9月20日から山仲間と唐松岳、五龍岳を登ってきました

2003年9月20日から山仲間と唐松岳、五龍岳を登ってきました。
9月の定例山行は常念岳を計画していたが、参加予定のメンバーが行けなくなり、友人と二人となった。 昨年も常念へ行っているため、一週間前に急遽行き先を唐松岳と五龍岳へ変更し、山仲間に無理を云って夜行の指定券を購入してもらう。
 
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実施日:2003.09.19(金)~21(日)

参加者:2名

天候 :9/19:晴れ
     9/20:曇り時々雨
     9/21:雨
    
コース:
9/19
JR町田駅改札集合→八王子
9/20
八王子→(JR松本経由)→白馬→(タクシー)→白馬山麓駅→(ロープウエイ、リフト)→八方池山荘→唐松岳頂上山荘→唐松岳→唐松岳頂上山荘→五龍山荘→五龍岳→五龍山荘
9/21
五龍山荘→西遠見山→中遠見山→地蔵ノ頭→アルプス平→遠見→(タクシー)→神城→(松本、八王子経由)→町田


9/19
9月に入り朝晩は、昼間の暑さが無くなり過ごし易くなった。 しかし、台風15号が沖縄を過ぎ本州に近づきつつあり、前線も南下し本州に横たわり、明日以降の天候は望めそうも無いまま集合場所の町田へ向かう。 21時45分に、JR町田駅改札前で集合を完了する。 少しでも荷物を軽くするために、着替えを町田のコインロッカーへ預ける。 先ずは、いつも通りちょいと一杯引っ掛けてゆく事とした。 小田急線の町田駅に程近い赤提灯へ立ち寄り、一時間ほど飲み23時25分頃JR町駅へ向かう。 町田駅を23時47分発の電車へ乗車し、八王子駅には日付が変わった0時過ぎに到着する。 八王子からは0時40分発の「ムーンライト信州82号」に乗車する。 この列車は、快速で全席指定である。 我々はグリーン席が取れなかったため、二人でワンボックスの指定券を購入し足を投げ出しゆっくりと寝てゆく。 車内は殆どが登山客である。
 

9/20
列車が松本と信濃大町の中間点を過ぎた4時30分頃に目を覚ます。 まだ外は暗く窓の外が見え難いが、路面が湿っている事は判る。 信濃大町を過ぎると乗客は極端に少なくなる。 白馬駅に近づくに従い明るくなり窓から見える山並には低く雲が垂れ下がり、小雨を降らしている。 5時38分に列車は終点の白馬駅に到着する。 連休であるが降りる乗客数は極端に少なく30名もいない。 八方尾根のロープウエイ始発は7時30分で、タクシーの運転手に進められるまま駅前の立ち食い蕎麦屋で朝食代わりに蕎麦を食べる。 

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6時05分、駅前にいても仕方ないので、タクシーでロープウエイの白馬山麓駅へ向かう。 8分ほどで山麓駅に到着したが、さすがに誰もいない。 7時近くになると登山客が少しづつ増え、20名ほどとなる。 7時25分、予定の始発時間より早くロープウエイに乗車し、出発地点の八方池山荘を目指す。 ゴンドラが標高を増すに従いガスが濃くなり絶望感に襲われるが、ロープウエイからリフトを2本乗り継ぐ間、白馬の稜線がガスの切れ間から僅かに眺められ多少の期待をもたせる。 7時50分に八方池山荘に到着したが、周囲はガスに囲まれ何時雨が降り出しても不思議でない状況となる。 雨合羽を着込み完全装備で8時丁度に登山を開始する。 尾根コースと湿原コースがあるが、整備の良い湿原コースを八方山ケルンの上部まで登る。 石畳の登山道は、霧で湿りやたらと滑りやすい。 石畳が終ると木道が始まり整備の行き届いた道である。 

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15分ほど登ると突然あたりの視界が開け、つい先ほどまで雲海の中にいた事が判る。 空は高曇りであるが、五龍岳やそれに続く稜線と遠く雨飾山や火打山、八ヶ岳まで遠望できる。 雨は降りそうも無く、快適な行動をするために8時23分合羽を脱ぐ。 8時30分に尾根上にあるトイレに到着し、友人が立ち寄る。 尾根に出ると白馬から続く稜線が荒々しく眺められる。 下ノ樺までは見晴らしの良い尾根上の道が続き、第二ケルン、八方ケルン、第三ケルンと続き八方池を眼下に見下ろしながら登る。 気温も低く高曇りで日も射さないので涼しく快適に登れる。 下ノ樺まで登ると登山道はダケカンバの林の中へ入り、尾根上から離れ南側をトラバースするように樹林帯の中を進む。 八方尾根上の2361m地点の直下を過ぎると道は尾根上へ戻り、少し登ると小さな丸山ケルンのある丸山に着く。 9時51分、見晴しの良い丸山で小休止をとる。 丸山からは主稜線上の牛首が直ぐ上に眺められる。 

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丸山から上部は徐々に岩稜帯となり、鎖が取り付けてある所も現れる。 丸山から30分ほどで主稜線に飛び出し、剣岳が突然目に飛び込んでくる。 

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10時33分、唐松岳頂上山荘に到着しベンチにザックを置いて空荷で唐松岳山頂へ向かう。 這松の中を山頂へ走るように登り、10時47分山頂に到着する。 山頂からは五龍岳への稜線が一望でき、剣岳もどっしりと構えて見える。 残念ながら白馬岳方面はガスがかかり見えなくなってしまう。

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台風も近づいているため、明日の五龍岳登頂を前倒しし天候が安定している今日中に登る事に決め、写真を撮って直ぐに山荘へ向かう。 11時02分、山荘で小休止をとり五龍山荘へ向かう。 牛首の黒部側をトラバースするように横切ると鎖の付いた長い岩稜帯となり、標高を徐々に下げてゆく。 岩稜帯が終ると九十九折の坂を大黒岳直下の鞍部まで下がる。 11時59分、大黒岳前の鞍部で小休止をとる。 今回は久しぶりにフランスパンとバターを行動食に持参したが、コンビニのおにぎりより美味い。 鞍部からは50mほどの標高差を持つ大黒岳への急登を登り、今度は標高差100mほど下ると、唐松岳から五龍岳間の最低鞍部を通過する。 最低鞍部からは白岳の頂上部を黒部側より巻き込むように登る。 白岳の遠見尾根分岐を過ぎると直ぐに五龍山荘が現れ、13時06分に到着する。 早速、小屋の宿泊手続きを行い、寝床の確保とザックを寝床に置く。 13時30分、カメラを持ち合羽の上着のみ着て五龍岳頂上へ向かう。 

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G0ノ頭とG2ノ頭は黒部側を巻くようにして通過し、頂上部に近づくに従い浮石が多くなり始め鎖場も出てくる。 14時19分、五龍岳山頂に到着する。 山頂は10名弱の登山者しか居らず、静かである。 鹿島槍ヶ岳へ続く荒々しい稜線が、人を寄せ付けぬように続く。 

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後ろを振り向くと白馬から五龍岳への稜線が続く。 何時までも眺めていたいが、雨が降り出しそうなので記念写真を撮って下山を開始する。 10分ほど下がった所で小雨が降り出す。 雨で濡れた鎖場を慎重に下り、15時04分に五龍山荘へ戻る。 寝床へ戻り、早速今日の登頂を祝して自炊部屋で友人持参のウイスキーを飲む。 自炊部屋に入ると屋根をたたく雨音が一段と大きくなり、外はついに本降り状態となった。 暫くして、場所を食堂に移し、更に16時には土間のテーブルへ移り17時まで他の登山者と話しながら飲む。 17時丁度に小屋の従業員より「夕食の支度ができた。」と案内があり、食堂へ向かう。 夕食は以前この山荘へ泊まった時と同じカレーライスで、お変わりは自由。 結構美味い。 私は二皿食べる。 17時30分に寝床へ戻る。 蚕棚の下部分の寝床は定員8名であるが、今夜の客数は我々を入れて6名と余裕があり、ゆったりと寝ることができる。 18時前には寝てしまう。


9/21
昨夜は早く寝たので、4時には目が覚めてしまう。 外は相変わらず雨が降っているが、気温は7℃と高い。 小屋の中の登山者は、まだ殆ど寝ている。 5時少し前に小屋の従業員より朝食を摂る様云われ、一番で食べる。 5時20分、合羽を着け完全装備で下山を開始する。 遠見尾根の下山ルートは、以前山荘の前のカール内をトラバースするルートがあったが、今回は閉鎖されている。 恐らく自然保護の観点で使用しなくなったのであろう。 そのため、昨日下ってきた白岳へ一度登り返し、唐松方面と遠見尾根方面の分岐点へ先ずは向かう。 雨は明け方ほどひどくないが、憂鬱にさせるには充分な降り方である。 白岳からは忠実に遠見尾根の背に沿っての降りとなり、白岳のピークを過ぎると傾斜が増し数箇所の鎖場が現れる。
 
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ガスの切れ間から時折見える稜線を惜しみながら標高を下げ、6時17分に小さな池のある西遠見山で最初の小休止を雨の中でとる。 ここから先は鎖場など無く6時41分に大遠見山を通過し、7時10分に中遠見山で再度小休止をとる。 中遠見山には小さなケルンがあり、多くの慰霊碑がある。 つい最近のものでは、昨年の3月に二名がこの尾根で亡くなっている。 遠見尾根は小さなアップダウンが幾つもあるが、不要になった枕木を使って登山道が見事に整備してある。 小遠見山にさしかかり、巻き道を巻くとアルプス平へ続くトレッキングルートとなる。 ここまでは一般のハイカーも上がってくるので、更に登山道の整備が良く晴れていれば見晴らしも最高であろう。 平坦な稜線を二ノ背髪、一ノ背髪と通過し、見返り坂を下ると地蔵ノ頭へ出る。 地蔵ノ頭からは10分程でリフトの乗り場となる。 8時13分にリフト乗り場に到着するが、まだ乗車時間でなく、係員より「テレキャビン駅まで歩いて下ったほうが速い。」との忠告に従い歩く。 途中、スキーゲレンデの中は整備された高山植物のお花畑となっており、気持ち良く降れる。 8時25分テレキャビン駅に到着し、雨のあたらない所で荷物の整理をし、テレキャビンで降りる。 テレキャビンを降り、直ぐにタクシーに乗車して神城駅に9時4分に到着するが、運悪く3分前に列車は発車した後となる。 結局一時間後の10時発の各駅停車で松本へ向かう。 松本到着が11時32分で、途中下車して豚カツ屋「華連」へ立ち寄り12時53分発の「あずさ62号」に乗車し、八王子を経由して町田へ戻る。
 

費用
電車代(町田→白馬、指定席二席分)@¥5640
タクシー代       @¥1090
ロープウエイ、リフト  @¥1400
小屋(一泊二食)    @¥8700
テレキャビン      @¥ 840
タクシー代       @¥ 820
電車(神城→町田:特急自由席)@¥6720

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