で仙水小屋直下に到着する。 ここで先行するツアーパーティーを無理やり追い越し、喘ぎながら仙水小屋を通過する。 ここから少し登ると変成岩がゴロゴロした斜面の縁に出、樹林帯の外に出る。 這い松の間を縫うようにゴロタの上を進み、13時36分に仙水峠に到着する。 

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峠には大勢のツアー登山者が休憩をとっている。 ここから眺める甲斐駒ケ岳と魔利支点は圧巻である。 明日の甲斐駒ケ岳登頂時にもここを通過するが、夜明け前で何も見えないため、我々も記念写真を撮り13時50分に下山を開始する。 下山を開始して直ぐにツアーパーティーの後部に追い着き、また無理やり追い越す。 14時26分、北沢長衛小屋へ到着し部屋から食料を持ち出してまた酒を飲み始める。 暫くすると寝ていた山仲間も酒宴に加わる。 17時に小屋の狭い土間の一角にテーブルを置いただけの食堂で、夕食を摂る。 おかずは鶏肉とマカロニサラダ。 夕食後やる事も無く、明日の早立ちのために18時前に寝床に着く。 22時頃より雨が降り出し屋根をたたく音が大きくなる。


10/12
 2時45分に目が覚め、ザックを持って一階の土間へ降りる。 小屋の宿泊者はまだ夢の中である。 外は霧雨が僅かに降っている。 寝ている宿泊者の迷惑にならぬよう外へ出て靴を履き、朝食の弁当を食べる。 雨雲を通して満月の月明かりが、あたりをぼんやり明るくしている。 3時39分、スパッツと雨具の上着をつけ、キャップランプを灯し小屋を後にする。 コースは昨日明るい内に歩いているので比較的容易に判る。 25分程で仙水小屋に到着し、雨も止み暑くなってきたので合羽の上着を脱ぐ。 風邪気味の山仲間は合羽上下とセーターまで着込んでいるので大汗をかいている。 峠手前の石が積み重なった所まで来ると、雨で岩が濡れトレースが判り難い。 ルート探しに意外と手間取り、4時52分に仙水峠に到着し小休止を取る。 仙水峠からは、駒津峰へ突き上げる樹林帯の急登の尾根となる。

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尾根幅が狭い為トレースを外す事はなく、順調に高度を稼ぐ。 5時30分を過ぎ標高2600mの森林限界を越えると急にあたりが明るくなり始め、キャップランプの灯を消しても歩ける明るさとなる。 このあたりから昨日より不調を訴えていた山中が遅れるようになる。 右にガスのかかる甲斐駒ケ岳を眺めながら登り、6時11分に駒津峰の頂上部へ到着し小休止をとる。 高曇りの空から時々雨が落ちてくる。 登ってきた仙水峠をはるか下に見下ろすと、後続の登山者のキャップランプが光る。 駒津峰からは暫く歩きにくい段差の多い岩稜帯を降り、小さなピークを越えると直ぐに大きな岩のある六方石となる。 

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六方石から少し登ると甲斐駒ケ岳への直登ルートと南斜面をトラバース気味に登るルートの分岐となり、我々はトラバースルートに入る。 一度高度を下げ真っ白な花崗岩の砂れき道を進むと、魔利支天への分岐となる。 白い砂の上は雪渓の上を歩いているような錯覚を起こす。 魔利支天と甲斐駒ケ岳の釣り尾根に上がり、7時30分に頂上直下の岩場で小休止をとり、腹にエネルギーを押し込む。 ガスの切れ間から鳳凰三山の地蔵岳やそれに重なる富士山の頂上部が遠望でき、反対側には仙丈岳が眺められる。 

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遅れていた山仲間は更に上部の岩場まで進みエネルギー補給とエネルギーカスの処理を行う。 甲斐駒ケ岳山頂は、頂上部より北東に伸びる尾根から登って来た登山者が既に立っているのが眺められる。 頂上直下の急登を登り8時丁度に甲斐駒ケ岳山頂に到着する。 

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早速記念写真を撮る。 残念ながら頂上部がガスに覆われ遠望は望めない。 凡そ20分間山頂に滞在し下山を開始する。 駒津峰までは登りのルートを下山し、9時14分に駒津峰にて小休止を取る。 駒津峰頂上部は往路時と異なり多くの登山者が休憩をとっている。 ここからは双児山を経由して北沢峠に直接下る。 暫くは見晴らしの良い稜線を降り、双児山の登りあたりから森林の中へ徐々に入ってゆく。 この登りは意外にしんどい登りである。 9時58分に双児山に到着し小休止を取る。 調子の悪い山仲間が今度は右膝の不調を訴えサポータを着ける。 ここから先に降ると甲斐駒ケ岳が見えなくなる。 

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双児山から樹林の中の九十九道を下り続け、予定より早く11時38分に北沢峠に到着する。 長谷村村営バス乗り場の待合テントには、既に20名ほどの登山者がバスを待っている。 我々もテントの中に入り乗車順番を確保する。 5分ほどすると雨が降り出す。 バスは定員の28名が溜まると臨時便が運行され、11時50分に臨時便が仙流荘へ出発する。 仙流荘到着は12時35分で、到着後直ぐにレンタカーに乗車し、山仲間の運転で茅野へ向かう。 13時37分、茅野に到着し、ラーメン屋へ入る。 茅野からは予定より早い14時28分発の臨時特急に乗車し帰途に着。

 
費用
電車代(町田⇔茅野、特急片道指定席分)@¥9950
レンタカー代(ガソリン込み)@¥19000
小屋(一泊二食)    @¥7000
バス代(往復荷物)   @¥2600



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